価値観の言語化

現在の仕事について、自分が向いていないとは思わないし、この仕事が関わっている業界にも興味はある。なのに、満たされていない。ということは?

自己理解プログラムで見つけた自分の価値観と仕事の目的

自己理解プログラムでは、自分の価値観をピラミッド化して言語化する。
価値観ピラミッドについてはリンク先の動画の1:45:55頃を参照
価値観が一撃で見つかる30の質問 - YouTube

作成した価値観ピラミッドは図1の通り。

図1 価値観ピラミッド(2023/8/19)

また、自分が価値観を満たし、それが溢れ出た結果、自分以外に提供したい価値を自分の「仕事の目的」として定める。
私は、上から二つ目の「学び」をその目的として定め、「仕事の目的」を「「未知」の状態にある人を「既知」の状態にする」と定めた。

現職は価値観ピラミッドを満たせているのか

それなりに向いている、業界に関しては興味はあるのに、満たされないということは、価値観ピラミッドのどこかに満たせていないポイントがある可能性がある。ということで、考察してみた。

価値観ピラミッド⑤「目的」

結果:満たせていない

漠然と、会社に雇われて仕事をするのではなくて、「この会社で実現したいことがあるからここにいる」という状態になりたいって思っているが、はっきり言って現職で実現したいことは見いだせていない。

価値観ピラミッド④「仲間」

結果:満たせている

仕事をしていて、人間関係などに困ったことは無いし、周囲の信頼も感じるので、これは満たせている。

価値観ピラミッド③「自己表現」

結果:満たせている部分もある

業務のプロセス改善、ムダ業務削減などに対して周囲に対して自分の考えなどは常に主張しているし、常に歯に衣着せぬ物言いをしている(自分で言うか)。従って、満たせている部分はある。
ただ、自社商品の特性上、お客さんに求められる価値が「変わらないこと」であることが多く、この点では自分の考えなどが提供する価値に反映されることはほとんどない。従って、この点では満たされていない。

価値観ピラミッド②「学び」

結果:満たせていない

求められる仕事が「変わらないこと」である以上、たまたま自分にとっての初めてに出会えることはあるが、それは単発であって継続的に得られるものではない。

価値観ピラミッド①「前進」

結果:満たせていない

そもそも、目的を見失っている状態で、前進も何もないと思う。学びも少ないし。

結果・・・

満たされてませんでした。

過去満たされていた経験は?

仕事でも、単発のプロジェクトでは満たされていたことはある。
が、あくまで単発で、そのプロジェクトで得られた学びを、再びなぞるような形のプロジェクトが続くと、次第に「またコレ最初からやるの・・・?」という気持ちになってくる。
要は、繰り返し同じようなアウトプットをすることに意欲が沸かないのだと思う。

直近でこれは満たされた!と思う経験は、自己理解プログラムの受講だと思う。
目的を持って受講を決めた。
受講してみたらオンラインイベント等でたくさんの仲間と出会えた。
対話の中で自分の考えをシェアするなどした。
相手の話を聴いたり、話しながら気づきが得られたりした。
そんな風にして自分の考え方などがどんどん変わっていった。
といった具合に。

どういう仕事なら価値観ピラミッドを満たせるのか

自分にとって新しいことに触れること、それ自体が仕事であるものであれば、満たせるのではないか。と仮説を立てている。

そんな考えが現時点での「本当にやりたいこと」に表れている。
現時点での「本当にやりたいこと」|Yuki (note.com)

価値観を言語化するメリット

自分がどういうことに価値を感じるのか。内発的な動機の源は何なのか。
自分の興味のあることが、何故興味があるのか。

こういったことが言語化されていく。

最上段に書いた、なぜか満たされないものがあったとして、その理由などがわかっていく。

また、今後の自分の行動の判断基準にすることもできる。

日々の行動で、今自分は何故こういう風に思ったのか、とかを一日一回でも考えることで少しずつ研ぎ澄まされるといい。

まとめ

自分の思考や癖などを言語化することのメリットは大きいと思う。
価値観はその一つの例。

言語化した価値観と、現在の仕事に関して自分が感じていることを比較してみた結果、価値観が満たせているとは言えない状態にあることが分かった。
これが今の仕事に関するモヤモヤ感に繋がっていると思う。

また、価値観を定めておくことで、現状との比較ができるだけでなく、自分を良い状態に持っていくようコントロールできるかも。
上の方に貼ったリンクの動画から言葉を借りると、羅針盤になるというか。
(あまりうまいこと言語化できてないが。)

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