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自宅を不思議の国のアリスの世界にしてみた



生活に根づく不思議の国のアリス


はじめてアリスの世界に触れたのはいつだろう。
あまりにも有名で、どこかで絵本で読んでいて、
でも、
"これを見た"と、はっきり記憶にあるのはディズニーだと思う。

見終わって、なんだかどきどきしていた気がする。
"一番おもしろいディズニー“だと
当時のわたしは思っていた。

その後、テニエルの挿絵や、
いろんな作家さんの描くアリスに出会う。

ロバートサブダの飛び出す絵本や
映画、アリスインザワンダーランド。

こぞってみんなが表現したいと思う世界、それぞれの世界に引き込まれる。

VOGUEのビジュアルが好き。

去年のアリス展ではVOGUEで使われた本物の衣装が展示されてた


生きていると数年に一回、
なぜか洗脳のように定期的にやってくるアリスに、
その都度、ひきこまれて楽しんで過ごしてきた。

"アリス展"があったら遠征するし
LINEの着せ替えも、ずっとアリスで、

気が付けば、今執筆している、
こたつ布団もアリスだった!これは自分でもびっくり。
馴染みすぎて忘れがち。

お気に入りのコタツふとん


そこまでがっつり”好き”なつもりはないのだけど、気が付けば生活に溶け込んでいる存在。

自宅をアリスの世界にする


家を建てたとき、
夫が、寝室とトイレのデザインをわたしに委ねてくれたので、
壁紙、鏡や洗面器、ホルダーなどすべて自分の持ち込みで、好みのトイレに仕上げました。

壁紙は、マニュエル・カノヴァスなどあらゆる候補の中から、
ウィリアム・モリスの”兄弟ウサギ”を選んだ。

落ち着いたものでまとめて、
居心地のよいトイレ。

当時から、たまに趣味でものを作っていたので、
庭用に作ったきのこを置いてみると、
ぬぬっ、ウサギにきのこに….これはアリスの世界っぽくない?!
しかも、壁紙に選んだモリスはイギリス人。

あ、ちょっと東洋の壺、写ってますが。。

庭用きのこ

ちなみに、庭用に粘土で作ったきのこは、
なぜか何者かにかじられて、、、!(奥の幼菌。かじられたとこ隠して撮影)
屋内に避難していました。

きのこは嫌だろうが、うん、トイレに合う。

アリスの庭


そうして当時作っていた庭は
すでに不思議の国のアリスの世界に仕立てていました。

レンガや花壇、枕木や植物の配置、外構など、
すべて一人ハンドメイドの庭。

ハートのエースの踏み石
テニエルのウサギのオブジェ

花壇の石は、コッツウォルズをイメージした
蜂蜜色に。

これも自分で取り寄せ、

イギリスのほんものは高価で
どこか東南アジアの石にして、それっぽくなりました。

ステンドグラスを描く


トイレもアリスに寄ったなら、いっそそうしてしまおうと思い立ち、思いついたのが
雑誌MOEのアリス特集より。


ルイスキャロルの生まれ故郷、ダーズバリの教会にある、
アリスの挿絵画家、ジョン・テニエルのステンドグラス。

100均のガラス絵の具を買ってきて、テニエルのステンドグラスを描いてみる。

なかなかいい出来!

それを100均のソープポンプに貼り付けて

剥がすの失敗して歪みました泣(特に裏っ側)
でも、すんごいかわいいのできましたー!
透けて、ほんとのステンドグラスみたいです🙌

かなりのお気に入りトイレは、
妹尾河童さんの”トイレまんだら”に
入れてほしいくらい。(古い)

当時集めた、海洋堂のフィギュアも置いてみた。
2022、2023年の四万十の海洋堂、アリス展にも行きました。

そんなこんなで、庭やトイレをアリスの世界に仕立たり、
アリスのポーチを作ってみたり、
幸せな、アリ活の日々を過ごしていたのであります。 

アリスのポーチは、3つ作って
クリスマスパーティーで友人に配りました。(強制)
ファスナーもティーポットでこだわり🫖

アリスは描かないの?

イベント出店をしていて、
わたしの作品に"赤ずきん"があることから、
アリスはないんですか?と、聞かれたこともしばしば(´ー`)

   

うーん。赤ずきんちゃんは、赤いずきんかぶるだけで赤ずきんになる。。

アリス描をくのをためらっていたのは、
テニエルやディズニーの、
"これ"という固定的な世界観を自分が崩せられる気がしないから。

たぶん、水色の服で金髪エプロンのアリスを希望してくれているのだと思う。
そのへんは、著作権どうなんだろ?と思うところもあるのだけれど、

わたしが好きな絵本の挿絵画家さんたちのアリスは、
水色の服でもないし、金髪でもない。
ロングヘアでもなくて、
"アリス"っていう名札つけないと誰だかわからないような女の子。

そんな自分のアリスが、湧いてくるときが来たら描きたくなるのかもしれません。

ドードー鳥

ちなみに、自作、ノアの箱舟のマスキングテープには、アリスのドードー鳥を描いてます🦤

 

白鳥の赤ちゃんに、「かわいいわねー。」
と話しかけている、親戚のおばちゃんみたいなドードー鳥。
ここの件(くだり)はお気に入りです。

さらに広げてイギリスへ


不思議の国のアリスの教会へ行く


ここから5年後、
イギリス、ルイスキャロルの生まれ故郷ダーズバリにある、アリスのステンドグラスの教会を実際に訪ねました。

チェシャ猫がお出迎え



将来ハンドメイドをしていくのはどうだろうか?と
思い始めた頃で

現地に行って、
「ここのステンドグラスを描いて、売ってもいいですか?」と、
教会の人にアポ取れんかなあと本気で思ってました笑
 
結局、英語話せないし、著作権ちがうだろ、ってのと、
実際これ販売するとなったら、

大変すぎるー!!
冷静になると一個作るのが限界です。

なので、何も語らず、教会を堪能してきました。

旅行記も投稿しているので、ぜひ!

アリスの教会で出会った国鳥 ロビン


アリスの教会の庭でかわいい小鳥に出会いました。
イギリスの国鳥、ヨーロッパコマドリです。

ヨーロッパでは、幸せを運ぶ鳥と云われ親しまれ、

春を告げる鳥、クリスマスを告げる鳥とも云われるオールマイティな子。

幸せも春もクリスマスも運ぶよ

イギリスで、時間があれば公園に探しに行きたかったところ、
教会の庭に舞い降りてきてくれたんです。

オレンジのお腹が、かわいい〜!
めちゃ幸運が舞い降りました♡

まさかこんなところで見られるとは。

ロビンを作品に

一人の趣味で作ってた創作活動の延長で、
ものづくり作家になりました。

そうして、アリスをさんざん語りつつ、
作ったのがヨーロッパコマドリの作品 笑

もふもふの羽毛と、つぶらな瞳のかわいさを表現して描きました。

ブローチ

https://minne.com/@girlystand7

こちらの小鳥、ロビンの雑貨が気軽に作られる、マガジンを始めました。

最後、宣伝ですみません😅

ダウンロードして
トースターでチンするとかわいいロビンが簡単に出来上がります。

ハンドメイドの手作りキットみたいなnote。

かわいい雑貨を自宅で気軽に作られる、
プラ板の画像を配信していきます。

ダウンロード後は何個でも作られるので、
ご自宅でお子さんと。
みんなの集まりで持ち寄って一緒に作ったり。

お家のひとり時間のまったりな創作活動に。
お友達へのプレゼントなどにも最適。

これからキャラクターをいろいろ増やしていく予定ですので、
ご興味がありましたら覗いてみてくださいね。


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