スマホを家に忘れて

昨日はスマホを家に忘れて外出した。

家を出てすぐ気が付き、夫に『スマホがない、家に忘れてきたわ』と言うと、夫から『戻る?』と聞かれた。

でもスマホで何かするわけじゃないし、むしろこれはデジタルデトックスのチャンス!と思い、『戻らなくていい!』と答えた。

でもね、車の中で一度や二度はスマホを見る習慣がついてるから、ついスマホ〜と鞄に手を伸ばす自分がいた。

そうだった、スマホないんだった。私は十分スマホ依存してるって感じた。スマホがないから窓の外を眺めた。

お店の看板を見て、運転してる人や外を歩く人の表情を見て、夫の表情をミラー越しに見て、隣に座る息子の表情を見て、看板の漢字を読む娘にリアクションをした。

これ、スマホをいじってたらきっとどれもスルーしてる。スマホの世界に1人入り込んじゃうから。

目の前の出来事にはたくさん感じられることがあった。乗り物好きの息子が走る車やバス、救急車に興奮してニコニコになってたこと。小学生の娘が大人っぽく外の景色を見て黄昏れていたこと。運転にお疲れの夫がいたこと。
癒やされたり、気づきを得られたり、相手を気にかけたりできる。と気づいた。

普段目の前のできごとをどれだけ見つめられているんだろう?どれだけ向き合えているんだろう?そんなことを感じた車中の時間でした。

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