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推しがドラマに出た話

過去に何度も書いているが、私は金井成大という俳優を4年ほど推している。
とはいえ、トップオタなんておこがましい。
舞台の全通なんてしたことがないし、グッズもコンプリートしたことはない。しがないファンの一人でしかない。
しがないファンなりに作品は極力見ているし、もともとが事務所推しなのでイベントには通っている。その様子を記録に残したりもしている。

その推しが、ドラマに出た。

と言っても、これが初めてのドラマと言うわけではない。
過去連ドラに出演したことはある。
ただその当時はまだファンではなく、リアルタイムで視聴をしていない。
探すのがやっとだった…という役でもあった。

それが今回は、相関図に写真もある。

この「最愛」、制作が「アンナチュラル」「MIU404」と同じ、「プロデューサー・新井順子/演出・塚原あゆ子」で、個人的にどちらの作品も震えるほど好きだったので、発表された時点で期待が膨らんでいた。
そこに推しが。推しの名が。卒倒するかと思った。
後から発表された主題歌・宇多田ヒカル。
あの演出でこの人の曲って…流れるタイミングが「アンナチュラル」の「Lemon」並みに刺さってくるのでは…
宇多田ヒカル主題歌でシリアスな作品って「ラスト・フレンズ」を思いだした。あれ衝撃的だったな…

しかし、好きであろう作品に長いこと応援している役者が出ることはこんなにも胸がいっぱいになるものなのか。
相関図が発表された時は穴が開くほど見たし、初回前にドラマのあらすじはこれでもかと言うくらい読んだ。ティザー映像も何度も再生した。公式ホームページに上がっている文章はほぼ目を通した。

初回を見た。最高だった。

初回から台詞出番結構あるし、キーマンになりそうな役どころだし、ドラマ自体の不穏な感じの雰囲気もたまらなく好き。
推し云々はさておいても、作品も今後の展開の想像がつかないし、見ていてざわつくこの感覚がたまらない。
ドラマは、あの時こんなシーンあった!という振り返りが伏線になっていたり、生の舞台とは違う味があって好きだ。実際Twitterには大量の考察投稿があって、ネタバレなのかと思うほどの内容に想像力が爆発しそうだった。
「アンナチュラル」や「MIU404」は1話ごとにゲストがいて、少しずつ点と点が繋がってラストに向かっていく感じだったけれど、「最愛」は最初から謎を大量にばらまかれて、それを各話で拾っていく感じがする。

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