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4月7日(木):スポーツコンテンツ&eスポーツとしてのサッカー

昨日はプロサッカークラブのeスポーツへの取り組みに触れましたが、本日も関連した話を少しばかり。

最近は動画配信サービスでもスポーツはユーザーの獲得・継続にとって重要なコンテンツになってきました。

やはりスポーツをコンテンツと捉えた場合の面白さは「筋書きのない展開」で「熱量」があり、なおかつ流行り廃りに左右されない「普遍性」でしょうね。

そうしたスポーツコンテンツのなかでも、とりわけサッカーが占めるウェイトは大きいと思います。

アメリカでもっとも視聴率が高いのはNFLのスーパーボウルで視聴者数はテレビ、ネットをあわせると約1億2千万人にものぼるそうですが、サッカーのW杯決勝だと全世界での視聴者数はその10倍にあたる11億人だと言われています。

それぐらいサッカーは世界に浸透して、多くの耳目を集めるコンテンツであるのは間違いありません。

こうした点はeスポーツの世界にも類似した点があるようです。

eスポーツを起ち上げるチームは右肩上がりに増えており、そうしたチームでは様々なジャンルのゲームに取り組むわけですが、なかでもスポーツやサッカーは押しも押されぬウェイトを占めています。

これはeスポーツチームを組織してチャレンジするにあたり、どのゲームに取り組むかは非常に重要だと言います。

ある団体がその判断基準に挙げていたのは「ゲームが廃れないこと」、「暴力性がないこと」といった点でした。

前者は、あるゲームの人気が出ても、2、3年盛り上がって廃れることもあり、それに飛びついてしまうと初期投資が回収できなくなるとの観点でした。

また後者はeスポーツの視聴者やファンでもある子供たちへの影響やスポンサーへの印象を考えると、暴力性がないほうが望ましいとの話です。

こうした点を考慮するとeスポーツにおいてもスポーツジャンルのゲームは有力だし、とりわけシーズンごとに現実世界の内容を反映して新タイトルが発売されるサッカーゲームはそこへの親和性が高いのでしょう。

動画配信、eスポーツ、いずれにおいてもスポーツやサッカーの占める割合が大きくなっていくのでそこは楽しみな面もあるし、双方を通じてサッカーに親しみを持つファン層が広がっていけばと思っています。


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