私が出会ったカッコイイ大人たち
こんにちは。
江崎愛です。
前回はカッコイイ大人の社名が決まった時のエピソードをお話しましたが、今回はこんな人になりたい!!と思ったカッコイイ大人たちをご紹介していきます。
2006年、起業したての頃は本当に何もわからずにすべてが手探りでした。
今までは会社員としてテレアポだけで営業をしていたので、いざ会社から一歩出ると全く知らない世界でした。
当時は交流会もほとんどなく、交流会の存在すら知らなかったので人脈0の私はmixiやモバゲーでアポを取ったりしていました。 ※懐かしすぎるw
ただ、SNSからアポを取るのは時間がかかるので同業の仲間から交流会情報を聞き、ドキドキしながら行ったら30人くらいのスーツを着た人たちが密集してひたすら名刺を交換している・・・
初めて見る光景に衝撃を覚えるとともに、新しい世界にワクワクしていました。
そうしたら、面白いほどアポが取れる!!
向こうからお茶しましょう!情報交換しましょう!と連絡が殺到し、喜んで会いに行きました。
すると・・・お察しの通り全員何かの勧誘でした(笑)
ネットワークビジネスをしている人に、江崎さんいい人だから誰か紹介しますよ!と言われヤッターと思って会いに行くとその人のアップ(上司)だったというのはもう数えきれないほど・・・
玉砕の連続で全く自分の話を聞いてもらえない・・・
人と会うのが怖くなったりもしました。
一体どうやって人を見極めたらいいのだろう??
みんなはどうやって見極めているのだろうとそこにアンテナを張りながら人と会っていました。
そこでまず分かったこと。
当時はかなりの人、いやほとんどが、自分の方が稼いでいるか、肩書は何か、会社の規模は勝っているかということを見て、自分が勝っていればマウンティングし、負けていればその人に従うというシンプルな縮図が
見えたのです。※あくまでも個人的な意見です
当時20代だった私は、年齢でマウンティングされ、起業年数でマウンティングされ、女性ということだけで鼻で笑われたこともあり、家に帰って悔し泣きすることがたくさんありました。
そんな時に出会った人がSさんでした。
Sさんは某外資系保険営業マンで旦那さんの保険の担当でした。
私の担当にもなってもらい、保険以外にも仕事の相談にたくさん乗ってもらいました。
果たして私はやっていけるのだろうか・・・と自信もない、不安だらけな時に「女性こそ強いよ!愛ちゃんは考えも深くて真っすぐで頭もいい。これからの時代はそんな人が成功するべきだ!」この言葉に何度も救われました。
もちろん保険の担当なので励ましてくれるのは当たり前かもしれませんが、私には薄っぺらい誉め言葉にはどうしても思えなくて10年以上経った今でも、私がここにいるのはこの言葉のおかげだと思っています。
スペックや肩書で判断するのではなく、その人に心から興味を持ち、本質を承認する。
実はダイヤモンドの営業をしていた時に私を育ててくれた上司もそんな人だったなと思い出しました。
落ちこぼれ社員でみんなは私を馬鹿にしていたけれど、同期がテレアポでガチャ切りされるたびに「切られたー」「やだー」と叫んでいる中私だけが無言で淡々と電話をかけ続けている姿を見て【素質があるかも。この子
を育ててみたい】と思ってマンツーマンでトレーニングしてくれたそうです。
そして「江崎は凄い営業マンになるよ。」と言い続けてくれ、私も絶対それに答えたいと頑張ることができました。
ずっと日の目を見なかった私だけれど、本質を見てくれて理解してくれたことを本当に感動しました。
そして、私もこんな素敵な営業マンになって愚直に頑張っている営業マンの支えになりたいと思うようになりました。
あの悔しさがあったからこそ余計ですね。
次回はまた別のエピソードをお届けします。
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