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【温故知新】創業者の遺した言葉を咀嚼・吸収してみる♪(16/30)

縁あってこの会社に入って、創業者が遺した多くの(多すぎるかも 🤔)言葉に触れた。私自身はそうでもないが、社員の多くの方はその言葉に心から共感していて驚いた。
折角なので、これらの言葉を私なりに&今の時代に照らすとどういう事なのかを考えてみる。それは私がずっと日系企業かついわゆる大企業と仕事をしている理由かも知れないが、日本はもともと創業者含めイノベーティブな起業家や企業が多く存在し、世界の生活を豊かにすることでさらに成長してきたのに今はそうできていないのはなぜか?もっとできるのではないか?に挑戦し続けているから。

ネタはここから。では、16個目。

「道」
自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。

この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。

松下幸之助 30の言葉

これは創業者の遺した言葉の中でもトップ5に入るよく知られた言葉でしょうね。本にもなってます。

私としては2つのポイントがあるなと思います。1つは無いもの/ことを嘆くのではなく、あるもの/ことをありがたいと思うという事。もう1つは歩まずして新たな景色は見えないという事。

1つ目の無いもの/ことを嘆くより、あるもの/ことをありがたいと思う事は私自身も日々強く意識している事です。できない理由を考えるより、どうやったらできるか?を考えるとか、「あれが足りない!」と叫ぶのではなく、「自分はこれを持ってます!」と叫ぶみたいなw
誰かの道に憧れて、自らの道をその人のものに近づけようと努力するというのもいいと思いますが、自分が持っているもの、自分に与えられているものを理解した上で考えるといいと思いますね。例えば、キラキラしているスタートアップの起業家に憧れることもあると思いますが、事業を興し、成長させ、世の中に広く価値を届ける事業にしていくのを1人で全部やれる人なんていません。自分ができる事、やりたい事、持ってるものを理解して、それを提示する。その提示がより多くの人に届くよう、いろいろなコミュニティに参加してその確率を増やす。無知の知の姿勢で接することで己が何を知らないかを知り、また己が何を持っているかを知る。この繰り返しが結果として前には見えなかった自分の道を見つけることにつながる気がします。私自身、振り返ってみてその繰り返しだったなと思いますね。

2つ目の歩まずして新たな景色は見えないというのは、まぁそりゃそうでしょって話なんですが、1つ目のポイントでも少し触れましたが、ただ歩くのではなく、考えを発信しながら、自ら持つものを差し出しながら歩くと「道をひらく」事ができるのではないか?ということです。あれが足りないからそれをどうやって獲得するか?と探しながら歩き、その結果として獲得できればいいのかも知れません。でも、その率ってそんなに高くないんじゃないかな?って思いますし、その時点で見えている道を行くだけになるんじゃないかな?「道をひらく」とは、やはり見えなかった道が見えたり、閉じていた小径に入れるようになったり、という事だと思うんですよね。だとすると、それは何かこれまでとは違う事、新しい事にトライしてみる必要がありますよね。小さくてもいいし、すぐ辞めてもいいけどトライはしてみる。変に何が正しいか、何が良い道かと考え構えるのではなく、日々少しの”異”を実践することだと思います。

PS. 道 ひらくで画像検索してたら大谷さんについて書いた本があったので、それを使用w まさに道をひらいている方ですねー♪


次回は、「青春とは心の若さ」を消化してみます♪
では、また~

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