専門性を身につけるには

とにかく、
会社に与えられた仕事をし続けて定年退職を迎え、
その後何をしたらいいのか分からない。
そんな状態になりたくないのです。

いや、定年迎える前に会社が無くなる可能性だって十分ある。
変化のスピードがどんどん速くなっていて、将来どうなるかなんてわからん。

では、どうやって、なりたくない状態を防ぐかってわけで。

その一つの手段が、「専門性」を身に着けるっていうことだと思っている。
どの分野で専門性を深めていくか、もあるけど、どうやって深めるか、も大事。

ということを考えていたら、Twitter(X)で見かけたこのタイトル
「替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方」

https://amzn.asia/d/2Ek9omL

読んでみたのでアウトプットしてみる。


「専門性」と、それを高めるための「型」

専門性の定義は、このように記されていた。

https://x.com/yuki_c_w/status/1703915424860250437?s=46

また、専門性を高める「型」として、「研究」が挙げられていた。
研究では、とあるテーマに対して深く掘っていき、誰も解いたことのない問題を解く。ただ、解けるかどうかすらわかっていない状態。研究で得られる解を教えてくれる先生はいない。

自己理解プログラムとの親和

自分が出した答えとの方向性の一致

専門性の定義は、自分が自己理解プログラムで定めた仕事の目的「「未知」の状態を「既知」にする」とマッチしている。

また、それを高める型は、本当にやりたいことである「科学技術の分野で研究開発をする」ともマッチする。

「好きなこと」の見つけ方との共通点

研究は、超具体なテーマが極小ステップで進んでいく。
超具体、つまり入り口は狭いかもしれないが、その超具体をちょっとだけずらしてみたりすることで、すぐに新しいテーマになる。
つまり、一つの超具体という狭い入口の奥は非常に深い。問いを立てられば、無限にテーマが出てくる。

この問いを立てられるかどうか。が、自己理解プログラムで見つけ出す、仕事にする好きなことの判定基準と一致している。

また、超具体に、入口を狭く、というのが、その好きなことを具体にしていき、解像度を上げていく作業と同じである。

現状とのギャップ

現状の仕事で求められることは

現状の仕事は、ざっくり言うと、お客さんに与えたい価値はすでに決まっていて、それを抜け・漏れなくどうやって実現するかを考える仕事である。

製品の性質上、その「抜け・漏れなく」を一発で決めなければならない。
トライアンドエラーは許されない。

それを、ベテランから新入社員まで、スキルレベルがバラバラなメンバーが各案件の担当者となり対応していくことになる。

当然、スキルレベルによって出来栄えに差が出てしまってはマズいので、スキルレベルに依存しないアウトプットが出せる仕組みづくりなどを考えていかなければならなくなる。
構図は、ライン作業と一緒。
違いは、ライン作業は作業基準書などで明確に作業手順を書けるか、ちょっと抽象レベルでしか書けないか、の違いくらい。

そして、その仕組みづくりを、自分が上位者になればなるほどそれを考えることが求められていく。
つまり、上位者は、先生になって、教科書を構築していくことが求められるし、下位者に対しては教科書通りの行動をするように教育していくことが求められていく。

これ、「専門性を高める」という方向ではない。

この仕事も難しい仕事だし、非常に大事な仕事ではある。。
何を目的にどんな教科書をつくるか、どんな抽象度で書くかっていうさじ加減が肝だったりして、ここで自分の長所パターン使えてはいるんだけど。

けど、価値観と合わないんだな。

次のステップ

専門性を高めるための型である「研究」に関して、自分の長所パターンをどう当てはめていくか。

自分が問いを立てられるテーマはどんなものか。というのあるけど。

それと、そろそろロールモデルが欲しいなって思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?