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sejuとかいうLAD.HOU.ATL

(ヘッダーは週プレのホームページから切り抜き)

スター選手を補強しながらプロスペクトが育つ、理想の球団経営です。
その点から言ってsejuって凄いのでは??という話をします。

私がsejuという事務所を知ったのは森香澄を補強した際でした。

どういった事務所か全く知らない(今も特段知らない)私は事務所を検索し、なえなのが所属していることを確認。他にも川口葵など芸能関係に疎い私でも知っている名前が所属している事から、勢いのある事務所である事が伺えました。
現在では元NMB48の本郷柚巴を2023年7月に補強、元HKT48の武田智加を同10月に補強するなど、着々と戦力アップを行っている現状です。
【↓とりあえずこういう記事もある】

(ルッキズムきつすぎと思いつつ逆に自然というか仕方がないんだろうなという諦念)

なぜnoteにしようと思ったか

さて、2024年も2月に入ったころ、野球好きとしてアンテナにかかるニュースが飛び込んできます。

週刊プレイボーイで特集が組まれるというニュース。「丸ごとseju号」と銘打たれた2月5日発売の表紙を見て、私はプロスペクトについて思いをはせざるを得ませんでした。
この号で表紙を飾る四名を中心に九名のタレントが掲載される本誌。まずは九選手の名前を並べていく事にします。
本郷柚巴(03'/21歳):157cm
紀内乃秋(05'/19歳):152cm
桑島海空(04'/19歳):150cm
大熊杏優(02'/21歳):153cm
今森茉那(06'/17歳):164cm
森香澄(95'/28歳):154cm
麻生果恩(04'/19歳)167cm
城間菜々美(06'/18歳)152cm
磯村美羽(05'/18歳)154cm
補強組以外のタレントは非常に若いです。ゴリゴリのプロスペクトという表現をしたくなる感じ。
芸能界においてプロスペクトという表現が適した表現かはわかりません。17歳という年齢はアマチュアフリーエージェントの選手が契約するかどうかの年齢です。デビュー(跳ねる)する年齢が、野球界と比較する事が無意味な事は認識しつつも、野球寄りの基準で表現していきます。

実際この世界はseju四姉妹のうち21歳の本郷柚巴がお姉ちゃんと言われてしまうほどの魔境です。(上記の記事による)

では何が理想の球団経営なのか

並べた年齢を見ていただければ私の言いたいことがわかるはずです。
本郷柚巴森香澄を補強し大きな実績(知名度)と実力を担保しながらSNS出身のプロスペクトを続々とデビューさせる方針が伺える気がします(森香澄補強前からそれぞれ既にデビューはしていたが)。
大型FA選手を続々と獲得しながら、プロスペクトが絶えないLADのようだと思いませんか??
目ぼしいプロスペクトがいなくても、どこからか有望株が生えてきてしまうHOUのようにも思えます。下地には地道なスカウト活動があると思いますが、アマチュアフリーエージェントで掘り出し物を探し当てるのは編成の一つの憧れでもあります。

当然なえなのという大きな軸がある中での動きで、先の記事でもなえなのありきというような表現があります。それはクレイトン・カーショウ、ホセ・アルトゥーベという軸が存在する姿と同じで(彼らの新しい契約は素晴らしい物だった)、勉強になる球団経営なのです(球団じゃないです)。
勿論、コーリー・シーガーのように契約を延長できないケースも芸能界ではごまんとあると思いますが。

近年、SNSの普及やYouTube、ネットテレビの隆盛などで、プロスペクトのデビュー機会が増えていると思われます。
ABEMA.TVはどう考えてもそうです。犬も歩けば棒に当たる、かのように恋愛リアリティーショー出身のタレントが至る所にいる気がします。そんな昨今でGROOVEの芸能プロダクション部門であるsejuが持つ意味は大きいわけだと理解が出来ます。

世代で区切るのは分断を生むので私は苦手ですが、ファン層の開拓や事務所としての方針を立てる際には必要で、10代20代のファンが多いインフルエンサーがメジャーデビュー後どのように伸びるかは興味深い所です。
SNS全盛の時代といえどもテレビ等の大きなメディアが持つ影響は計り知れません。

球団経営と違うところ

一方で、何から何まで球団経営のようだとは言えません。先ほどLADがコーリー・シーガーと契約延長出来なかった話に触れましたが、一つの事務所に所属し続けるケースが芸能界では少ない方でしょう。
サービスタイムが六年に至った時点で自動FAとなるMLBよりも、もっと入れ替わりが激しい世界に私からは見えます。
ATLTBがやるような早い段階での長期契約を見据えているかどうか(16歳で所属したら6年経っても22歳なのだが)。
若者中心、そしてそれを強みにする事務所なのであれば、ある程度のキャリアを積めば野球でいうFAのタイミングにはなるでしょう。

デビューしてからどう仕事をこなしていくかは事務所の裁量も大きい事は予想されるので、育成面の点では球団経営と同じような物ではあります。
(というかNPBの球団は見習ってほしいです)


年齢分布を表にするとわかりやすい

以下が生まれ年を並べた表。

公式サイトによる(2024年2月16日閲覧)

見るからにメジャー契約とマイナー契約のような布陣(意図的というかそういうことかと表を作って納得した)。
今回週刊プレイボーイに掲載された選手達(タレント)を見ても、森、大熊、本郷、桑島、麻生、紀内のデビュー済みの若手に加えて、三人のプロスペクトを送り出したような形。特に今森茉那はトッププロスペクトです。今森茉那さんはミスマガジン2023のグランプリなわけで球団(事務所)のみならず球界(芸能界)においてもトッププロスペクトなのです。これはもうアドリー・ラッチマンです。今森さんはSNSのフォロワーが100万人を超えるのでプロスペクト感は無いですが、実際は2022年デビューなので今季くらいまでは
プロスペクト枠だと思います。


2004年生まれ以降のタレント達はメジャーマイナー関係なくプロスペクトランキングに名前が連なるだろう戦力であり、BALのようなプロスペクト大国です。BALが躍進を見せたようにsejuもこれから伸びていく事が予想されます。なんせ13人もまだ、プロスペクト(ジャクソン・ホリデイなみの)をまだマイナーに残しているわけです。
しかも最年少は14歳です。年齢を詐称してインターナショナルフリーエージェントで契約するドミニカンが問題になる球界と違って普通に傘下に置ける、芸能界の凄さが身に沁みました。

まとめると

今勢いがあること、芸能界での影響力が日に日に増している事の理由がわかったような気がします。
球団や事務所ではなく組織運営の骨子がしっかりと有って、うまく嚙み合っている結果だとわかります。
2022年にスタートしたにも関わらず、これだけ有力なタレントとトッププロスペクトを抱えていることに畏怖まで覚えると共に、益々の成功を祈念して末尾としたいと思います。





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