アマプラの次元大介

こんにちは。
鴨井奨平です。

アマプラで配信中の映画『次元大介』を観ました。
私は少年時代にPS2のゲームソフト『ルパン三世 魔術王の遺産』を買うくらいには『ルパン三世』に関心があるので(このゲームは子どもには難しくて第一ステージしかクリアできなかったけど)、この映画は情報公開から気になっていました。
この作品は妻も気になっていたようで、一緒に居間で、妻は自分の作品を作りながら(妻もクリエイターです)観ました。

映画の感想ですが、
私はあえて特筆する作品ではないかな、と思いました。まぁ、その理由のほとんどが「資金不足」に起因するもので、お金があればそれらは解決できたのかな、とも考えています。
ところで、アマプラオリジナル作品って、国内外問わず、どうして(他の動画配信サブスクのオリジナル作品と比較して)お金がかけられていないんでしょうね。別にアマゾンって他のサブスクと比べて儲かってないわけではないでしょうに。

作品に対してはそのような印象を抱いたのですが、
一方で、次元大介を演じた玉山鉄二さんの演技は素晴らしいと思いました。とりわけその話し方。
もうこれ、まんま「次元大介」じゃないですか。
いや、もちろんアニメそのままの次元大介ではないんですが、それが現実世界に現れて全く違和感ない現実の人間として存在できる限界点の芝居というか、
よくこの絶妙な塩梅の「次元大介」を表現できるなと感動しました。
玉山鉄二さんはどうやってこの話し方を身につけることができたんですかね。
例えば、私が「あんなふうな次元大介になるように俳優を演出しろ」、と言われたら「結構難しいな……」と思っちゃいます。

そんなわけで、「玉山鉄二さんはどのようなプロセスを経て「次元大介」の話し方を身につけたのだろうか」と考えて映画『次元大介』を観ていました。
そしたら何やかんや結構グイグイ観入ってしまいました。
先ほど私は、「あえて特筆する作品ではないかな」と生意気にも書いてしまいましたが、
一方でもしこのテイストで次回作、とりわけ『石川五ェ門』が公開されるなら是非観たいと思っております。
私はルパン一味の中では五ェ門が一番好きなので。
五ェ門に限らず、私は刀を使うキャラクターが好きなんですけどね。『HUNTER×HUNTER』ならノブナガ、『呪術廻戦』なら乙骨先輩が好きです。
あれ、でも『るろうに剣心』で一番好きなキャラクターは左之助だな……。

今日はこのへんで筆を擱きます。

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