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ショートストーリー~ルーシーのとっておきのレシピ~

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リンは祖母のルーシーとキッチンにいます。

リンはルーシーにワクワクして話しかけます。

「おばあちゃん!今おばあちゃんのとっておきのレシピを作ってるの?」

「うん!リンのお気に入りの料理だよ!」

ルーシーが答えると、リンは楽しそうに聞きます。

「それはおばあちゃんの家族のレシピなの?」

「私はそのことを話せないの。それは秘密だからね。」

ルーシーが言うと、リンは聞きます。

「じゃあ、私にその作り方を教えてくれない?」

「分かった、分かった。」

ルーシーがそう言って、材料をリンに伝えます。

「私達は2カップの米と3カップの水が必要だね。」

「で、次は何が必要なの?」

リンが聞くと、ルーシーが料理をしながら答えます。

「塩と胡椒だよ。」

「塩はどのくらい必要なの?」

リンが材料について聞くと、ルーシーは手を一生懸命動かしながら答えます。

「少しだけだよ、あとは油が必要だね。」

「次は何?」

リンが言われたものを準備しながら聞くと、ルーシーは口に手を当てて言います。

「ああ、それは秘密。」

「おばあちゃん!お願いだから教えて!」

リンが大きい声で言うと、ルーシーが諦めて言います。

「分かった!1つのトマトと4つの卵が必要だよ。」

「おばあちゃん、このレシピはどこからもらったの?!知りたいから教えて!」

リンが興味津々な様子で聞くと、ルーシーは話し始めます。

「分かった…」

言葉を一旦切って一気にいいます。

「そのレシピはは…料理本からだよ!」

「嘘でしょ!おばあちゃん!」

※繋がりがないショートストーリーですが、このストーリーは一応『メアリーじゃない』と『ジュニアの運動』の間のストーリーです。よろしくお願いします。

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