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【企業向け】ライブ配信を活用するべきシチュエーション6選

ライブ配信を検討している企業様向けに、活用するべきシチュエーションはどのようなものがあるのか、6つのケースを簡単な事例も含めてご紹介します。アーカイブ配信とあわせて検討してみてはいかがでしょうか。

企業PR動画やイベント演出映像など動画コンテンツとして制作されるものは多数あり、その中でもライブ配信は近年の社会的状況も影響して、様々な
内容で注目されています。

ライブ配信は、個人の間で楽しむためのものと考えている企業様も少なく
ないでしょう。しかし、その有効性は会社でも活用できます。

そこで、本記事では企業がライブ配信を活用するべきシチュエーションに
ついて、6つご紹介します。

そろそろライブ配信を取り入れようかと考えたり、どんなケースがあるのか知りたい企業様向けとして、実践するための判断材料にいかがでしょうか。


ライブ配信とは何か

ライブ配信とは、ユーザーが好きなタイミングで視聴できるタイプの動画
配信方法ではなく、生放送(ライブ)で参加できるのがライブ配信です。

リアルタイムで配信されることで、直接的に商品やサービスの良さを
伝えたり、臨場感のあるイベントを開催したりと、様々な内容が人気です。

ライブ配信は、あらかじめ用意されたコンテンツを提供するオンデマンド
配信と違い、その配信時間中に視聴者とコミュニケーションを取れるのも、魅力の1つです。

ライブ配信が注目されている理由

テレワークや在宅ワークを導入する会社が増えたり、自宅で過ごす時間が
多くなったりすることで、インターネットの利用状況が高くなっています。
そして、インターネットを活用した仕事をしたり、サービスを楽しむ場面が増える中で、動画コンテンツを目にする機会も多くなりました。

ライブ配信自体は以前からありましたが、世情に押されて活用できる機会が増えています。

企業と視聴者がコミュニケーションを取れるというのは、ただ単に配信されている内容を見て楽しむだけでなく、様々なサービスとして展開することが可能です。

今まで対面でしか提供できなかったサービスをオンラインでも取り扱うことができるなど、ライブ配信はビジネスの機会拡大につなげられるので、
今後もさらに注目されていくでしょう。

ライブ配信を活用するべきシチュエーションとは

企業がライブ配信を活用するべきシチュエーションには、いったいどのようなものがあるのでしょうか。ここで6つのパターンをご紹介します。

①:会社説明会

会場に多くの人が集まって行う形態ではなく、ライブ配信を活用して会社
説明会を開催する企業もあります。ライブ配信はインターネットを介して
行われるので、大型の会場を用意する必要がなく、その分コストを
削減できる方法です。
また、説明会の会場が遠くて参加しにくい人でも、通信環境があればエントリーできるという点はポイントの1つでしょう。

さらに、例えば海外勤務の社員を説明会に参加させたいときに、日本国内へ移動しないで済むのは開催する側にとってもメリットです。

ライブ配信形式で開催されれば説明会後の質疑応答もできますので、
活発な就職活動を促すことにつながります。懇親会などの交流する場面を
用意すれば、非対面でもコミュニケーションが取れます。

②:社内研修

1つの会場に集合する場面を減らしたいという理由から、研修自体を取り止めた会社もあるのではないでしょうか。

そこで、社内であっても研修を行うときにライブ配信を活用すれば、
密集することを防げます。例えば、1つの建物内にメインとサテライトの
会場2つを用意して、オンラインでつなげるだけでも分散化はできます。

さらに、各営業所にライブ配信という形態で開催すれば密集するのを防ぐ
だけでなく、勤務場所を離れられない社員がいるシチュエーションでも、
社内研修に参加できるという利点があります。

普段の現場業務を行いながら、合間で研修を受けられると社員が現場ですぐに改善や実行することができます。それだけスピーディーに研修の効果を
検証することもできるでしょう。

具体的にはオンライン新入社員研修として、動画コンテンツ視聴に加えて
他社員とのライブコミュニケーションなどを活用する方法があります。

③:オンラインセミナー

ウェブとセミナーを合わせた「ウェビナー」という言葉があるように、
オンラインのセミナーを積極的に開催する企業も少なくありません。

その中でも、ライブ配信によるオンラインセミナーは、参加者と開催側
との双方向によるコミュニケーションが可能という点がポイントです。

オンラインで行われるセミナーは参加者と直接対面していない状況のため、開催側から一方的に伝えてしまうようなシチュエーションがありますが、
ライブ配信を活用することでセミナー受講者の反応をリアルタイムで
確認できるようになります。

さらに、参加者と開催側が一体になってセミナーを作り上げていくことで、受講者の満足度が上がり、より良い結果につながります。

また、多くの参加者を募ってオンラインセミナーを開催する場合に、ライブ配信によってやり取りが活発になり、臨場感も味わうことができます。
例えば、講師育成事業などでセミナー動画を全国の会員向けに配信するようなシチュエーションでは、ライブ配信によるコミュニケーションも
活用すれば、内容の充実したオンラインセミナーになります。

④:ワークショップ

ワークショップを対面ではなく、自宅でも楽しめるようにオンラインで開催することもあります。オンデマンド配信でしたら参加者の好きなタイミングで取り組めるので、それだけでも効果的でしょう。
さらに、ライブ配信で行うことで、その場で手順を一緒にこなすだけでなく分からない部分をリアルタイムで解決したり、コツを教えてもらえたりと様々なメリットがあります。

また、配信する講師に直接会っていないのに、手取り足取り教えてもらえたような感覚もあり、ワークショップの臨場感もライブ配信ならではでしょう。

ライブ配信は、収容人数を考えた広い場所を用意することなく開催が可能
ですので、会場を抑えるスケジュールや予算にあまり左右されません。
そのため、有名なゲスト講師を用意するなど、内容を充実させるのに
コストをかけることができます。

例えば、体操教室などでしたらオリンピックの元日本代表をゲストに、
簡単な体操やトレーニングを自宅でも体験できるワークショップとして
ライブ配信する方法があります。
このように、ワークショップはライブ配信を活用するべき
シチュエーションの1つに挙げられます。

⑤:ライブコマース

ライブコマースとは
ライブ配信で商品などを販売する形態のEC(電子商取引)です。

通常のオンラインECに加えSNSなどを活用してライブ配信を行い、視聴者と配信者とのコミュニケーションを通じて購買や来店の促進が行われます。

サイトに商品を掲載しているだけでなく、使い方を伝えたり、
詳しく見たい部分をピックアップしたりと疑問点をリアルタイムで
解決できるのが特徴です。

もし、使い方にある程度説明が必要な商品でしたら、ライブコマースを
活用しやすいでしょう。さらに、他社製品とは違う点などを対面接客の
ようにリアルタイムで伝えれば、購買につながるかもしれません。

例として、人気の催事販売などでは人数制限のために参加できない場合
でも、ライブコマースを活用すれば多くの参加者をオンラインで募り、
予約や商品の購入を促すことができます。

さらに、商品の在庫をライブコマース経由で確認できれば、
会場に到着したら商品が売り切れていたということも少なくなります。
参加者にとっても、利便性のある方法でしょう。

⑥:消費者向けイベント

そこまでコストはかけられないができるだけ多くの人に認知させたり、
体験してもらいたい場合はライブ配信を活用するとそれが可能になります。

消費者へ向けたイベントでは、そんなシチュエーションが想定できます。
特に、ライブ配信によるイベントは、会場に足を運ぶことなく
参加できるのが強みでしょう。

例えば、職人が手掛けるような製品について商品紹介のコンテンツで
知ることができても、実際に制作している現場でその様子を目にする機会は多くありません。そこで、現場からライブ配信で実況中継されれば、
制作の様子をリアルタイムで知ることができて、商品に対する
イメージアップになりそうです。

また、野菜や果物などの収穫物は消費者が店頭で購入するだけで、
生産する実際の様子を目にすることはほとんどありません。
そこで、オンライン収穫祭として、普段見ることができない
日本や世界の産地をライブ配信でつなぐ手法があります。

収穫風景や生産現場の様子を伝えるだけでなく、感想や質問などを
視聴者から募集して、つくり手のこだわりや凄さを実感できる
イベントにもなります。

他にも、ドローン映像をライブ配信させれば、
特殊な場所や角度からの映像をリアルタイムで視聴できるため、
宝探しのようなイベントに活用も可能です。
様々なコンテンツとそれに合った消費者向けイベントを開催するときに、
ライブ配信を活用することで、参加者が積極的にイベントを楽しむことができます。

ライブ配信の活用も検討しよう

以上、企業がライブ配信を活用するべきシチュエーションについて、
6つご紹介しました。

社外向けだけでなく、社内向けでもライブ配信の活用はもちろん可能です。
また、例えば研修用の映像であれば、リアルタイムでコミュニケーションが取れるライブ配信に加えて、好きなときに視聴できるアーカイブ配信も
あわせて活用すると、研修内容の復習ができて効果的です。

このように、シチュエーションによってはライブ配信のみに限ることなく、他の方式と併用することを検討してみてはいかがでしょうか。

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