365日色の話 ドラマと色 今回はアンチヒーローの長谷川博己さんです。
ドラマと色シリーズ第9回は、”殺人犯をも無罪にしてしまう”弁護士、
明墨正樹を演じている「日曜劇場」アンチヒーローの長谷川博己です。
このドラマは”正義とは果たして何なのか?”世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのかを問いかけるドラマだそうです。
第一回目はドラマのアウトラインが示された感じですが、
なぜ明墨弁護士はアンチ弁護士になったのか。
飛鳥もまた何かを過去を持っているのか。
投獄されている囚人が明墨弁護士の人生観に大きな影響を与えたのか。
無実なのだろうか。
さまざまな疑問を散りばめてドラマはスタートしました。
ダークなだけではないところを、
最後に、検察側の証人が障がいを理由に解雇され続けていることに対して
手を差し伸べ、
それらの会社から確実に賠償金を支払わせることができると伝えるシーンで
「正義とは何か」を感じさせているのかもしれません。
明墨弁護士はエリートなのか、エリートではないのかは明確にはわかりませんでしたが、腕が立つ弁護士である設定には違いないと思います。
それであれば、服装が不一致な感じもしました。
茶色のラップコートを着て、
スーツやシャツも少しぶかぶか感がありすぎる感じがしました。
国選弁護人役で、ニヒルな役であればまだしも、少し違和感を感じました。
ストーリーが進み、展開していく中で、その服装の意味も分かってくるのかもしれません。
ドラマと色シリーズではいつも伝えていますが、人間は動物の危機管理能力として、外から中身を判断するため、長谷川博己さんに見えるのではなく、
明墨弁護士に見えるのです。
そのことで私たちは、映画やドラマを楽しむことができているのです。
長谷川博己さんの演技に大いに期待したいと思います。
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