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新時代の政治地図を描く2024


✅ 政治の歴史的な変革期

気候変動やパンデミック対策、
経済格差の是正など、
国境を越えた問題への取り組みが求められる中、
2024年は多くの意味で
歴史的な一年となりそうです。

その要となるのが
「政治」にあることでしょう。

今年2024年は、
”政治の年”です。

ここで、主要な選挙の日程を見てみましょう。

▶️ 2024年における世界カ国の主要な選挙一覧


🇹🇼1月13日:台湾総統選挙
与党・民進党の頼清徳(らい せいとく)候補が当選。
一方で、民進党は過半数を獲得できず、少数与党に転落して「ねじれ」状態となり政治が不安定化する可能性が示唆される。

🇮🇩2月14日:インドネシア大統領選挙

🇷🇺3月17日:ロシア大統領選挙

🇮🇳4月~5月:インド総選挙

🇲🇽6月2日:メキシコ大統領選挙

🇪🇺6月6~9日:欧州議会選挙

🇯🇵9月:自民党総裁選挙

🇺🇸11月5日:米国大統領・上下院議員選挙

🇬🇧下期:英総選挙

国内外で重要な選挙が相次ぎ、
これは「政治」
重要な変革期にあることを示唆しています。

世界各国での選挙結果は、
これまでの政治的地図を
塗り替える可能性を秘めており、
それは私たちの日常生活にも
大きな影響を及ぼすでしょう。

特に、環境問題、移民問題や経済政策、
国際関係など、
さまざまな分野で
新たなアプローチが必要とされています。

また、デジタル技術の進化は
政治的なコミュニケーションの
方法を大きく変えています。

SNSやオンラインプラットフォームを通じて、
これまでにないスピードとスケールで
政治的な意見交換が行われています。

このような状況の中で、
私たち一人ひとりが
情報の真偽を見極め(情報リテラシー)、
建設的な議論に参加することの
重要性が増しています。

✅ 日本と台湾における若者の政治に対する熱量

日本ではよく、
「若者の政治離れ」が指摘されています。

上記のグラフを見ても、
投票率の著しい低下から
「若者の政治離れ」が推察されます。
「率(%)」なので、若者の母数が減っていることを考えると、「数」は大減少していると考えられます

台湾の総統選挙の投票率推移

今回の台湾総統選のおける
投票率は71.86%で日本と比較し
高投票率にあるのですが、
特に、20代の投票率は
9割近いとする推計もあります。

日本の若者と比較して、
「政治」に対する”熱量”の違いが窺えます。

その背景には、
やはり中国との関係性があり、
”危機感”という意識が
全く日本とは異なる事実にあるでしょう。

✅ 政治コミュニケーションと若者の役割

「若い世代は年長者のガイドのようなもので、デジタル化が進む将来に、政治がどう変わらないといけないかを示してくれます」

オードリー・タン

”天才”と評されることの多い
台湾のデジタル大臣の
オードリー・タン氏も
「政治」における
若者の重要性をこう語っています。

若者が「素直な意見を主張できる場」
その”構築””提供”
私たち先輩に
求められていることかもしれません。

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