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365日色の話 オードリーヘップバーンが愛した「ローマの休日」のホテル「ハスラーローマ」から見た夕暮れのバチカン。

今日は偶然にも美的のものの瞬間を目撃することができた旅の話です。
ブルーに覆われた夕暮れ景色が目の前に現れた最高の瞬間でした。

私はオードリーヘップバーンが大好きで、小さな頃から憧れていました。
きのうから朝ドラの再放送に「オードリー」が始まりびっくりしました。)
後半生の多くの時間をユニセフでの仕事に捧げた姿も素晴らしく、美しさの本質を表しているようです。

ローマに行くなら、オードリーヘップバーンが「大好きだ」と言っていたとされているホテル「ハスラーローマ」に泊まることが1つの目標でした。

奥に見えるのが工事中のスペイン広場の階段です
残念!その右奥にホテル「ハスラーローマ」があります
本来はスペイン広場の階段をあがるとホテル「ハスラーローマ」があります
真ん中右奥の建物が「ハスラーローマ」です
スペイン広場にある大きな階段が工事中で大回り


オードリーヘップバーンは
「ローマの休日」の最後のシーンの台詞で、オードリーヘップバーンが演じるアン王女に記者が「一番印象に残っているところは」と聞き、「ローマ」と言うシーンがありますが、
オードリーヘップバーン自身、ローマが本当に大好きだったそうです
お気に入りの「ハスラーローマ」の2階にあるカフェからいつも外を眺めていたと言われています。
楽しみにしていた2階のカフェはその時はもうなくなっていて、そのことをスタッフの方が教えてくれた後も、2階をウロウロしてしまいました。

オードリーヘップバーンはファッションのアイコンであり、
アメリカン・フィルム・インスティテュートでは
「最も偉大な女優50選」で3位に選ばれ、

インターナショナル・ベスト・ドレッサーにも殿堂入りしています。
ピンクの色とハートのものが大好きだったとか。

オードリーヘップバーンはイギリス人女優で、1929年5月4日にベルギーのイクセルで生まれています。
第二次世界大戦中、ドイツ軍に占領されていたオランダのアーネムに住んでいたこともあったそうです。
そのような思いが、ユニセフの活動へと繋がっていくのかもしれません。

1953年初めて映画に出た「ローマの休日」でアカデミー賞のジーン・ハーショルト友愛賞を受賞。
「ローマの休日」が70年前の映画だとは信じられません。
今もイキイキと新鮮で、見る人を惹きつけ続けています。
1959年には、ニューヨーク映画評論家協会賞を「尼僧物語」が受賞しています。

「ローマの休日」では、オードリーヘップバーンの唯一無二のチャーミングで目が離せなくなる美的インパクトに多くの人が魅了されてしまいました。

ちなみに、「ローマの休日」ではスペイン広場の階段でアン王女がアイスクリームを食べるシーンに、階段を上がった上にホテル「ハスラーローマ」が見えるそうです。

「尼僧物語」のオードリーヘップバーンも素晴らしく、本来の強さと敬虔さ
向上心、貧しい人たちへの愛が溢れ、主人公そのものになっていました。
どんな役をしても本来の清潔感が底辺に流れ、物語を上質なものに引き上げてくれます。

まだ、予想もしていなかった、あの美しい癒される瞬間。
タイトルの写真のあの美しい情景は現れていません。

日がある時間帯はこのような普通の景色です
日が落ちてきたレストランの中です
夕暮れのブルーに覆われた空になってきました
上の写真の前の景色です。徐々に美しい瞬間が近づきました
夕暮れの景色はブルーがかり最高の美の瞬間です!
夜になるとあの感動は薄れていきました


タイトルの写真、夕暮れの景色は「ハスラーローマ」の最上階のレストランから撮ったものです。
ローマを訪ねた2016年頃のイタリアでは日本食がブームで、イタリア料理の真髄を楽しみにしていたのですが、だしを使ったり、鰻もオシャレに繊細に和を意識してアレンジされていたり。
コース全体が、和の印象を持ったものでした。
日本人は私たちだけでしたので、
他の人たちには和のアレンジがエキゾチックで喜ばれていたようでした。
実は、アマルフィでもお寿司が出たりで・・。
イタリア料理を渇望していたのだと思います。

そんな時に、この素晴らしい景色が、夜のとばりとともに現れ
言葉にできないくらい最高の気分になりました。
本当に美しくて心を満たしてくれました!

すべてのモヤモヤとした感情など、この景色を見られたことによって、
すべてが、お料理が、カフェがなかったことが・・・
些細なことに思えるほど美しく癒されました。

この写真があなたを癒してくれればうれしいです。

これらの写真は2016年7月に写したものです。


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