見出し画像

『第16回ボランティア交流会(主催:日野市社会福祉協議会)』|日野市|

3月9日(土), 日野市ふれあいホール2Fにて, 日野市社会福祉協議会主催の『第16回 ボランティア交流会』が開催された. 本交流会では, 毎年日野市でボランティア活動をしている方々が集まり, 日々の活動の情報共有をしながら交流を行なっている. 

私が本交流会に参加するのは今回で2回目である. まだ学生だった私に声をかけていただき, 2015年の『第12回 ボランティア交流会』では, 私の被災体験の話や日野市での防災・減災の取組についてお話しさせていただいた. 

今回, 特別報告会として, 日野市立豊田小学校の教員及び6年生5名による地域交流活動についての発表があった. 豊田小の「総合的な学習の時間」では, 児童が地域に出て, その中で課題を見つけ, 自分たちが見つけた課題の解決に向けて取り組んでいるという. 現在は, 地域にある水が出なくなってしまっている小便小僧の修復に取り組んでいるそう. しかし, 水源を管理している自治会がなかなか動いてくれないという課題がある. 現地調査の際は, 地域住民からのクレームもあったそうだ.

「地域活性化」という言葉ばかり都合良く使われるが, 目の前にある面倒くさい問題にしっかりと向き合うことが大事であり, 小学生はそこに対して逃げることなく, 純粋に向き合っているのだろう.

相手の意見に対して, 自分の意見を強く主張したり, 小さい問題に対して拘り, 自分なりの答えを出そうとする人へ, よく“大人気ない”という言葉が使われる. しかし, 面倒くさいことから逃げず, 自分が納得できるまでひたむきに答えを探す小学生こそ“大人”なのではないだろうか.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?