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教育虐待する前に、親は自分で勉強しろ!!

皆さまこんにちは。
私は50歳で博士号をとりました。
大人になってから勉強の楽しさに気づき
勉強を続けています。
あきることはありません。

私は、子どもの時に勉強しろといわれたことは一度もありません。

現在、教育虐待が問題になっていますね。

木下斉さんのボイシー【リクルートスタディサプリ教育AI研究所所長・小宮山利恵子さん対談〈2〉前半】教育虐待の歴史的背景と子どもの中高受験を経て考える「子供の成長」(2024/4/5 #1112 )をきき、

私の経験から、親は自分で勉強しろ!!ということを書きます。

なぜ勉強を始めたのか?それはドクターに売春婦みたいにつっ立っていやがって!といわれたから

最初に学び始めたのは、
31歳です。長男が5歳の時です。
日本女子大学の通信教育課程に入学しました。

なぜなら、学歴コンプレックスがあったからです。

そのきっかけとなったことを聞いてください。

私は以前、看護師で
個人病院の外来で働いていました。

脳外科外来についていた時のこと、
あることで機嫌を悪くした脳外科のAドクターが
私にむかって

「なんだよ、売春婦みたいにつっ立ていやがって!!」

と、言い放ちました。

私、
えっ?なに??いまなんつった???

女をバカにするなよ~~~
怒りマックス。

「はぁ~~~???

なにいってるんですか!!」

と、大きな声で言い返しました。
にらみつけ、闘争モード。
険悪の状況になりました。

「言っていいことと悪いことがありますよ!!!」

私がひかないので、
ドクターは事務長を電話で呼びつけました。

私とドクターがにらみ合い
一触即発の場面に
事務長が入ってきました。

事務長は私とドクターの顔を
交互にみて戸惑っていました。

そして、事情をきかず
ドクター側につき、
私をなだめはじめました。

本当にむかつく。

事務長も。

前から変なドクターだなと思っていましたが、
最低の男でした。

この時、心に誓いました。

看護師もバカにされないように
勉強をしなきゃいけない!!と。

この時の最終学歴は専門学校でした。

通信教育で学ぶ大人は前から並ぶ

通信教育の大学で学ぼうと思い、
調べ始めました。

条件は、
最後までやり通せそうな学部、
子どもを預ける保育園がある
泊まらなくてもスクリーニングに通える場所にある、

適したのが日本女子大学の通信でした。
場所は東京都の目白です。

通信教育は夏休みに
スクリーニング授業を受ける必要があります。
単位が決まっていて、これは必修です。
大学にいきリアルな授業を受けます。

そこでビックリしたのは
学生は高齢女性も多く、
みんなやる気まんまんで、
席が前から埋まっていくことでした。

先生はさぞかしやる気がでることでしょう。

学歴コンプレックスの方、
学ぶ機会はありますよ。
通信教育はどうでしょうか?

どんだけ頑張って100点を取ろうと思っていも
とれないんですよ。

子どもの気持ちがわかりますよ。

生い立ちか遺伝か?

子どもの頃一度も勉強しろと言われたことはありません。
私の両親は中卒。

母親は農家の手伝いで、繁忙期は学校を休ませられたそうです。

そのせいか、
買い物メモを渡されると
キュウリをキュリー
ピーマンをピマーン

かなりカタカナの表記が怪しい!!

子どもたちみんなで馬鹿にしていました。
学校へ行っていない弊害は大きいと感じました。

そして私は、北海道の田舎で
野生児のように育ちました。
小学生の頃は夏休み、冬休みは
じいちゃんばあちゃんの家(牧場)に
長期で泊まることが
楽しみでした。

そこには、歳の近いいとこがいたので
毎日、朝から遊びまわってました。

田舎の舗装道路をはだしで歩いたり、
牧場の牧草がつんである倉庫の中を走りまわったり、
河原を歩いて、ハチに襲われたり。

子どもらしいですね~。

親の背中を見ている子ども??

私の親は中卒ですし、
かしこくないな~と思うことは多いです。

しかし、振り返ると、
母親はパートと3人の子育ての忙しい生活の合間に、
調理師の免許の勉強をして、
資格をとっていました。

父親も資格の勉強をしていました。
ボイラーは何回チャレンジしてもついに
とれなかったようです。

資格をとるために親が勉強していたことは
意識していませんでしたが、
大人になった私に
影響を与えたのかもしれません。

ということで、私は
遺伝がすべてではなく、
親の姿勢が大きいと思います。
そして、子どもの時に自由に遊んでいたか、
だと思います。

子どもに本を読ませたかったら
親が本を読みましょう。

私の知っている教育虐待をうけた学生は、
成績優秀でした。
現在、精神疾患を患いながら働いています。
しかも援助職。
今も、親のご機嫌をとり、
心配な生活を送っています。
(そんな親見捨てちゃえ)

彼女はいい子すぎて本当に心配です。

日本の宝、貴重な子どもの人生を狂わす
教育虐待は本当にやめてほしい。

#教育虐待
#親が勉強
#子どもに期待するのはやめよう
#ジブン株式会社マガジン

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