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年間144時間のシッター代が無料?「東京都ベビーシッター利用制度」を使ってみた!

結構お金がかかる印象の「ベビーシッター」このシッター代が少しでもお得になる方法があればいいのに‥!

こんばんは!2歳のこどもを育てながら、FIRE目指して活動中のFIREママ『すず』と申します。

平日は仕事と育児の両立、週末はこどもの習い事にお散歩にと、なかなか自分の時間が持てないなと思う今日この頃。

そんななか、今年の4月から私の住むエリアが「東京都ベビーシッター利用制度」の対象になったのでさっそく利用してみることにしました。

この記事では、私が実際に東京都ベビーシッター制度を利用してみて気づいたこと、注意すべきポイントなど役立つ情報を紹介します。

◆この記事をおすすめするのはこんな人

  • 無料で利用できるベビーシッターを探している方

  • 育児の合間に自分の時間を作りたい方

  • 無料ベビーシッターのリアルな口コミを知りたい方

  • 自分の住んでいる地域が対象地域であるかを確認したい方


東京都ベビーシッター利用制度って?

ざっくり説明すると、主に未就学児を対象としたベビーシッター費用を、自治体が負担してくれる制度です。
対象地域や上限時間などは自治体によって異なるので、気になる方はお住まい地域が対象であるか、以下をチェックしてみてください。

対象エリア(2023年8月時点)

福祉保健局によると、東京都ベビーシッター制度は以下を対象エリアとして定めています

北区、葛飾区、中央区、武蔵野市、荒川区、豊島区、文京区、千代田区、江戸川区、品川区、台東区、狛江市、目黒区、中野区、足立区、新宿区、港区

さらに詳細を知りたい方は、東京都福祉保健局のサイトよりご確認ください。

対象者・対象児童

東京都や自治体ホームページでは、無料ベビーシッター制度を利用できるのは「突発的な事情」や「ベビーシッターの利用が必要であると認められた方」などと記載されています。

しかし、実施しているエリアにお住まいで、年齢さえ満たしていれば基本的には誰でも利用できるので安心してください!

※対象者児童は、東京都内のベビーシッター利用制度実施区市区町村にお住まいの未就学児(自治体によっては2歳児まで)です。

年間144時間のシッター費用が無料に?

対象エリアによって制度の違いはありますが、私が住んでいるエリアでは、児童1人あたり年144時間(多胎児の場合は、児童1人あたり年288時間)のシッター費用が無料になります

申請が少し面倒ですが、年間約36万円分のシッター費用が無料になるのは大きいですよね。

東京都ベビーシッター制度の利用の流

東京都の無料ベビーシッター制度を利用したいとお考えの方のなかには、どのように制度を利用するのか、わからない方もいるのではないでしょうか。

無料ベビーシッターの利用の流れは以下のとおりです。

  1. 認定事業者一覧の中から事業者を選択→事業者と直接利用契約

  2. ベビーシッターの利用開始

  3. 直接事業者に利用料金を支払う
    ※このときに事業者から「ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)補助事業ベビーシッター要件証明書」の交付を受ける

  4. 提出書類を揃え、自治体に補助金を申請する

ベビーシッター制度利用の注意ポイント

自分の時間をなかなか作れないママからすると、無料のベビーシッター制度は非常にありがたい制度ですよね。
しかし、ベビーシッター制度の利用では、事前に知っておくべき注意ポイントがいくつかあります

例えば、東京都ベビーシッター制度利用の際には以下5つの注意点について知っておくと安心です。

  • 全てのベビーシッター費用が無料になるわけではない(エリアにもよりますが、家事などは除外される。)

  • 補助金額に上限がある

  • 事業者から「ベビーシッター要件証明書」「領収書」および「利用明細書」の交付を受ける必要がある

  • ベビーシッターを利用する際に、「東京都ベビーシッター利用制度」の利用である旨を伝える必要がある

  • 一旦ベビーシッター費用を立て替えて、後から助成金を申請する必要がある

利用する際には、上記を理解した上で申請するようにしましょう!
特に、助成金が振り込まれるタイミングは遅いので、数カ月はバッファーを見ておいた方がよさそうです。

東京都ベビーシッター利用制度が使えるベビーシッター会社

ベビーシッター会社はたくさんありますが、今のところ私が使っているのは以下2社です。

ポピンズシッター

引用:ポピンズシッター公式サイト

私が利用しているベビーシッター会社の1つは、ポピンズシッターです。
ポピンズシッターの大きなメリットは、登録されているシッターさんから、自分でシッターさんを探せる点です。

また、シッターさんの紹介動画もあるので、事前に雰囲気を確認してから依頼したい人におすすめ。
近くにお住まいのシッターさんを探せるのも魅力的ですね。

反面、シッターさんを探すのに少し手間がかかるのと、土日は予約が取りづらいという印象はあります。

気になる方は、ぜひポピンズシッターの公式サイトからご確認ください。

ミラクスシッター

引用:ミラクスシッター公式サイト

私が利用しているベビーシッター会社のもう1つは、ミラクスシッターです。
ミラクスシッターは、もともと居住区とも提携しているシッター会社で安心感がありました。

事務局が間に入ってくれるので、希望日程を伝えれば、シッターさんをアサインしてくれます。
「50代から60代の女性が良い」などこちらの希望を聞いてくださるのもありがたいです。
今のところ、ミラクスシッターの方が、土日も比較的空きがあることが多かったです。

柔軟性が高く、安心してベビーシッターを利用したい方は、ぜひミラクスシッターの公式サイトもご確認ください!

まとめ

東京都ベビーシッター制度の利用は、正直手間はかかりますが本当にありがたい制度だなと感じます。

とはいえ、この制度を知ったのは、ポピンズシッターからのご案内でした。
区からお便りがくることはなく、知らない方も多いのではと思っています。

この制度の対象ではない地域の方も、お住まいのエリアで、どのような制度があるか調べていただくと、思わぬ発見があるかもしれません

自身のお住まいの地域にベビーシッター制度があるかどうか気になる方は、今一度自治体のホームページをチェックしてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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