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アラサー歯科矯正日記 〜歯科医院探しから治療方針決定編〜

アラサーですが、思いきって歯科矯正を始めることに。
私は典型的な叢生で、上顎の犬歯が2本とも前に出ています。八重歯と言えば何だか可愛い印象も受けますが、残念ながらそんな言い方でフォローできるレベルではないんです。下はパッと見悪くなさげですが、よく見ると前歯が若干重なっているとこあります。親知らずは1本抜歯済みで、残り2本。

きっかけ

高校生の頃から自分の歯ならびが気になり始めましたが、お金も時間もかかるし、痛いらしいので今までずーっと放置。でも、慣れるどころか、年をとればとるほど気になって上手く笑えないように。海外旅行に行ったときなんかは特に。

また、今年からイギリス人女性に英会話を習っているのですが、コロナ禍なのでもちろんまだ一度もマスクを外した姿を見せたことはありません。でも、コロナが治まってマスクを外した時、どう思われるだろうかと考えることがたまにありました。

そんな時、同じ部署のアラフォー男性が歯科矯正を始めたのです。その姿を見て、コロナでマスク生活があと2〜3年は続きそうなんだし私もやろう!と決意しました。

歯科矯正カウンセリング×3

まず、日本矯正歯科学会のHPで矯正認定医の資格を持っている地元の歯科医院を検索。なんと認定医は両手でちょっと足りない程度!指導医や臨床指導医はゼロ。結局、口コミ等を頼りに探して、候補を3軒に絞ってカウンセリングに行きました。

・1軒目 (家から車で約20分)
✔︎期間は約2年
✔︎マルチブラケット(上顎)使用
✔︎目安として大体70〜80万円
✔︎開咬、若干の受け口
✔︎アンカースクリュー併用
✔︎上顎の親知らず2本抜歯
抜歯をすると下の歯との噛み合わせが悪くなるので、アンカースクリューで奥歯を後ろに引っ張ってスペースを作る方が良いとのこと。こちらでは、下顎の矯正は提案されませんでした。

・2軒目(家から車で約15分、専用駐車場なし、小学校の同級生の実家)
✔︎期間は約2年〜2年半
✔︎上下マルチブラケット使用
✔︎目安として大体70〜75万円
✔︎小臼歯4本抜歯+親知らず3本抜歯
昔ながらの矯正歯科だからか、抜歯推奨というか抜歯以外の選択肢はなし。もちろんアンカースクリューの提案もされなければ、開咬や舌の位置、受け口にも触れず。

・3軒目(家から車で5分以内、not矯正認定医)
✔︎期間は約2年〜2年半
✔︎上下マルチブラケット使用
✔︎アンカースクリュー併用
✔︎目安として大体80万円
✔︎小臼歯4本+親知らず3本抜歯
上顎の親知らず2本は治療前に、右下の親知らずは治療途中で抜歯しましょう、とのことでした。

悩みに悩みぬいた結果、最初から上下の矯正を提案してくれた3軒目に決定しました。矯正認定医を持っていないことが唯一引っかかるポイントですが、評判は良いので思い切ってお願いすることに。

地獄の型取り

歯医者を決めたら型取り。歯磨き粉のようなペーストをまず下顎に詰め込まれ、固まるまで数分間放置。ペーストが喉の奥付近まで流れ込んできて、嘔吐反射が一度きました。終わって辛かった~と思ったのも束の間、次は上顎。これが本当にしんどかったです。私の場合、上顎は左右とも親知らずがしっかり生えてきているため、本当に奥の奥までペーストを詰め込まれました。その結果、型取り中、嘔吐反射を延々と繰り返しました。椅子を起こしてもらっても、顎を引いても何をやっても止まらない嘔吐反射。最後は生理反応で涙まで出ました。まだ矯正が始まってない段階でさえ、こんなに辛いのかと絶望。

治療方針決定

地獄の型取りが終わり、ようやく治療方針が決定しました。

【問題点】
スペース不足、親知らずによる圧迫、歯肉退縮
上記が私の歯の問題点ですが、なんと20代にして歯肉退縮が起きていました!原因はおそらくオーバーブラッシングだろうとのことでした。

【治療方針】
✔︎期間は約2年〜2年半
✔︎上下マルチブラケット使用
✔︎上下左右の小臼歯4本+親知らず3本抜歯
✔︎顎内ゴム、顎間ゴムによる歯牙移動
✔︎移動途中で必要に応じてアンカースクリューを使用

歯肉退縮が既に始まっているので、歯科矯正をするとさらに歯の隙間が大きくなってしまうそうです(動かした歯に肉がついていかないため)。また、私は歯の形が三角なので、それがより歯の隙間を目立たせてしまうそう。そのため、歯科矯正中に歯を少し削って、三角形を四角形に近づけることに。これによりスペースが広がるので、アンカースクリューは必須ではなく、治療中必要に応じて使うことになりました。

小臼歯については、上下2本ずつ抜歯するそう。早く進めたいので、どうせなら4本一気に抜歯してほしかったのですが、「さすがにそれはしんどいから2本ずつ抜歯しましょう」と言われました。矯正専門歯科医院だと他院に依頼することになるので4本一気に抜歯、自分のとこで抜歯できる歯科医院は適宜抜くことが多いそうです。
上の小臼歯を2本抜歯したら2週間後くらいには矯正器具を装着、下に関しては小臼歯抜歯後、少し間を空けるそうです。下顎に関しては、スペースが出来ればそれを埋めるように歯が動き、前歯の若干の重なりが自然と解消されていくので、その力を多少利用するそう。

次の診察では、歯科矯正用CT撮影、歯磨き指導(オーバーブラッシング改善)、そして左上の親知らずの抜歯です。

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