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F1のミカタ 『昨年のコメントとの比較で知る』

それ、わざわざするの?

そう思いつつもチェックせずにはいられなかったメルセデスの今シーズンのカラーリング発表。
仕事帰りの電車の中、途切れとぎれのライブをSNSで見ました。

そんな感じで始まった2月如月。

11日のフェラーリの新車発表を皮切りに次々と各チームの新車発表。一気にSNSチェックで仕事もできないくらい忙しくなりました。

ひと呼吸おいて19日、とうとうウィンターテストが始まりましたね。やっぱり実際にF1が走る姿に飢えてたのがよく分かりました。


さて、開幕に向けて盛り上がりを見せるF1界隈ですが、あなたが贔屓のチームのクルマが

今年はやるのか? 

ってところは気になって仕方ないですよね。


テストは、各チームがやってることが違いますし、全力じゃなかったりもしますから、速いのかどうなのかが一般人にはよく分かりません。

本当の答えはオーストラリアGPで出るのでしょうが、ここでは昨年2019年のウィンターテストでの記事やコメントと今年のそれらとを比較してみようと思いました。

そこから得られる機微で、今シーズンへの期待感を挙げる手助けになればと思います。

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RedBull

2019年ウィンターテスト 初日
▶担当ドライバー マックス・フェルスタッペン
▶周回数 128周(4番手)
▶最速タイム 1'19.426(C3タイヤ)

【コメント】
「テスト初日に128周を走行できた。とてもいい一日だったので満足している」

「今のところとてもいい感じ。これだけたくさんの周回を走りこむことができてよかった。明日以降のテストも楽しみだ」

「今日はすべてがうまく進んだ。初日にたくさんの周回を走りこめるのは当たり前のことではないからね。とはいえ、まだ走り出したばかりだから、話せることはあまりない」

「今のところ作業は順調だし、マシンの感触もいい。さらに向上するために努力し続けるよ。マシンとエンジンのことをもっとよく理解したい。今日は問題に見舞われることなくプログラムを進めることができた。いい初日だったよ」
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2020年ウィンターテスト
▶初日担当ドライバー マックス・フェルスタッペン
▶周回数 168周
▶最速タイム 1'17.516(C3タイヤ)
【コメント】

このマシンはどこを走っていても速い。それはいいことだ。信頼性はさらによくなったと感じる。すべてがとてもポジティブだよ

「いい一日だった。マシンとエンジンがとてもうまく機能していた。今日はそれを確認したかった。一番重要なことだからね」

「マシンとエンジンが機能していたことには満足している。今はこのマシンについて学び、いろいろなことを試して、何ができるのかを見ていきたい」

「多くの周回を重ねることは重要で、今日はそれができたのですごく満足だ。僕らはこの冬の間、改善したいと思う部分に取り組み、改善を果たしてきた。その結果、コースのどのエリアを走っていてもマシンの速さが増したと感じる。これからもっと周回を重ね、新しいパーツのテストをして、さらに改善可能なエリアを見つけたい。テスト期間に十分な仕事をしたいと思っている」
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昨年はホンダとのタッグ初年度だったので、期待と不安が交じりあった中のテスト初日だったんでしょう。今年のコメントと比較するとそんな雰囲気が十分に読み取れます。

そして今年は、昨年の実績からの期待がそのまま走りに現れた喜びが大いに感じられるコメントですね。「速い」っていうワードが出てくるのはとてもポジティブな状態だと感じます。

もちろん他チームの動向や今後のテスト結果にもよりますが、レッドブル・ホンダは最高の滑り出しをしたと言って良さそうですね。

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