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靴づくりの苦労と楽しさを知る、本格ファーストシューズ作りワークショップ

靴ブランド「LIGHTBULB.」主宰で義肢装具士の野口達也さんの「ファーストシューズ作るワークショップ」に参加しました。

事の始まりは、、、

ちゃんと木型を使ってる! これは参加せねば!!

当日の会場はおしゃれなカフェ兼貸しスペース

パーツはすでに裁断してあり、5色から好きな組み合わせで選べました。アウトソールも含めて全てレザー。アッパーはビスポークなどの高級革靴に使われるもの。

私はプレゼント先が未定のため、基本の黒。ちなみに縫い穴、飾り穴は、アシスタントの方が、休み返上でひたすら手作業で穴を開けたそうです。お疲れ様ですm(_ _)m

まずはインソールに好きな文字を刻印。しかし、力あまって、活字を折ってしまいました。スミマセン。
しょっぱなから、不吉な予感が…

本底と中底にゴム系接着剤を塗り、乾いたらドライヤーのでかいヤツ「ヒートガン」で温め、

膝の上で金槌で叩いて圧着。
ここまではまだ余裕がありました。

ちなみに靴職人は金槌で膝を鍛えるそうで…野口さんに実演していただきました…

あとはアッパーと底を縫い合わせるだけ。しかし、ここからが大変。まず、2m以上ある縫い糸の取り回しに慣れていない。縫い始めを覚えるのも一苦労。

その後、ひたすら縫っていきます。

野口さんの面白い靴談義を耳にしながら、ひたすら縫う人々。

ここで大きな失敗! 糸を通す穴を間違えて、一つずれてる!! ずれると、ずれたところまでほどいてやり直しです。終盤で気づき、半分くらいやり直し。絶望感を味合う。野口さんにフォローしてもらい、なんとか皆さんに追いつく。出来の悪い生徒で、二度目のスミマセン。

時間がどんどん押す。焦る、焦る。普段から「コスパがぁ〜」とか言っててごめんなさい、職人さん。

(余裕がないので写真撮ってないです(-_-;))

なんとか、縫い終わり、木型を入れ金槌で縫いと形を整える。

まずは右足、完成! もう片方は比較的楽。

そして左足もほぼ完成。

達成感! そしてエモいミニシューサークル!!
よく見ると、同じ木型なのに縫いが上手い方のと形が微妙に違います。見なかったことに…

ちょっと、持ち帰りがありましたが、一応、皆さんと卒業できました。

ファーストシューズながら、本格的な靴作りの一旦が体験でき、皆さんとも交流できた充実したワークショップでした。失敗もありましたが、野口さんが「今日、完成できなくても、後日完成までトコトンサポートとする」と言ってださり、安心して進めることが出ました。

作る前は誰かにあげるつもりでしたが、初めて自分で作った靴、まさに自分の「ファーストシューズ」。惜しくなり、結局、自宅で飾る事にしました。

おしまい。

野口達也さんのツイッター:https://twitter.com/zucchinitatsuya

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