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vol.1 タケゾウ先生のボロ戸建て不動産投資講義

タケゾウ 聖丁倶楽部
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※試聴版。オリジナル版(54:56)は購入後に視聴可能。

第一話。全六話。

労働者は搾取される。なので資本家になろう。そう言う「危険思想」にまつわる情報を発信してきた。どうやって勤め人を卒業するのか、どうやって事業を興すのか、資本を蓄積するのか。

そもそもである、資本家になると何が良いかという問題。

率直に言えば現代社会の労働システムは形を変えた奴隷制であるから、現代の労働者の立場はほとんど奴隷そのものに他ならず(みんなそう言うと超怒るけど)、その奴隷的な運命から解放されることが、資本家の利点としてまず挙げられる。

すなわち、日々の強制労働から解放される。資本家になれば労働は趣味になり、その趣味が楽しいと思うならばいくらでも続ければよく、楽しくないなら別の趣味に生きるのも良し、となる。自分の生き方を自由に選択できる点に、資本家側に移行する最大の旨味があるだろう。

労働者が労働者のまま救われるチャンスは、この資本主義世界には決して多くない。労働者システムという大海の上で、あっちの船の方が良さそうだと乗る船を移り変わっても、労働者が持つ本質的な弱者性、キツさ苦しさからは決して逃れることは出来ないのである。陸地に上がって、自分の土地を持たない限り。

このオーディオは、勤め人を卒業して資本家の側に行った男たちが、ボロ戸建てリフォーム労働を娯楽化して、自由気ままに楽しく生きている様子をインタビューに収めたものである。遊んでいるうちに物件が増え、家賃が増え、資本が膨らみ、大地主になってゆく、そういう生き方をリアルに感じて頂くところに主眼を置いている。

仕事は本来は楽しいものだ、という仕事観について~これは労働者階級とは真逆の物の見方になるのであるが~考える機会として頂ければ。


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不動産賃貸業の入門者、初級者、中級者に向けて製作したオーディオです。リフォームDIYしない人にはあまり適さない教材で、過去の僕やタケゾウさんのように「カネが無かったから自分でやるしかなかった」とか「やってみたらリフォーム自体けっこう好きだ」とか「お遊びリフォームは実はかなり付加価値がデカい仕事だと気付いた」って言う方には、役に立つと思います。

本編のボロ戸建て講義(全6話)は、全体的な木造ボロ戸建て投資についてのビジネスモデルについてお話していて、これは完全に流し聴き用。耳が暇な時、習慣的に勤め人卒業組が喋るオーディオを流しておく、というのは現代における強力な成功法則であります。

DIY編(全4話)はリフォームにまつわるあれこれ漫談会を展開しています。基本的な使い方はだらだら垂れ流しにしておくという白熱教室のいつも活用法と同じですが、DIY編では、「これは?」と思うキーワードを聴き取ったら拾い上げてネットで調べる、という要素を計算に入れて収録しています。

あとはヤコバシさんが僕よりも正確な商品紹介をvol.2以降でやってくれるはずなので、そちらをじっくり読んで購入判断の助けとしてくだされば幸いです。

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わたくしもオーディオ全部聴き直してみたんですけど、軽く資本主義ゲームで勝つポイントについて書いてみようかなと。ポイントは他にもたくさんあるけれど、今日はこれを思いついた!というノリで、一つのテーマを論じたい。本オーディオ、ボロ戸建て投資にも関係ある考え方だ。

まず最初に、資本主義ゲームで労働者やってる身分の場合、自分の持っている資源は限られているんだという自覚を強くせねばなりません。

時間も限られているし、お金も限られているし、気力や関心も限られている。物理的、精神的なエネルギーをどこに分配してゆくか?と言うのが、このゲームを勝ち上がるために大事な考え方になる。

一個の仕事人としてスキルパネルを開けられる数には限りがある。あちらのスキルを取ると、こちらのスキルが取れなくなる。こちらにスキルを伸ばすと、あちらのスキルを伸ばせなくなる。

人生は常に選択の連続で、何かを選び取るというのはすなわち別の何かを諦めるということを意味する訳です。選ぶものを決めるよりも、選ばないものを決める。降りる勝負、負ける勝負を決めることに、資本主義ゲームの真髄がある。

わたくしもオーディオブックとかラジオで資本主義ゲームの攻略法を語り、我がコンテンツに興味を持ってくださった方がセミナーに来られるとか不動産教室に来られるとかで、実際にお話する機会が多くあるが、

成功する人は分かりやすくて、徹底的に現実主義で、資本を積み上げ、ビジネスモデルを磨き、利益率の高い商売を手掛け、着々とコマを進めている。(※ボロ戸建て不動産投資は、見た目に反してかなり利益率の高い仕事ですのでおすすめです。いずれ銀行融資使うなら、その高利益の仕事にレバレッジまでかかるので、将来の伸びしろもグッド、そんで手堅い)

一方で、うまく行かない人はどんなか、というと、だいぶその共通点みたいなものが見えてきていましてね、それは何か。

一つの選択肢を取ると、別の選択肢が取れなくなる、という自覚がほとんど無い人、これだね。だから何かを選ぶ時に緊張感や真剣味が感じられない。

勤め人の世界で出世するためのゴマすりとかのスキルパネルを開けてしまうと、事業家にとって必要な金を儲けるためのスキルが取れなくなるし、

世間体や見栄や人からどう見られるかの問題にお金や時間や心のエネルギーを投入していると、商品を作るとかビジネスモデルを作る方面に力が回らなくなる。

体調が悪いふりしたり嫁が鬼で困ってるとか肝数値がやばいとかの自虐ネタが上手くなると、健康な生活習慣ではつらつと楽しく生きるのに罪悪感や恐怖感を覚えてしまうという、そういう心の形になってしまう。

「こちらを選ぶとこちらは選べないよ」

と言うと、彼らうまく行かない系の人たちは、

「えっ!そんなの初めて聴いた」

ぐらいの顔をしてびっくりする。

自分が住むための便利で快適な家を買ってしまうと、収益物件は買えなくなるよ、ずっと労働者のままになるよ。

と言うと、仰天する。

で、次に、動揺する。いや、実のところこの動揺は単に習慣化したそぶりであって、自分と異なる意見を持った人間の顔色を伺っているに過ぎず、苦しい顔色してるんだから察してくれよと、そう言う方面にスキルパネルを伸ばした人の反射神経に過ぎないのであるが。

「で、どっち選ぶの?」

と、演技を見抜いているワイのような人間が更に詰め寄るとしますでしょ。(実際はそんなことしませんけど)

彼らは決まって狼狽で目を回しながら、嫁と相談します、と言ってその場しのぐ。必殺技、その場しのぎスキル発動である。

結局は嫁とか親とかが言う通り、自分が住むための新築マンションを35万年ローンで購入するんである。これマジだからね。必ず流されるほうに行く。本当にあるあるで。

そんで次の瞬間には平気な顔をして、

「どうやったら不動産買うお金が貯まりますかね?」

と、聞いてくる。そんな感じ。

いやいやいや、そんな奴いないでしょ?絶対ふかしてるでしょ?と、読者諸賢は総ツッコミして来そうなもんだけど、ワイはそれをすっと手で制し、力強く答えるよ。

そういうやつばっかよ、と。

本当にたくさん見てきたんだわ。

その瞬間瞬間で楽なほう楽なほうに流れてしまう人がほとんどなのだ。人生の限りある資源をハリボテにばかり投入して、基礎や躯体など、内面の充実には資源を分配しない。できない。

人の顔色を伺っている間に、その場しのぎしている間に、人生は終わってしまう。この系統のスキルの土台の上に、勤め人卒業は無い。ま、あるあるなんですよ。


このオーディオの使い方。白熱教室すべてに共通します。
①集中して聴かない
②耳だけ暇なスキマ時間に聴く、運転中とか単純作業中とか
③何度も聴く
④周回ごとに聴こえてくる内容が違ったり、気づくポイントが違ったりする、というのが良い聴き方だと思います

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