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あの日から約1年、水美舞斗に想いを馳せる

これまでテニミュのことばかり書いてきましたが、宝塚について、そして、私の原点であり頂点である水美舞斗さんについて書いてみようと思います。

文章内でジェンヌさんのことを愛称で呼んでいますが悪しからず。

2022年12月27日

普通に仕事をしていました。
突然宝塚歌劇Pocketより通知が。

組み替えのお知らせ

誰かが組み替えするんだな〜くらいにしか思っていませんでした。
詳細を見ると私の贔屓の名前がありました。

なぜ水美舞斗を好きになったのか

宝塚に興味を持ったきっかけは高校生くらいの頃、Twitterで天海祐希さんの現役時代の写真を見かけたことだと思います。

そこから興味を持ち始め、大学1年くらいの頃これまたTwitterでタカラジェンヌイケメンエピソード的なものを見かけました。
そこにはマイティー(のものだと思われる)エピソードもありました。
具体的には覚えていませんが、娘役の方とカフェに行き、マイティーが席を外した際に娘役の方が彼氏さんかっこいいですね、って話しかけられたっていうエピソードだった気が。

もしかしたら違う方のエピソードかもしれませんが、こんなことを言われるなんて、どれほどかっこいいのだろうかと調べました。
そこで出会ったのが水美舞斗だったのです。

そしてはいからさんが通るの東京宝塚大劇場公演がやっていた頃、宝塚ファンの友人が誘ってくれて観劇する流れになったのです。

そこでマイティーを初めて生で観ました。

正直放心状態でした。
ですが観劇後になんともいえない高揚感というか、感激というか、なんかこうアツいものが込み上げてくる感じ…??

こうしてすっかり宝塚に、水美舞斗の沼にハマっていったのです。

花男を体現した男役

水美舞斗の何が好きかと言われればたくさんあります。

皆んなから慕われる優しくて大きなお人柄、そんな人柄が現れた歌声、時に荒っぽく、時に繊細だけどやっぱりマイティーの素敵なお人柄が見える演技…

でもやはりマイティーといえばダンスだと思います。

男らしく美しい身体から織りなされる力強い踊り。安定したリフト。娘役さんをしっかりリードしながら見せる男役としての格好良さ。
同期でダンサーでもある柚香さんとの真逆のようで、シンクロもしている、紙一重な2人が表現する空間も大好きでした。

まあ、散々人柄人柄と書いたので、もちろんお人柄も大好きです。

まさに花男!!という雰囲気がある大きさ、華々しさを毎回見せてくれる、そして更新してくれるマイティーがずっと見られると思っていました。

失意の中のENCHANTEMENT

専科移動のお知らせを経て、私はどう花組を、花組生を、そして、水美舞斗を見ようかと正直戸惑いがありました。
やはり、柚香光の隣で、互いにタカラジェンヌである限り素敵なものを見せ続けてくれると信じて疑ってこなかったので、水美舞斗がいない花組を受け入れられる自信がありませんでした。
また、お知らせの直後は彼女の新天地での活躍を応援しようと前向きにはすぐになれませんでした。

まあ、決まったことは私がどれだけ嘆こうと変わらないので、彼女にとって花組生として最後の大劇場公演であるうたかたの恋/ENCHANTEMENTの公演日をなんとも言えない気持ちで迎えることになりました。

うたかたの恋ももちろん素晴らしかったのですが、なんといってもENCHANTEMENTが最高だった…私が観劇した中で歴代1位といっても過言ではないくらい好きなショーとなりました。

特に好きなのがアイドルの場面です。
これからを担う花組生たちがアイドルさながらに歌って踊っているのですがそのキラキラっぷりといったら一級品でして…
少し儚げな雪組のエッセンスを持ちながらもキラキラしているひとこちゃん、美しいお顔で見るたびに恋に落ちるほってぃー、ザ・花組の未来であるほのかちゃん、明るく太陽のようなはなこちゃん、キラキラ系でありながら実は芸達者なだいや、今後がますます楽しみな存在であるらいと…
とりあえず歌詞にお名前が出ている方のみをあげましたが、この場面の皆は本当にキラキラで、華々しくて、アイドルオタクには刺さる刺さる…

そこで最後の最後に登場する水美舞斗よ…もうこのメンバーでライブしてくれよAQUAのうちわ振るからよぉ…という気持ちになります。

とにかく、ずっとキラキラで、華麗な、その時の花組が香水瓶に閉じ込められたようなENCHANTEMENTは私にとって大好きで忘れられないショーです。野口先生本当にありがとうございます…

flor5の存在

いざ水美舞斗がいない花組を観るとなるとやはり困惑してしまうだろうなということで、たいして鴛鴦歌合戦/GRAND MIRAGE!!のチケット争奪戦は力を入れませんでした。
ですが結局は東西で1回ずつ観劇することになります。

それはひとえにflor5の存在があったからと言えます。
flor5(スペル合ってるのか??)とは、宝塚スカイステージ内のCASTというコーナーから生まれたアイドルグループです。メンバーはマイティー、ほってぃー、ほのかちゃん、はなこちゃん、だいやの5名。マイティーがメンバー選定をして、やりたいことを詰め込むという夢のような企画。マイティーが花組からいなくなった事実を受け入れられない私は、アマプラで貪るようにマイティーのCASTを見ていました。

そこでの皆様が本当に楽しそうで。アイドルでありながら普通の女の子の面も見えるくらいはしゃいでいて。マイティーの格好良さは去ることながら、こんなにも時を同じくして楽しめて、番組を一緒に作りたいと任せられる下級生が水美舞斗にとって存在するんだ、ということを実感したのでした。もちろん観劇時に実感はしていましたが、あまりにもflor5で過ごしているCASTでの時間が私にとって尊かったのです。

こうして、花組生の勇姿を目に焼き付けたいと思うことができました。おかげで鴛鴦歌合戦もGRAND MIRAGE‼︎も楽しく観劇できました。ありがとうflor5。全ツ回ってくれflor5。うちわとペンラ振るからさ。

新たなステージへ〜ME AND MY GIRL〜

そうこうしているうちにマイティーにも舞台の報が入ってきました。あの名作ME AND MY GIRLをありちゃんとダブル主演でやるというのです。これは博多まで飛ぶしかない!!ということでマイティー主演回を観劇してきました。マイティージョン卿の方も見たかったのですが、日程とチケットが噛み合わず断念。関東圏でもやってほしかったな〜〜

ポスターを見る限りマイティー、ありちゃん、なこちゃんというトリデンテはもはや何組??という感じでしたが、久々に舞台に立っているマイティーを見られてとても嬉しかったのを覚えています。

花組にいたら見られなかった95期同士の絡みも良かったです。パーチェスターのひーろーとワイワイ小芝居していたのも見ていて癒されたし、りらちゃんとの絡みもしっかりあって、「専科ってこうやって素敵な交流も観られるんだ!」と思えた瞬間でもありました。

ハッピーミュージカルだったこともあり全体的に楽しんで観られましたし、個人的にマイティーが演じる自由奔走キャラみたいなものが好きなので、その骨頂を観せてくれたような気がします。なこちゃんとのコンビももはや板についていてほのぼのしましたね。

とにかくマイティーが楽しそうで、イキイキしてて、最後のなこちゃんとのデュエダンを見た時に何かがスッと落ち着いたような気持ちになりました。
ああ、マイティーは古巣を離れてもしっかりとその時その時に向き合って素晴らしいものを届けてくれているではないか。それをファンの端くれである私が応援できないでどうするよ。これからも色々な組や舞台に出演して、輝きを増していってほしいな、そう思えました。

水美舞斗の今後

マイティーは年明けごろからLDHの方々との外部舞台が決まっています。ありがたいことにチケットを確保できまして観劇予定です。
先行映像を見ましたがカッコよくてカッコよくて。外部出演は劇団に所属しているとあまり無いことですが、同期の瀬央さんもいるし、安心ですね。どのようなコラボを見せてくれるのか、今からとても楽しみです。

とにかく、水美舞斗の今後をずっとずっと応援し続けたいと思います。

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