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#4 教師の対話力 相手になりきる力 渡辺 道治 先生

今回は私が尊敬し、師事する、渡辺道治先生の書籍
「教師の対話力 相手になりきる力」についてレビューします。

教師の在り方、マインド、教師としての根幹を整えたい方に本当におすすめの本です。中でも ”対話はプレゼント” こちらがあげたいと思うものをあげるのではなく、相手が欲しいと思っているものを渡すというところが、私にはすごく響きました。

実は先日、クラスの保護者からある相談を受けたんです。「〇〇くんとのトラブルが絶えなくて・・・」という相談。どうやら、学校帰りのことでお悩みだったみたいなのです。

このお母さんは、一体どんな言葉が欲しいのだろうか。
渡辺道治先生だったらどうするだろう。

本で読んだことを思い出しながら、頭をフル回転させて精一杯話してみました。すると、お母さんの表情が少し明るくなりました。以前の私は、中々良い声かけができず、「仕方ないんですかねえ」とお母さんが最後に言ったり、とにかくもやもやの状態で帰してしまったりしていました。きっと、「頼りない先生だな」なんて思っておられたでしょう。もちろん、まだまだうまく話せない私ですが、先日は「ありがとうございました!」と。嬉しかったー!間違いなく「教師の対話力」の成果が生まれています。

教師としての在り方や、根幹を見直したい方に本当におすすめです。
私たちの仕事には「対話」はマストですからね🎵


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