左うすぽー研究室

普段は左利きなんて意識せずに生きています。それでも左利きなんだと思わされる日常がある。…

左うすぽー研究室

普段は左利きなんて意識せずに生きています。それでも左利きなんだと思わされる日常がある。そんなことを日々綴りたい。

最近の記事

左利き用のカレースプーン。

ある日、左利き用のカレースプーンなんてのをいつものかっぱ橋の飯田屋の左利きコーナーで見つける。 そもそもカレースプーンという言葉を知らなかった。なんだろうと調べると、カレーを食べるスプーン。そのままだね。 いろいろとカレーを食べるのに特化したスプーンがあるなんてことを知りました。 その中でも左右非対称でカレーをとても食べやすくしたなんてスプーンがあるらしい。その左利き用。 買うよね。 そわそわと白米を炊き、引き出しの奥に眠っていたレトルトのカレーを温めて、カレーを食

    • こんな急須があっても良いんじゃないか。

      仲間たちと飲んでいて、久しぶりに会う友人が左利きだと気づく。 そんなことから左利きの話になる。 つくし文具店の店主に左利き用の定規を作ってくださいとお願いしたり。左利きの道具とか文具とか工具の店を作りたいんですって。 左利きってどれぐらいなんですかと問われて、10人に1人くらいの割合。 でも最近は左から右に矯正をあまりしないから小さい子たちはもう少し多いの印象なんて話す。 でも、左利きの友人が、もう右利きの道具を使うのに身体が慣れてるので、あまり必要を感じないだよねって

      • 右利きのグローブを右手にはめて野球をした。

        大谷翔平選手が、「野球しようぜ!」と日本のすべての小学校にグローブを寄贈するとお知らせ。 純粋に嬉しいと喜ぶ声が多い中、運用とか、ばらばらの児童数のことでいろいろな意見が出ている。使うのがもったいなく飾るかもとか。 そんな気持ちもわからなくもない。もしかしたら、そうしてしまう自分がいるかもなんて思ったりする。 満遍なく夢を届けるってのはこういうことなんだろう。 贈られるのは右利き用2つと左利き用1つの合わせて3つ。 左利き用が含まれていることが嬉しい。 小学生の頃

        • 左・左・左

          この前、5人でご飯を食べた時、3人が左利きだったんだ。 ただそれだけ。 でもそんなことが嬉しいんだ。

        左利き用のカレースプーン。

          左右兼用のオルファ(OLFA) 小型カッターA+ 215Bを使ってみた。

          最近のカッターはほぼ両刃のような気がするので左手で使ってもそんなに違和感なく切れるんだと思ってる。 でも、両刃だから定規に当てて切ろうとしたらエアカッター。線が付くだけで切れてないなんてことがあることも。 そして、小学生の頃、片刃の右用カッターで力を入れたらずるっと滑って、刃先が右手を目指してやって来て、心臓が飛び出してバクバクとした思い出。あの恐怖ったらなかったです。そのあと彫刻刀でやらかしたけど、それはまた彫刻刀の回で。 両刃とは両方の断面に刃がついてるやつ。そして

          左右兼用のオルファ(OLFA) 小型カッターA+ 215Bを使ってみた。

          月刊「左利きの女」。

          この世界はホントに右利きだから。そんな見出しで始まる極私的偏愛左利手女論。 焼き鳥屋さんで左手でビール飲んでると「あそこのテーブルのお客さんは左利きだから」って注文した焼き鳥が逆向きにさりげなく出てきたら「おおっ!」ってなるでしょに大きくうなずく。 左利きの彼女の語るたまにでもいいので普段とは違う「左利き」の視点を持ってほしいですに共感。マグカップのサンタクロースが振り向かなくても寂しいけど僕も軽蔑はしない。 左利きの女も男も普段は左利きなんて意識せずに生きている。それ

          月刊「左利きの女」。

          スープバーに左利きのレードルが沈んでいてもたぶん嬉しくはない。

          数年前のこと。左うすぽー二人で出かけた朝からの打ち合わせを終えての帰り道。お昼ごはんを食べようと帰り道にあるシズラーに入った。 ハンバーグのセットを頼んだような気がする。 サラダバーとスープバーのセット。 サラダをこんもりと皿に盛ったあと、カップを持ちスープバーのふたを開けるとあいつが沈んでた。右利きさんのレードル。左側がシュッとシャープに注ぐ口になったあれ。見た瞬間にブルーになる。 ため息をつきながら、左腕と右腕をクロスして、とても不自然な一瞬背伸びするような動作で注

          スープバーに左利きのレードルが沈んでいてもたぶん嬉しくはない。

          右で持つマウスと左で持つペンの相性。

          左利きはマウスを操りながら字が書けるなんて強がりで言ってるって思ってました。 だってそんなマウスを転がしながらペンを走らすなんて場面はそうないから。 たいていマウスはいったんほったらかすよね。 ノートとか紙を右手で押さえるのに。 でもいまマウスを握りしめて左で文字を書いてみたら思いのほか自然の所作。 いつも意識せずにこんなことしてたりするのかな。 これから意識をしながら相性を探ってみようと思います。

          右で持つマウスと左で持つペンの相性。

          左腕と右肘の葛藤。

          スタンドそばで一番右の端の席だけ空いていた。 冷やし天ぷらそばを啜っていると、左腕にコツコツと当たる左隣の兄さんの肘。 ちらと横を見ると、ガバッと脇を開き食べる兄さん。 たまにいるよね。 原チャリでパカっと足を開いて転がしている感じ。 たぶんサウスポーはそんな風には食べないと思う。 だって左隣に人がいるってだけで気を使うから。 少なくともおいらは。 ぎゅっと脇を閉めて食べる左腕にこつこつとぶつかる右肘。 小さなストレスがこつこつとたまる。 そんな3連休の始まり。

          左腕と右肘の葛藤。

          別に誰が困るって話ではないけれど。

          左利きのおいらと右利きのかみさんの衣装はクロゼットの中でお見合いする。

          別に誰が困るって話ではないけれど。

          ずっとほぼ日が、

          さかさま。

          ずっとほぼ日が、

          大事なところを蛍光ペンでマークするも、

          ゴールがわからなくて途中で挫折する。

          大事なところを蛍光ペンでマークするも、

          こんなふうに思ってる。

          自動改札で体捻るなんてのはもう沁みついた所作だからどうでもいいんだよ。

          こんなふうに思ってる。

          腕時計のリューズに凹む55歳。

          最近オサレに目覚めたのか、腕時計が欲しいと言い出した息子。高校2年生だしね、むしろ遅くないかと思いつつも、まだ腕時計が好きで身に付けていた頃の腕時計を屋根裏から探してくる。 それぞれの時計に思い出。 でもマウスを使うのに邪魔だからと使わなくなった腕時計たち。 おー、かっこいいねと息子が腕にはめる。 だろ。 この突起は何と聞くので、リューズと言って、それをくいっと引き出して時間とか合わせるんだよと教えてあげる。 あーこうやってと、腕に時計を付けたままリューズをいじる息

          腕時計のリューズに凹む55歳。

          サランラップの扱いがどうにも苦手です。

          サランラップの箱を持ち、ラップを伸ばしてバツンと切ってお皿を包もうとするも、ラップがくしゃくしゃになって役に立たないこと多々。本体の方も切れ目がわからくなって後から使う妻にめちゃ怒られます。 妻に左利きだからねと言い訳するけれど、これは関係ないとプンプンされてます。やっぱりこれはただのぶきっちょなんだろうか。 ネットサーフィンをして見つけたのは、昔のラップは刃の向きや刃の形状が左右非対称だったこともあり、クルッパしようとしても、ラップがぐにゅっと伸びてしまい、きれいにスパ

          サランラップの扱いがどうにも苦手です。

          左利きを考える、左うすぽー研究室。

          車のエンジンをかけるとポーンと軽快に8月13日は左利きの日ですと教えてくれた。 そうかそんな日があったなんて思い出す。 『左利きの日は左利きの生活環境の向上に向けた記念日である。1992年8月13日、イギリスにある「Left-Handers Club」により、右利き用だけでない誰もが安全に使える道具を各種メーカーに対して呼びかけることを目的に提唱・制定された。同日は提唱者の誕生日である』とのこと。 左利きとして55年、ずっと不器用だと思って生きてきました。トマトを切ろうと

          左利きを考える、左うすぽー研究室。