プロスピを振り返る野球シーズン2022⑧ーオフシーズン➀
ロースター管理
オフシーズンに入るという事でドラフトに向けて枠を空けなければならない。ロースター管理をまず行う。
以上三人を自由契約とした。梶谷隆幸はノンテンダーとか言ってみる。
土田は清田の放出に伴って獲得したが、ロッテでの一軍登板は無し。
引退が予想された藤川俊介は現役続行を希望。自由契約からロッテに加入したが、出番は少なく終わった。
2017 11試合 .154(13-2)0本0打点
2018 19試合 .217(23-5)0本0打点
2020 6試合 1得点
6シーズン千葉ロッテでプレーしたが、僅か36試合。レギュラー陣の守備力が改善するにつれて出場機会を減らしていった格好だ。
梶谷隆幸はノンテンダーとした。実力は衰えていないがプレータイムを確保することが難しいチーム状況となっていた。TDLでの放出も考えられたわけで、ここで放出となったのは自然と言えよう。
2020のTDLで加入。当時は内野手が余剰気味で、中島卓也の放出となった。二年半のレンタルだったと考え、チームの方針に則っての対応。
併用の一年半は戦力だったが、今年は結果を出していたが夏場からファーム暮らし。長打走力共に期待が出来るアスリート外野手なので、次の契約はあるだろう。
引退情報
充実したロッテでの19年間。奪三振能力に長け、毎年30試合前後に登板できた。ストレート、カットの球威に衰えが見えた事もあり引退を決断したが、素晴らしい現役生活だったと思う。ここは引き止めず意思を尊重。
首脳陣情報
ドラフト
構想
高校生ショートをドラフト一位で入札する事が決まっているほか、投手2捕手1外野手1の割合で指名したいと考えた。
一巡目
二巡目
二巡目は左投手を指名。ただ指名権は全体21巡目なのでリストアップしていた関本や広木の指名は叶わず。高校生内野手二名の夢は断たれた。
三巡目
三巡目は高校生外野手を指名。またここも広島にリストアップしていた投手を指名され、投手二名の構想も崩れる。ドラフト戦略が下手である。
四巡目
四巡目は捕手を指名。二十代中盤の捕手が多い選手層を考え、その一つ下の代になるような選手の指名に。捕手能力のある選手は以外にも多いロースターだが、ここは未来を考えた。
五巡目
将来性のある投手、内野手共に先に消えているので、大学生外野手の指名に。世代を考えるとまた余剰してしまう可能性はあるが、ルーキーにしては能力が高く、この順位まで残っていたのはサプライズなのではと考えて指名。
結果
プロスピのゲームとしては多めの指名に成功。概ね満足な結果に。
FA市場
画像を見るとわかる通り、オリジナル選手の契約が多く切れている。
パ・リーグ二位に終わったロッテから三名がFA宣言。ただ、FA宣言をする理由は明白なメンバーだった。出場機会の少なかった三名だ。
中崎翔太のFA
指標は良いと判断したが、小さな怪我による抹消が大きく今年も勝ちパターンには食い込めず。僅か17試合20.2イニングだったが存在感は示した。FIP2.10や奪三振率8.71は信頼できる数字。
御覧のように、ポストシーズンではチーム最多10試合に登板。被安打数は別にして大事な戦力だった。
ただ、予想契約希望額1億5000万円は高め。二年ならまだしも、といったところ。来期は益田の八回移行や西野の先発転向など、動きのあるブルペン陣だが仕事場は保証されていない。中崎にとっても他のチームへ行く方が良いかもしれない。
野村祐輔のFA
野村祐輔は指標それなり。12先発にとどまるも74.1イニング投げFIPは3.73。ERA+100とリーグ平均の投球を見せ意外にも三振を取れるピッチング。
先発ローテーションが確約されない中投げれば結果を出してきたベテラン。もう彼の希望通り広島でキャリアを終えて欲しい。今までありがとう。
7シーズンで97試合、626.2イニングに登板し、40勝33敗。
先発投手の手厚い千葉ロッテでなければもっと数字を伸ばせたはずだ。
田村龍弘のFA
正捕手としてプレーしていた田村も小湊晋一の台頭により出番を失った。江村も含めた捕手競争は激化しており、近年は高木も控えている。
2021シーズンはこれまでと比べかなり好調で10本塁打を記録。守備力も当然発揮し、盗塁阻止率等の指標は出場さえすればチームで一番優秀ではあった。しかし今季、またもや定位置を奪われるとFA宣言。これは致し方ないだろう。
かつて正捕手だった選手がプレータイムが半分にも届かない現状は、やはりどうにかしたいと思うもの。田村に関しても球団としては見守るしかなかろう。(愛着があるのは嬉しいけど)
市場での動き
FAした三選手にはオファーは出しにくい。野村や中崎は戦力だが野村祐輔の意思は固いし、中崎に出せる契約金額はここまでではない。
グリエルJRを獲得した際の交換要員である、脇本直人との再契約は考えられる。2020シーズンでのTDLでリリースした脇本直人はまだ26歳。二年半でリリースされたが走力という武器は変わらない。
安価であれば(確認したら一軍出場0のくせに4100万も要求しやがる)、脇本との再契約を行っていきたい考えはある。(松永と三木はまあまあ戦力になっているらしい)
もう一人再契約の点では角中勝也も候補。FA宣言で巨人へ移籍したが今年は出場0で自由契約となっている。外野手も飽和しており出場機会は無さそうなのに加えて希望金額が5200万とこれまた高値だが、一応功労者である。能力もガクッと落ちているので不安は大きい。引退後を見据えた契約になりそうだ。
一方でトレードには消極的となりそう。ファームシステムではプロスペクトを集めている段階だが数だけ言えば集まっているし、わざわざ戦力を下げてまで欲しいプロスペクトも他球団にいない。
ロースターの穴は投手陣だが、わざわざ開けた枠を外様で埋める必要がない。
市場の動きは次のnoteで。
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