Notionというアプリがあります。
最近流行ってるやつですね。
色々細かくカスタマイズできて、なんでも使えます。

実際に、ネット上をみると、Notionのすごい活用例をたくさん見ることができます。

しかも、ありがたいことに——Notion開発側の意図的な仕掛けなのか——そのすごい活用例をテンプレート化してくれていて、お手軽に試してみる、取り入れることができます。
すごいですよね。

……とここまで書くと、僕の文章を読んでくれている大変物好きな人（いるのか？）は大体オチが読めてきたかと思います。

何一つモノにならなかった、という事実があります。
タスク管理から、なにからなにまで、さまざまな活用例をお手軽に試せるにも関わらず、そのすべてが派手に失敗したということです。

よくよく考えてみれば、それもまた当然のことかも知れません。

すごい活用例をしている人は、色々な考えのもとに、結果としてすごい活用例に辿り着いたのであって、その上っ面だけをコピーしても、その領域、その視野にたどり着いていない僕では、本当にそのテンプレートの意味するところを理解できなくて使いこなせないのでしょう。

そういうことにしたいと思います。
なぜなら最初に思いついた使いこなせない理由は「そもそも知能が低いのでは……？」だったからです。これ以上この話題に踏み込むと思わぬ精神的ダメージを受けそうです。

すごい活用例とか、すごい人を見て「うおおおお！！」ってなるのはいいのだけれど、真似をすればそっくりそのまま、いとも容易く同じ成果が手に入る、と考えてしまうことに問題があるんだろうなと思います。

すごい人の真似をする、ということ自体それなりに難易度が高いことで、結局のところ、できることしかできないんだよな、という現実です。

100を目指して0になるくらいなら、2を目指して1になったほうがマシなのです。
0が1になるんだから。

なので、高すぎる意識を低くして、自分にできることからやっていくしかないのです。
徹底的に意識を低くして、使えるところから使うべきなのです。

泥臭く使えるところが使う、できるところだけでもやる、を繰り返した先にしか進歩はないのです。

やれるところだけでもやろう！繰り返し続けていこう！

まあ別にNotionはもう使わないけども。