SCPを書いていたことがある。

SCPを書いていたことがある。何のこともない。ブームの中で僕も書く側にあこがれただけのことだ。

むろんコールド・ポストなどしたことはない。批評を募り、指摘を受け入れ、改稿し、投稿し、「これならいいんじゃないか」となって、そしてマイナス評価になって消えていく。

人の集まりである以上合う合わないは確実にあって、どんなに優れた人間でも死後にしか評価されない例はある。ましてやアマチュアならなおさらのことだ。

未練がましく財団に文句を言いたいわけじゃない。ただ、何度やっても消されるなら、黙って離れることも選択の一つだと言いたいだけだ。人生は短く、自分の作品が消えるだけの場所で四苦八苦する必要はない。

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