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汚れつちまつた悲しみに……

なんの為に働いているのかわからなくなる。
働いてるときは、無心で頑張れる?けど、
就業後にとてもココロが疲れるこの頃。

働くのは、
会社のため
人のため
家族のため

自分の為に働いていない事に気が付いても、
目を反らしてしまってる。

肺が潰されたような呼吸しかできなくなった、
ビルに覆われた帰路を最寄り駅から短い足で
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汚れつちまつたかなしみに
今日も小雪の降りかかる
汚れつちまつた悲しみに
今日も風さへ吹きすぎる

汚れつちまつた悲しみは
たとえば狐の皮衣
汚れつちまつた悲しみは
小雪のかかつてちぢこまる

汚れつちまつた悲しみは
なにのぞむなくねがふなく
汚れつちまつた悲しみは
倦怠のうちに死を夢む

汚れつちまつた悲しみに
いたいたしくも怖氣づき
汚れつちまつた悲しみに
なすところもなく日は暮れる……
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冬はきらいです。
雪国の雪景色ならまだしも、
都会の道路脇の汚い雪ほど、気持ちを暗くするものはないでしょうか。


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