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なぜ魚が釣れないのか?


こんにちは、こんばんは、カツオです。


今回は、魚が釣れない原因と
その対処方法について、ご紹介いたします。


なぜ魚が釣れないのか?


我々釣り人の腕の問題や使う釣り道具の問題などが
真っ先にあげられる答えだと思います。

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  • 釣れなかった悔しい

  • 全くアタリもなかった

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釣りをしていて、おそらく一度は経験しているはずです。


しかし、独りに落ち込んだり、悔しがったりしているのではなく
なぜ魚が釣れなかったのか?というのを自問自答して


出た答えを分析したり、想像したりして
次釣りをやるときに魚が釣れるようにします。


今回は、その分析するための材料になれば幸いです。


魚が釣れない原因とその対処方法


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  • 潮が悪い

  • 水質が悪い

  • 場所が悪い

  • 天気が悪い

  • ルアーの泳がす場所が悪い

  • ルアーを交換しまくっている

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順にご紹介いたします。




潮が悪い


魚を釣る上で、潮は大事です。


潮が悪いと、どんなに釣りが上手でも
どんなにプロの方でも魚を釣るのは難しいです。


一般的に、魚が釣れない潮は

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  • 小潮(こしお)

  • 長潮(ながしお)

  • 若潮(わかしお)

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と呼ばれる潮です。


共通していえることは、潮があまり動かない
つまり、流れがあまりないということ。


流れがないと、魚の1つのエサである
プランクトンや微生物などが水中で舞い上がらないので


結果、エサがない魚はあまり動かず
釣れないということになります。


また釣りの名文句「上げ3分 下げ7分」と
呼ばれる言葉があります。


要約すると、上げ3分は、干潮時刻から約2時間後が一番魚が釣れる時間
下げ7分は、満潮時刻から約4時間後が一番魚が釣れる時間になります。




この上げ3分、下げ7分を通りこしてしまうと
徐々に潮が緩くなっていき、釣れないことがあります。



水質が悪い


魚を釣る上で、水質も大事になってきます。

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  • 水がきれいなのか

  • 少し汚いのか

  • めちゃくちゃ汚いのか

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で大きく、釣果が異なります。


一般的には、少し汚い
ささ濁りの状態の方が釣れやすくなります。


理由は、ルアーがルアーであると認識されにくくなるのと
かといって、ルアーが全く見えない状態ではないからです。


水が霧島の天然水のように、きれいな状態ですと
ルアーがルアーであると認識されてしまい、魚が釣れないことが多いです。



逆に汚すぎてもよくありません。


水がミルクたっぷりのカフェオレ色ですと
ルアーの居場所が魚から全くわからなくなってしまい


結果、釣れなくなってしまいます。


人間が暗闇の中でものを探しているのと同じ状態です。


もちろん、濁りを好む魚、嫌う魚がいるので
一概に、ささ濁りの方がいいとは言えません。


人それぞれ狙う魚が違う場合もあります。


たとえば、ヒラメ。




ヒラメは、比較的水がきれいな方が釣れやすいです。


逆に濁っている方がいいのは
シーバス(マルスズキ)になります。




なので、自分がなんの魚を狙っているのかによって
場所選びや、釣りする日が決まってくるかと思います。



場所が悪い


当然、魚がいない場所に投げたって
魚は釣れません。


漁船のように、魚群探知機があれば
魚がいる場所にピンポイトで入ることができますが


岸からだと難しいです。


なので、魚がいる場所を知っておくことがベストです。

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  • 瀬がある場所

  • ベイトがいる場所

  • 回遊ルートがある場所

  • 定住できる環境がある場所

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この箇条書き4つの場所に魚がいなければ
基本、魚がいないと判断してもらっても大丈夫です。


瀬は、海底の一部が隆起している場所で
その瀬の近くに魚が隠れていることがあります。



瀬がある場所は、白波が立ったり
波が周りより高くなっている場所にあるので


探して、狙ってみてください。


ベイト(小魚)に関しては、捕食魚のエサになるので
エサを求めてきた捕食魚が岸まで寄ってきて、釣れることがあります。


回遊ルートは、基本的に
常にゴミがなく、流れが滞らない場所が回遊ルートになります。


定住できる環境は、岩やテトラポッドの近くなど
陰になる場所は定住していることが多いです。



天気が悪い


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  • 晴れ

  • 風が吹く

  • 雨が降る

  • 雷が鳴る

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など、釣りは天候に左右されます。


晴れは、絶好の釣り日和になるものの
波やうねりもなく、船でないと釣れないことがあります。


一方雨は、小雨くらいならプラスに働くことがありますが
土砂降りですと、叩きつけられる音で魚が逃げることが考えられます。


雷も同じく音で魚が逃げることがありますが
そもそも、竿が避雷針となり釣りができない、怖い状態になることでしょう。


実際筆者が雷が鳴っているとき(光っているとき)に釣りをしてたとき
手先から腕まで「ピリピリピリピリ」となったことがあります。


別にどこかで落雷しているわけでもなく
ただ光って音がなっただけでピリピリしたので


雷の日は魚が釣れない原因云々より
行くのをやめた方がいいのかもしれません。


対処方法は、天気なのでなんとも言えませんが
曇りの日に行った方がいいのかもしれません。



ルアーの泳がす位置が悪い


レンジ(泳がす位置)が悪いと魚は釣れません。


竿を下げたり、使うルアーを変えたりして


魚がいる棚(泳いでいる水深)に合わせて
ルアーのレンジも合わせる必要があります。


たとえば、魚が表層にいるならルアーを
フローティングやトップウォーターを使って表層付近を狙う


深層(底)にいるなら、シンキングやメタルジグを使うなど。


メタルジグ


レンジさえ合わせれば、おそらく釣れるようになりますし
レンジが間違っていれば、釣れません。


例として、タチウオと呼ばれる魚は
夜は水深20m〜30mの浅い場所を狙うのですが


日中の明るい時間になると
水深90m〜100mを狙うことがほとんどです。


このように魚の習性を知っておくと
レンジの調整がしやすいと思います。



ルアーを交換しまくっている


魚が釣れないからといって
ルアーを交換しまくるのは、あまり良くないです。


いかに、釣れるルアー、実績のあるルアーを
投げ続けていられるかがポイントになってきます。


なぜなら、魚は、いつどこで釣れるかわからないからです。


釣れないからを理由にルアーを交換していると
魚がきたタイミングを逃してしまったり


実績のない、釣れないルアーを
投げていたりしていることがあります。


なので、ルアー交換すべきポイント2つご紹介いたします。

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  • 何やっても泳がない

  • ベイトとルアーのサイズがあっていない

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基本的に、ルアーが泳がなければ魚は釣れません。


早巻きをしても、ゆっくり巻いても
ルアーが泳がなければ、変えることをおすすめします。


ベイトとルアーのサイズがあっていないことに関しては
マッチ・ザ・ベイトという言葉を知っていただきたいです。


ベイト(小魚)のサイズとルアーのサイズが
かけ離れていると食ってこないことがあります。


なので、15cm〜18cmのでかいベイトがいる、食っているなら
15cm(150)〜 18cm(180)のルアーを


10cm〜12cmくらいの小さいベイトがいる、食っているなら
10cm(100)〜 12cm(120)のルアーなど


正確でなくてもいいので
できる限りベイトとサイズ感を合わせてルアーを選択します。


もし、あっていないければ交換するといった感じです。



まとめ


今回ご紹介させていただいた、原因を知ることで
なぜ魚が釣れなかったのか?の答えを発見することができ


次釣りに行ったときは、魚が釣れるようになっています。


自然相手ですので、100%釣れるとは言い切れませんが
少なくとも何もしないよりは、釣れる確率は上がっています。


なので、ぜひ「なんで魚が釣れなかった」と
自問自答し、でた答えを実釣に生かしてみてください。



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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

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