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マメを育てる〜その3〜

どうも香川県三豊市仁尾町で写真撮影・映像制作の会社を営んでおる、
藤岡と申します。

さて、僕がこの片田舎で写真撮影・映像制作をしている理由ということで、前回は幼少期〜高校時代まで(マメを育てる〜その2〜)を書かせていただきました。今回はそれ以降のお話を。

2.大学時代〜転機1〜

両親の多大なるサポートで、何とか高校を卒業しそれまで想像もしたことのなかった、大学とやらに行くことになったわけです。
1回目の高校は男子校、2回目の高校は通信。
それまで青春の「せ」の字もなかった私は、ドラマ「オレンジデイズ」のようなキャンパスライフを送って何とか“青春”を取り戻してやるぞと意気込んでいました。
そんな不純な心いっぱいではじまった大学生活ですが、私の人生において2つの大きな転機を迎えることになります。

【転機1】ストリートダンス部に入部

入学して間もないある日帰り道に体育館で鏡に向かってダンスの練習をしている集団が、、、、

我々めちゃイケ世代は中学校時代にナイティナインの岡村さんのブレイクダンスを見た時から、強い憧れをもっていました。しかし、田舎ではなかなかそういったストリートカルチャーに触れる機会がなく、「都会の人がする遊び」とおもって諦めていました。

そんな憧れのダンスを目の前で練習している人たちを見たときは芸能人にあったような感覚で、「これだ!!」と思い迷わず入部。

選んだジャンルはもちろん中学生の頃から憧れていたブレイクダンスを選択。(キャーキャー言われそうだし。。)

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そこからダンスにのめり込んで行きます。
難しい技を練習たり、ビデオを見て研究したりそれを学園祭や、クラブイベントで披露すると盛り上がるわけです。楽しくて仕方がない。
ただ、すごい技をするだけで盛り上がるのははじめだけ。
そこから先は自分のスタイル(オリジナリティ)を求められるのがダンスの面白い所。どうやったら、人と違うことをして且つかっこいいパフォーマンスができるか。
こんなことを考えながら部活で練習した後も、夜な夜なストリートで練習したりとどっぷりダンスの楽しさにはまりました。

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もちろん“オリジナリティ”を考えるダンスの楽しさに出会えたのも人生にとって大きな転機ですが、それより何より、同じように向上心を持って切磋琢磨できるダンス部の仲間に出会えたことは、私の人生にとってはとても大きな転機となりました。

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一見、ストリートダンス部と言えば、柄の悪い奴イメージをお持ちの方もいるかも知れませんが、見た目は決して柄の良い人たちではないけど、ダンス部を作った先輩の想いを大切にし、後輩たちに伝え、徳島という田舎だけではなく県外に遠征しレベルアップをはかるなどストイックに練習をしている集団だったです。
そんな、見た目とは裏腹なダンス部にのめり込み、ダンスとともに励んでいると、なんと3年になるころにダンス部の部長にさせてもらうことになりました。

これまで素行の悪さ故、学級委員長から登校班の班長まで長と言う長をしたことのない(させてもらえなかった)私にとって、部員が100人程いる部活の長を仰せつかるのは、プレッシャーでもあり楽しみでもありました。

今思うとその時、「はじめて認められた」的な感情があったかもしれません。
それからというものダンス部にとてつもない忠誠心をもって、
ダンス部がどうやったらより良くなるか、
どうやったらかっこよくなるか、
どうやったらより楽しくなるか、
どうやったらストリートでも舐められないダンス部へなるか等、
ダンス部のことをずーーーと考えるようになったのです。

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悩みではなく、ずっとアイディアが湧き出るような感覚が初めての体験で、楽しくて仕方なく、ダンスのスキルアップをするより、同じ志を持った仲間とダンス部のことを考え、実行し効果が出ると言うプロセスが何より楽しい時間へと変わっていきました。

そして、次なる転機となるわけですが、今週はここまで。

続きは来週。



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