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あと何日かで 今年も終わるけど

気づけば1ヶ月更新していなかった…
年初めの「noteいっぱい更新するぞ」決意はどこにいったのやら。

11月頭、特に目的があるわけでもなく1週間の休暇をもらった
強いて言えば「使わないWindows7のデスクトップPCを処分する」という目標を掲げての休暇。
おかげさまで重い腰を上げてケーブルを外し、データ消去込み(有料)で業者回収を頼み、段ボールに詰め(まだ封してないけど)PCモニタはハードオフに処分する(1200円でしたけどフリマアプリで売って送料負担すること考えたら別にいいかなという感じ。帰路ご飯食べてプラマイゼロ)というところまでは目的達成。

9月と10月、私にしては結構な頻度で野球観戦をした。
9月は2回、10月は3回。同僚や後輩を誘って行く機会があったのも異例。
今までならライブに行ったり観劇したりで、月に1度行ければいいくらいだったのだが、その主たる趣味が世間では自粛ムードなので機会も激減。
推しチームの埼玉西武ライオンズの本拠地であるメットライフドームは比較的近所なこともあり、オタク思考で少しでも営業収益を支えられるかと思い、野球に矛先が向いた。
生観戦できればテンションあがるし楽しいのだが、家でギャーギャー言いながら見る野球もそれはまた楽しいし(我が家はJCOMに入っているので全球団試合が見られる。DAZNもパリーグTVも入っていない)経過はいつもスポナビで追っているので、今までオタクで言うところの在宅寄りだった。今年はちょっとだけ現場が増えた、という感じ。
開幕が遅れてどうなるのか不安もあったプロ野球だが、どうにか無事終了。無事ではなかったはずのロッテさんに負けましたね。
久々に書くnote、マシュマロで「今年のライオンズの総括」というのを頂いたので、ゆるめのファンなりに感想を書けたらいいなーと思う。
あくまで「感想」なので、細かな視点はもたずやんわり聞き流してほしい。

リリーフ陣の活躍

埼玉西武ライオンズは3位で今シーズンを終えた。
序盤は下馬評を悪い意味で覆す成績で、もはや最下位でいいのでは?くらいの状態だったが、10月からあれよあれよと調子が上がり、一方上位のロッテがコロナ感染者の影響などで成績が落ちてきたこともあり、終わってみればなんとかAクラス、五分の成績。奇跡なのではないかなー。個人的には大きな怪我人を出さずにシーズン終えられただけでも十分満足。Aクラスなんてお釣りがくるくらい。
先発に勝ちがつかない中で、予想外だったのは、リリーフ陣がめちゃくちゃ機能したということ。今まで「西武の中継ぎ…」と揶揄されてきたのが、これは嬉しい誤算だった。豊田コーチの影響は多大だ。

まず森脇亮介の活躍。敗戦処理だったところから、終盤の勝ちパターンに仲間入りするまでの経過がまるでドラマのよう。四球が少なく、ボール先行でも「でも絶対抑えそう」と感じさせる安定感。何より顔がいい。来年ユニ作ろうかな。その背景に、去年フル回転だった平井克典の状態が後半芳しくなかったことがあり、結果的にはポジションが入れ替わる形になった。めちゃくちゃ好きな選手なので(スライダーの曲がりでなんとなく調子がわかる気がするくらいには好き)来期は復活してほしい…。
そして平良海馬の圧巻ぶり。一時は球速160キロを出し、3年目とはいえ新人王の資格があるだけにマスコミの注目度も高く、そのプレッシャーをものともせずのマイペースな投げっぷり。たまに「あれ?今日やばいな?」と思う時もあるが。この時点ではまだ新人王になれるかどうか明確ではないが(楽天の小深田も成績とルーキーという注目度では引けを取らないので)何より人が良さそう。ていうか絶対いいはず。そうでなければ高橋朋巳の登場曲エピソードが嘘になる。

最後にやっぱり増田達至、セーブ王!33セーブは自己最多、通算数で球団記録を更新もした。打線が寂しい結果に終わった今シーズン、抑えてくれる人がいるといないとでは勝ち方も勝ち数も変わってくるので、守護神との名の通りの大活躍。劇場型(四者凡退が日常)ではあるけど。
シーズン後半はキャッチャーを比較的入れ替えての試合が増えた。去年は後半岡田が怪我で離脱しており、森に負担がかかっていたのだが、今期は森・岡田・ルーキー柘植と3捕手を一軍に置いて準備する状況が作れた。近年のライオンズからすると異例のシフトだが、他のチームではよく見る。母は巨人ファンだが、巨人の先発投手によってスタメン捕手が変わることは普通の光景とのこと。昔は固定捕手が当り前だったけど、今はそういう感じでもない。辻監督は割と頑固なイメージがあるので、頑なに捕手を変えなかったのかも…と思っていたのだけど、今期は日程が過密だったり例年と違うことも多々あり、柔軟性が出たのかな。個人的には色々な組み合わせを見てみたいし、それによって相手チームの算段を惑わすこともできるのでは?と思うので来年以降も継続して入れ替えで使ってほしい。

打線の誤算

期待されていた森や山川が鳴かず飛ばずの状態で、山川においては終盤まで復調の傾向が見られず、2軍降格。
個人的には8月27日のサヨナラ試合、森君(大ファンなので敢えてこう呼びます)の涙が印象的だった(11/10本人のInstagramで自虐ギャグみたいに写真上げてる)。ファンは、打てない・勝てない選手に罵声を浴びせることもあるが、誰だって好きで打ちたくないわけはないはず。努力してもなかなか結果に繋がらないことって人生1度くらいはある。その思いが涙に現れたのかな、と思う。個人的な出来事で凹んでいたこともあり、重なってしまって私も思わずもらい泣きした。終盤には復調の兆しを見せたが、時すでに遅し。来シーズンは心機一転、山賊打線を復活させてほしい。
そんな中で超ベテラン、レジェンド栗山巧の元気の良さが映えた。2000本安打までカウントダウンが始まり、怪我などなく順調にいけば来期には達成するだろう。そんなことより今日の一本!と言わんばかりに、湿った打線の中でひときわ光る「ここぞという時に打つ」信頼感。安心と信頼の栗山ブランド、これを継いでくれる若獅子は誰なのか…。
ベテランと言えば中村剛也、こちらも栗山ほどではないものの、インパクトは引けを取らない活躍。10月24日のソフトバンク戦を自宅で見ており、満塁の場面で「いやーゼロか100かの男だからなー打っちゃったりしてなー」とかのんきに言ってたら、岩嵜からの満塁打。「ほんとに打っちゃったよ!」と自宅で奇声を上げてました。満塁を愛し、満塁に愛された男(その時の実況が言ってたと思う)。満塁ホームランのプロ野球記録を自身で更新し続けているのも恐ろしい。21本の記録に対して、2位が王貞治氏で15本。世界でも第3位だって。圧倒的過ぎる。この2人(骨と牙)がいなかったらと思うとゾッとする…来期はもうちょっと若手が爆発してくれることを願いつつ、引き続きベテランの脅威も見せてもらいたい。
想定していた打線が奮わないせいか、まだまだパンチは薄めだが若手を遣う機会が増えた。ちょっと後手後手な感じはしたが、これも辻監督の頑固さ故なのかな。もうちょっと見たかったのは西川愛也、怪我さえなければ鈴木将平(来年はセンター奪ってくれ!)。最終戦の打点が吳念庭一人勝ちだったのも来季の希望の兆しとしたい。

ドラフト

細かいことはあまりよくわからないのだが、何といっても1位がおかわり3世とすでに呼ばれている桐蔭横浜大の渡部に期待。初年度からドーンといけるかどうかはわからないけれど、いずれ山川の脅威になってもらいたい。

そして、声に出して言いたい、タイシンガーブランドン大河。登録名はブランドンになるのかな。名前だけで終わらずにこの名を轟かせてくれ。
準硬式出身の大曲も化けるかどうかワクワク。
ドラフトについてはもう誰が来ても応援するので、とにかく怪我なく活躍してくれ!という願いしかない。今年は育成もたくさん獲っているし、ここには期待しかない。

不安

まず、コーチの入れ替えをどこまでするのかな、というのが気になる。
2軍は色々とあり(割愛)確実に入れ替わるわけなのだが(現時点で大石と鬼崎のコーチ就任が報道されている)1軍の打撃コーチはテコ入れされるかな…中継の解説が多い清水が入りそう、という意見はよくネットでも目にするし、我が家でも話題に出る。豊田コーチ路線。巨人の選手経験ある人、結構多い。
豊田コーチには引き続きお願いしたいとして、西口コーチはどうなんだろう…後半の高橋光成、松本の伸びっぷりは評価されそうだけれど、今井…。
そして何より不安なのが今後のFA状況。

↑わかりやすくまとめてくれている参考文献。
まずは増田、もうすぐ色々と報道が出るでしょうが…何考えてるかわからないだけに不安…。
外崎は、やや北に手を挙げそうな球団があるだけに、不安。
今年こそ打撃不振だったけれど守備は内外野どちらも素晴らしいし、もう3人くらいいてほしいくらいの存在なので、お金だけではない何かをチームに感じて、残ってほしいと切に願う…。
その次が山川、森なのだが、この2人、キャラクター的にもセットでいてほしい(同じマンション住みなので)ので、どちらかが残れば残ってくれるかな…と淡い期待を。個人的には森が出ていくなんてなった日には気が気じゃない…不安。
ライオンズファンはFA耐性があるとは言われるけれど、毎年シーズンオフは感情の起伏が激しくなるので、こんな耐性はお薦めしない。

まとめ

色々思うところはあるけれど、何よりもシーズンを終えられたこと、結果Aクラスでいられたことが何より。こんな状況だからこそ、野球見られるんだな~というありがたみを噛みしめた。
戦況はCS争いにまで食い込めるとは思わない序盤だったので、このケツに火が付くと突然おかしくなるチームがこれからも好きだなと改めて思う1年だった。
毎年南郷にキャンプ見学に行っていたが来年は厳しいだろうから、しばらく楽しみがないなーと思う寂しい冬。
今年は初めて野球場に来ると言う人を連れていったり、後輩と話しながら見たり、今までにない気持ちで野球を楽しめた感じだった。
そして日本鶏園のモツ煮がめちゃくちゃ美味い(寒いメットライフドームでは輪をかけて美味い)ことを知った年だった。毎回モツ増しで食べていた。来年もよろしくお願いします。

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