Teach For Japanと出逢い、そして恋に落ちた。
Moi!
8月も最後の日ですね☀
私の住む留学生用アパートに、昨日最後のフラットメイトが到着し、とうとう5人での共同生活が始まりました。
オーストリアと、中国と、ベルギーと、イタリアと、日本からの留学生5人。
キッチン、シャワー、トイレを5人でシェアし、寝室を2人(or1人)でシェアします。
私は中国人留学生と同じ部屋なのですが、とても気が合って、毎日驚くほどお喋りします(笑)
彼女は日本の近藤麻理恵さんという片付けコンサルタントにどはまりし、ミニマリストを目指しているそう。
事実、彼女が中国から持ってきた荷物は驚くほど少なく、スーツケース1つのみ。
私は人生で初めて、自分よりモノが少ない人と出会いました。(私も、日本にいたころは「ミニマリストだよね」ってよく言われてたんです)
だからかな、モノが少ない彼女とは不思議と気が合って、部屋もめちゃくちゃ居心地が良く、たまに一緒にサウナに行く仲までになりました(笑)
あ、フィンランド人はサウナが大好きで、私たちの住むアパートにもサウナがついているんです!予約制で、住民なら誰でも利用できます✨
日本人が湯船に浸かるのと同じように、1日終わりのサウナはなんっっとも最高です。
皆さんもフィンランドにお越しの際は、ぜひぜひお試しくださいませ。
さてさて!!
この記事のタイトルにもある、私が出逢ってあっという間に恋に落ちたTeach For Japanのお話。
Teach For Japanに関する話はながーいので、2回にわけて投稿しようと思います。
今回は、
・Teach For Japanとは何ぞや??
について、
次回は、
・私が今月までがっつりやっていたTeach For Japanでのインターンシップでの活動
について、
自分の中の整理も含めて書いていきたいと思います!
最後までお付き合いいただけたら幸いです✨
目次:
・Teach For Japanとは?
・具体的な事業内容
・Change Makerとして、教育現場に新たな風を
・フェローを支える研修制度
・2年間の教師の後は?多様なキャリアで教育改革
・Teach For Japanについて、もっと知りたい人へ
・まとめ
[Teach For Japanとは?]
Teach For Japanとは、
「すべての子どもが、その子にとって素晴らしい教育を受けることができる社会の実現」をVisionに掲げ、
教育に関わるあらゆる社会課題を「教室の中から」解決していこうというNPO法人です。
そしてそのような社会を実現するために、
教育への情熱、広い視野と高い課題意識を持った人材を学校現場に送り込む、ということをしています。
[具体的な事業内容]
Teach For Japanの活動のメインとなっているのは、2年間の教師派遣システム「フェローシップ・プログラム」です。
フェローとは、Teach For Japanを通して派遣される教員のこと。
なんとフェローになると、教員免許がなくても、2年間教師として学校現場で働くことができるのです!
給料はその学校がある自治体から支払われるため、他の教員となんの変わりもありません。
フェローは教員試験を経て教師になった教員たちと始めから同じ土俵に立ち、2年間担任を持って、目の前の子どもたちと向き合うのです。
ここまで読んで、
「え、それ普通に教員免許とったほうが良くない?」
「フェローとした教員になったら2年間しかできないし、やること同じなら何のメリットがあるん??」
そう思った人もいるのではないでしょうか。
でもね、このフェロー、ただの「教師」ではないんです。
[Change Makerとして、教育現場に新たな風を]
Teach For Japanがやりたいことは、
ただ少し変わった方法で人材を教育現場に送り込むことではありません。
Teach For Japanを通して現場に送り込まれるフェロー。
彼らは、教育に対しての人一倍の情熱、日本や世界の教育への高い課題意識、多様な経験を持ち合わせた人材なのです。
そのような優秀な人材は、何も教育学部出身の人だけに限らない。そして、新卒とも限らない。
既存の教育に新たな風を送りこみ、学校教育をどんどんアップデートしていく機運を作ること。
教育現場の良いところは伸ばし、改善すべきところは改善していくこと。
そして、教室からムーブメントを広げ、教育課題を解決していくこと。
それがフェローの役割であり、2年間の教員後も、Change makerとして社会に影響を与え続けることが期待されています。
[フェローを支える研修制度]
どんなに意欲に燃えていても、一度学校現場に入ったら、同調圧力に押しつぶされてしまうのではないか?
それは誰でも感じる不安です。
フェローは選考を通過した後、翌年の赴任まで赴任前研修を受け、赴任後も定期的にコーチングやメンタリング、セミナーや研修会などのサポートを受けることができます。
また、同じように各地で頑張っているフェロー同士が集まる場も企画されており、志や目標を共有し合いながら、共に高め合うことができます。
さらに、幅広い視点を持って教育現場に入るために、Teach For Japanと民間企業や団体が連携して、社会課題やテクノロジー、海外教育についてなど、様々な学びを得られる研修も用意されています。
フェローになると、自分自身も常に学び、アップデートしやすい環境が整っているんですね!
[2年間の教師の後は?多様なキャリアで教育改革]
2年間のフェローを終えたアラムナイ(修了生)は、その後どのようなキャリアを歩んでいるのでしょうか?
下の図は、2019年3月にフェローを修了した5期生まで57人のその後の進路です(Teach For Japan HPより)。
そのまま教員として学校に残る人が半数以上を占めていますが、民間企業や起業、NPO、国際機関など多様な道に進んでいることがわかります。
あれ?
教育から離れて行っているように見えるけど、これでいいの??
いいんです!
むしろ、それがTeach For Japanの意図なのです。
2年間のフェローを経て教育課題への当事者意識を持ったアラムナイたちがあらゆる立場で活躍することで、社会全体で教育課題を解決する仕組みを創造すること。
それが、Teach For Japanの目指す
「すべての子どもが、その子にとって素晴らしい教育を受けることができる社会の実現」
に大きく貢献しているのです!
[Teach For Japanについて、もっと知りたい人へ]
ここまでTeach for Japanについて説明してきましたが、Teach For Japanの魅力はこんなもんじゃないです。
魅力を語り出したら止まらないこと確定なので、私の暴走を止めるためにも関連書籍や記事の紹介をして、代えさせていただこうと思います。
少しでも興味を持った方は、ぜひぜひ何か1つでも見てみることをオススメします~😉
①Teach For Japanの始まりに興味がある人へ
・Teach For Japan創設者起業ストーリー
グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」
でかっ。
でもこの大きさの1000倍は、読む価値アリです。
これを読めば、Teach For Japanの根幹となる部分はだいたい知れます。
・Teach For AllのHP
Teach for Japanは、実は世界49か国が加盟しているTeach For Allという組織の一員でもあります。
Teach for Japanのような活動は、今や世界に広がっているのです。
Teach For Allの世界的な活動について知りたい人はぜひ。
・Teach For Americaを創設したウェンディ・コップの記事
Teach For Japanは、Teach For Americaのモデルを日本にも定着させたい!という想いから始まったものです。
一番上で紹介した本では、Teach For Japan創設者がどのようにしてハーバードでTeach For Americaに出会い、Teach For Japanを創設するに至ったのか知ることができます。
②フェロー、アラムナイの人物に興味がある人へ
過去にTeach For Japanでフェローを経験した人たちの記事を紹介します!
皆さんそれぞれ多様な視点を持っていて面白いです。
・元プロサッカー選手で、奈良県でフェローを経験した後、現在Teach For JapanのCEOを務める中原健聡さんへのインタビュー記事
先生はプロサッカー選手!?前編
先生はプロサッカー選手!?後編
・アメリカ留学で感じた教育の重要性。社会人経験を経て小学校教員へ 山本茜さん(4期フェロー)・教育と人道支援の2本柱。国境なき医師団から中学校教員へ
長村裕さん(3期フェロー)
・旅行会社から小学校教員、そしてオランダへ。
金澤克宏さん(3期フェロー)
・特別支援学級でしか描けない成長曲線。新卒小学校教員のチャレンジ!
佐藤史崇さん(5期フェロー)
その他の記事もTeach For JapanのHPから見れるので、興味のある方はぜひぜひチェックしてみてください~!
③Teach For Japanを全体的に知りたい人へ
Teach For JapanのHPへGo!!
[まとめ]
いかがだったでしょうか?
今回はちょっと説明ばかりでお固めになってしまいましたが、次回は私が6月から今月末まで3か月間やっていたTeach For Japanのインターンでの経験について、
私とTeach For Japanの馴れ初め(勝手に)のお話から語っていこうと思います。
学生の皆さん!
学生の頃から、がっつりTeach For Japanに関われる方法があるんですよ~~
ぜひぜひご覧くださいね😊
それでは、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました~!
Moi moi!
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