見出し画像

10月30日(日):全国初の「こども選挙」

本日は私が住んでいる神奈川県茅ケ崎市で任期満了にともなう茅ケ崎市長選挙の投開票日だったので、それに関連した話を少しばかり。

今回の選挙に際して非常に面白い試みだなと思ったのは、市内の小学生から17歳の子供たちを対象とした模擬選挙「ちがさきこども選挙」が同日開催されたことです。

自治体の選挙と同時に市内在住の全ての子供を対象にした模擬選挙を行う取り組みは全国初だといいます。

主催は「ちがさきこども選挙実行委員会」で、主権者教育を目的に有志がプロジェクトとして発足させた団体です。

こども選挙にあたっては専門家の監修を受けて市内から公募で15人の「こども選挙委員」を募り(小学3~6年)、民主主義に関する勉強会や市民活動家に話を聞く会などを設けたそうです。

そのうえで、選挙委員のこども達は話し合いを進めて市長選の候補者へ問いかける質問を3つに絞り込み、質問ビデオを収録しています。

それを受けて市長選へ立候補をしている各候補者は回答ビデオにて自分の考えを述べており、それら一連の内容がこども選挙用のWEBサイトにアップされていました。

地域紙のタウンニュースでこども選挙のことを知った息子(小学5年)は、前述したこども選挙委員が投げかけた質問とそれに対する候補者の回答の映像を見たり、選挙公報の紙面で各候補者の意向などを読むなどしていました。

そして当日の投票日には私たち親が投票所へ行ったあとに、市内11箇所に設置された中の最寄りのこども選挙用へ行き、2人の子供たちも自分たちの一票を投じてきました。

今回のこども選挙のような場があったことで、子供たちがそこに興味を持って行動するきっかけになったのは間違いありません。

こうした機会を通じて子供たちも自治体運営のことを知ったり、有権者になっていくことへの理解が深まっていけば良いなと思います。


宜しければサポートお願い致します!