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ハセガワ 1/48 スピットファイアMk.Ⅵ

クッソ暑くて最悪な戦闘機だ!!

これがR.A.F(英国空軍)初の高々度戦闘迎撃機として実戦配備されたMk.Ⅵのパイロット達の正直な評価。……という記事を昔、読んだ覚えがあります。

優雅な楕円翼を尖った翼端で延長し4翅プロペラ
ちょっと奇異な外観は魅力的で大好きです。

先進的な与圧キャビンは高度10,000mでの低温を想定しキャビン内にエンジンの熱で暖められた暖気(無調整式)を送り込みしかも密閉性を保つため2重ガラスのキャノピーは外側からボルト固定式に(当然飛行中の開閉は無理) 。しかし予想されていた高々度からの独空軍機の侵入は無く相変わらず中低高度での戦闘ばかり。夏でも革のアービンジャケットを着込んでいるパイロットたちは当然暑くて汗だくとなりたいへんだったそうです。

小池繁夫氏のBOXARTが素晴らしく是非このシーンを再現したいと思って制作しました。

 古いですがハセガワらしい素晴らしいキットです。基本的にほぼ素組みですがモーターと電池を仕込みプロペラは回転します。パイロットのフィギュアを他キットからの流用。首は右上方向きに加工し取り付けました。
 デカールは経年劣化でほぼ使い物にならず、マーキングは全体塗装と同時に随時手描きしてコーションコードなど小さいものだけはデカールを使用しました。サーフェイサーは使用せずにラッカー系塗料、筆塗りにて仕上げています。

アクロバティックな構図がよく似合うスピットファイア。
翼の外皮表面のたわみ具合がいいでしょ😚
余談ですが、
ラウンデルのマスキングの切り出しには「イージーカッティング」というグッツを使用しています。
フリーハンドで色々なサイズの真円がカットできるスグレモノです。

制作過程はまたの機会にアップいたします。

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