見出し画像

マンチェスター・ユナイテッドの人気ハンパないって! -FJまりこ的サッカー旅⑦ICC編-

ここ数年、毎年7月になると、シンガポールが私を呼びます。

「シンガポールにおいでよ。ヨーロッパのサッカーが、アジアで観られるよ」。


FJまりこホイホイ。
私は、まんまとこの誘惑に釣られて、シンガポールへ出かけていくのです。


私のお目当ては、インターナショナルチャンピオンズカップ。略してICC


ヨーロッパの強豪チームが出場する、2013年から始まったプレシーズンマッチの大会です。7月から8月にかけて実施されます。

久保建英選手が、レアル・マドリードに移籍したことによって、日本でも話題になるようになりました。

私は、3年連続でこのICCの、シンガポールラウンドに行っています。
もちろん、今年も行ってきました。

ただし、レアル・マドリードは、アメリカラウンドで試合をしていたので、久保選手を観ることはできませんでした。残念。

ヨーロッパに行くよりも、約半分の距離を移動するだけ。シンガポールで楽しめる、ヨーロッパのサッカー。

チェルシー、バルセロナ、マンチェスター・シティ。今年の夏は日本でも、これらの強豪チームの試合を観ることができました。


日本で強豪チームを観るのもいいですが、旅の気分を味わいながらサッカーも楽しむというのもがとてもよいのです。

↓こちらのnoteでその魅力についても記載していますので、よかったらどうぞ。


ちなみに、今年は昨年、一昨年と違って、週末に2試合観ることができました(例年は水曜日あたりに1試合開催して、週末に1試合開催のパターン)。

7月20日 マンチェスター・ユナイテッドvsインテル・ミラノ
7月21日 ユベントスvsトッテナム・ホットスパー


この2試合を観るために私が買ったチケットは、カテゴリー4。下から2番目のカテゴリーです。1試合あたり約5千円。2試合観ても、約1万円でした。ゴール裏ですが、ピッチは近い席。なかなかお得です。

カメラマンの姿で、見切れることもありましたが、アップしている選手たちが目の前でした。大迫力!


日本で観たバルセロナvsチェルシーは1試合で最安値でも、1万円でした。場所は、ゴール裏の上段。あれは、高過ぎです。楽天カップ。来年あるかどうかわかりませんが、もしやるなら、価格設定は再検討してほしいと思います。

↓楽天カップの定価3万5千円の席です。

ちなみに、このICCのチケット。

毎年7月にあることはわかっているので、3月~4月にかけてサイトをチェックして、直接サイトから購入しています。

StubHubなどの海外サッカーのチケット売買サイトでも買えるのですが、直接買うより、値段が高いです。チケットの販売期間さえ意識しておけば、競争率はそんなに高くないので直接購入がおすすめ。


7/21のユベントスvsトッテナム・ホットスパーの試合は、インターネット上では、売り切れが確認できませんでした。直前でも買えたようです。

7/16に発行されたメールマガジンで購入を促す告知もされていました。

しかし、マンチェスター・ユナイテッドの試合は違います。


先行発売日当日、しかも開始時間と同時に買った私でさえも、見切れ席しか買えませんでした。

決済の画面に行く前に、次々と消えていく空席。席を選択できても、先に進もうとすると、「そこの席はなくなりました」と表示されることも度々ありました。

結構焦りました。なんとか席を確保できてよかったです。しかも、見切れ席とはいえ、前から2列目。悪くはありません。

ただ、この苦戦に対して、思い当たるふしは3点ありました。

①トッテナム・ホットスパーのファンの友人がいるので、そちらを先に買ったから。
②2席ではなく3席の連番で取ったため。
③コスパがよい席を買おうとしていたため(臨場感たっぷりの席でありながら、費用は安め)。

それにしても、売り切れが早かったです。

一般発売で残っていた席は、コスパがあまりよくなさそうな席。そんな席であっても発売日にあっと言う間になくなっていました。

私が、昨年、一昨年と観た対戦カードはこの2つ。

2017年 チェルシーvsインテル・ミラノ
2018年 アーセナルvsパリ・サンジェルマン

いずれも、マンチェスター・ユナイテッドのようなチケット即完売現象は起こっていませんでした。

発売日当日、開始時間に合わせて買えば、自分の好きな席が選べましたし、当日近くになってもチケットはインターネットで購入できたように記憶しています。

なんでだろう?と不思議に思っていました。

試合当日、スタジアム周辺に行ってびっくり!
赤、赤、赤、赤。


駅を降りても、スタジアムの外のファンゾーンも、近くのショッピングモールも、もちろんスタジアムの中に入っても赤だらけ。


どこを見ても、見渡す限りマンチェスター・ユナイテッドのユニフォームを着たファンばかりです。


私はマンチェスター・ユナイテッド側のゴール裏席を買っていたのですが、対面にあるインテル・ミラノ側のゴール裏でさえも真っ赤でした。


インテルの青いユニフォームを着たファンはほとんどいません。

マンチェスター・ユナイテッドのファンが多いことを示すエピソードを一つご紹介します。

試合前にインテルのファンがクラブのエンブレム入りのビッグ弾幕を出そうとしたときのことです。

ポツポツと僅かにいる青いファンが、弾幕を掲げるために、懸命に動く中、赤いファンたちがその幕を割って、掲出を妨害していました。かなりの衝撃。

↓最後にようやく掲げられていました。


日本代表のビックジャージの下に入ったことがありますが、幕の下に入ってしまうと、選手の入場など、ピッチが全く見えなくなってしまいます。


それが嫌で、マンチェスター・ユナイテッドファンが下から妨害したんじゃないかな、と推測。きちんと掲出すべき場所、自分たちのゴール裏で掲出しているのにも関わらずです。


2015年のものですが、こういった記事を見つけました。
日本以外の中国、シンガポール、インドネシア、マレーシア、韓国での人気No.1クラブはマンチェスター・ユナイテッド。

4年も経っているので、新しいデータがないか、検索したのですが、新しいものが見当たりません。

日本のNo.1はACミランではなくなってそうだし、韓国ではトッテナム・ホットスパーが躍進していそうです。ソン・フンミン選手は国民的スター選手ですから。

ただ、シンガポールやインドネシア、マレーシアは大きな変動はなさそうな気もします。2015年のデータとはいえ、僅差での1位ではなく、割とぶっちぎりの1位でしたから。

後で調べて知ったのですが、シンガポールでマンチェスター・ユナイテッドの試合が行われるのは、18年ぶり。シンガポール選抜との対戦以来だったようです。

人気No.1のチーム、かつ久しぶりの試合。

そういう理由でファンが押し寄せたのでしょう。
ここまでの熱狂ぶりは、日本では最近あまり見られないような気がします。

今まで感じることのなかった圧倒的な推しの差を感じました。

シンガポールでのマンチェスター・ユナイテッドの人気、ハンパないって!!

ここまでが、本編となります。

以降は、おまけとしてICCシンガポールラウンドのもう1試合、ユベントスvsトッテナム・ホットスパーの試合、今回堪能した、シンガポールのアクティビティやグルメについて書いています。ぜひ、こちらもお楽しみください!!

この記事は、旅とサッカーを彩るWEB雑誌OWL magazineのコンテンツです。この記事単体で購読することも出来ますが、月額700円で15〜20記事が読み放題となるのでそちらの方がお得となっています。


ここから先は

1,931字 / 11画像

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?