初めてのアップグレードで、ビジネスクラスの虜に♡ FJまりこ的サッカー旅⑤
時をさかのぼること、約半年前。2019年1月のことです。サッカーのアジアカップが、UAEで開催されていました。
日本代表が決勝まで進んだため、UAEの首都アブダビへ行くことにしました。
3連休に1度グループリーグを観に行っていたので、2度目のアブダビです。1か月の間に、2回も行くなんて!自分でもびっくり!!
その1度目の帰り道に、OWL magazineの円子さんが言っていた一言が強烈に記憶に残っています。
「(行きか帰り一方ではなく、行きも)ビジネスクラスにすればよかった」。
エティハド航空のビジネスクラスは入札制。その時は片道約8万円で、アップグレードできたようです。
詳しくは円子さんのこちらの記事をどうぞ。
円子さんの感覚になって、記事を読んでいると「8万円なら、コスパはいいかもしれない」そんな気がしてきます。
最近、私の金銭感覚は麻痺しがちなので、なおさらです。
でも、ちょっと待って、私!!目を覚まして!!
6万円もあれば近場のアジアであれば、余裕で旅に行けます。お小遣いも含めて、トータルコスト6万円で行ける国だってあります。
そして、先日のインタビュー記事で発覚したけど、私の月収の8倍よ、円子さんの月収!
ちなみに、ビジネスクラスとはどういったものなのでしょう?
大きくわけて①搭乗前、②搭乗中、③搭乗後と3段階で、メリットを感じることができます。
① 搭乗前
専用のカウンターがあり、混雑をよそにすぐにチェックインできます。荷物もエコノミーより重量制限が緩い会社も多いです。帰りにたくさんお土産を買っても、スーツケースの重さを心配する必要はありません。
専用の保安検査場を使えるところもあります。
すぐにエアーサイド(出国審査後のエリア)に行くことができるので、ラウンジでゆっくりと過ごすことができます。シャワーを浴びてすっきりできるし、おいしいご飯も食べられます。
海外の空港だと、プライオリティパスを持っていればラウンジで快適に過ごすことができるのですが、日本の空港ではステータスを持っているか、ビジネスクラス以上のクラスに乗らないと、いいラウンジで過ごすことができません。
②搭乗中
航空会社にもよるのですが、たいていの場合、後ろの人を気にせずに座席を倒すことができます。フルフラットになる機体もあります。フルフラットにならなくても、足を伸ばすことができることが多いので、身体への負担は劇的に軽減します。
機内食や飲み物もグレードアップ。スパークリングワインも飲めます!
あとは、長距離移動のときのアメニティもゴージャス。高級ブランドとタイアップしていることも多いです。私のお気に入りはフィンエアーのマリメッコ。私の名前、マリコですから。
③ 搭乗後
「荷物を待っている時間はもったいない」。
一刻も早く出てきてほしいです。ファーストクラスやビジネスクラスの荷物は、優先的に出てくるため、エコノミーの乗客よりも一足お先に荷物を受け取ることができます。1本早い電車やバスに乗れて、早く帰れるかもしれません。
ゴクリ。
ビジネスクラスが、とてもよく見えてきました。
とはいえ、エコノミーのスペースでも、私は、座席がさほど狭いとは思いません。映画を見て、うとうとして、ご飯食べていれば、12時間を超えるフライトでもあっという間に現地に着いてしまいます。
そんな私にとって、お金と快適さを天秤にかけて、快適さを取る日はきっと来ないと思っていました。
そう、アップグレードでビジネスクラスの快適さを体感するまでは!
最近、乗った飛行機がアップグレードされました。GWにナミビアへ行った時のことです。大人になって自分で旅をするようになってから、初めてのアップグレードでした。
結構な回数飛行機に乗っているのに、意外とチャンスは巡ってこないものです。
下記に記したナミビアへの往路、②が今回アップグレードされました。
①東京(成田)ーソウル(仁川) ※ソウルで遊びたいので敢えて経由
②ソウル(仁川)-香港 ※これがアップグレードされました!
③香港-南アフリカ
④南アフリカーナミビア
今回乗ったのは、アシアナ航空。
「A380」という2階の建てのかなり大きな機体でした。調べてみるとどうやら世界最大と言われているようです。フル2階建ての飛行機は、結構レアなのかもしれません。飛行機オタクじゃなくても、レアって言われると得した気分になるものです。ゲンキン。
前日からWebチェックインを試みていたのですが、アライアンス提携をしていないナミビアに行くからか、4人中3人がWebチェックインできませんでした。
なので、早めに空港に行きました。
自動発券機はあったものの、使えなかったので、カウンターへ。
カウンターは、長蛇の列。
しかし、同乗する友人の1人がアシアナ航空のゴールドメンバーだったので、誰も並んでいない特別カウンターへ案内されました。
ステータスって素晴らしい。
その時は、荷物を優先的に乗り換えをしてくれるためのタグをつけてくれるだけだと思っていました。トランジットの時間が、約1時間しかなかったからです。特にアップグレードに関するコメントもありませんでした。
発行された搭乗券を手に、出国手続きを済ませると、プライオリティパスで入れるラウンジへ。出国後にラウンジに行くのは、もはや習慣です。
行ってみるとまさかの満員。並ばないとは入れませんでした。
ありえない!!
結構長い行列だったので、諦めて搭乗口に向かいました。水だけでも持って行きたかったです。ラウンジの賢い使い方として、シャワーを浴びたり、アルコールを飲んだり、現地っぽいご飯を食べたりして、リフレッシュするというのもあるのですが、出国の時に没収された飲み物をタダで補給するという使い方もあります。
私ってセコイ!いや、節約家と呼んでください❤️
時間になり、搭乗を待つ行列が、ある程度収まってから搭乗開始。
ファースト・ビジネスクラスとエコノミーの入り口が分かれていたので、迷わずエコノミーの方に向かいました。搭乗券を見せたCAさんも、何の躊躇もなく、私たちをエコノミーに案内しました。
でも……。行けども行けども私たちの座席がありません。
機内1周しそうなくらいウロウロしました。1階ビジネスクラスを通過してエコノミーに突入。そこまで行っても席の番号はなく、突き当たりまで進み、階段を上りました。さらに、2階席も後ろから前へ移動。再度エコノミー抜けて2階建ての機内ほぼ全て移動すると、再びビジネスクラスゾーンへ。
途中で5-6歳くらいの子どもが、タブレット覗き込みながら堂々とビジネスクラスに座っているのを見つけました。「こんな小さい頃から、ビジネスクラスに乗っているなんてろくな大人にならないぞ!(意訳:羨ましい!!)」と思いながら通り過ぎました。
「あれ?番号がついにあった!」
私たちの席はビジネスクラスにありました。アップグレードしてもらえていたのです。
俄然、上がるテンション!!
離陸前に、意気揚々とアップグレードされたことを呟いたはずでした。
それなのに、離陸前で電波がなくなったようで、ツイートができていませんでした。私の中では、飛行機搭乗前によくある悲劇の1つです。
↓下書きとして残っていた悲しいつぶやき。
思い出すのは、友人が持っているアシアナゴールドメンバーのカード。
その恩恵です、きっと。
2階建ての機体で、ビジネスクラスの座席数が潤沢にあったことも、影響していると思います。
本当に素晴らしい!!4人もいたのに!!
香港までじゃなくて、香港から南アフリカへの長距離フライトだったらよかったのに!
せっかくビジネスクラスに乗れるのならば、4時間のフライトより12時間以上のフライトがいいです。人間の欲には際限がありません。
前日、韓国で遊びすぎ、深夜まで買い物や食事をしていたので、ほとんど眠れませんでした。自業自得。
ご飯を食べて、お酒を飲んで、映画を見ていると、深い眠りの海に落ちて行きました。
↓機内食は、意外と普通。
↓外反母趾のお見苦しい足ですみません。こんな感じで足伸ばせます。
香港に着いた時、身体が全く疲れていなくてびっくり。エコノミーでもあまり疲れないもんだと思っていました。それでも、感じないようにしていただけで、きっと身体は疲れていたのでしょう。
FJまりこ、贅沢を知りました。
ビジネスクラスって、とてもいいです。
そう思っていても、旅に出るたび、毎回ビジネスクラスにしていたら、破産してしまいます。
ここで湧き上がる、熱い気持ち。
「あぁ、もっとお金を稼げるようになりたい。」
稼げる旦那さんが欲しい、ではありません。
「お金持ちと結婚できなければ、自分で稼げばいいじゃない!」byマリコ・アントワネット。
「もっと吟味して旅に出る回数を減らせばいいじゃない?FJまりこ旅に出すぎ!!」
おっしゃる通りです。でも、旅に出たい衝動を私は止められません!!
自腹を切ってのビジネスクラスは厳しいので、ビジネスクラスへのアップグレードの可能性が高まる上級会員を狙うことにしました。
私は2019年、通称「マイル修行」と言われる修行をしています。
昨年よりたくさん国内外を旅をしているのは、この影響もあります。
特に国内。
昨年は、出張も含めて片手で収まるほどしか往復していないのに、今年は既にその回数を超えています。
今回は友人の力だったので、自力ではなかったけど、上級会員になれればアップグレードのチャンスが広がるかも……。
取らぬ狸の皮算用的に今から心躍っています。早すぎ。
アップグレードの魅力にハマってしまった今回の旅。
ステータスよ!私をビジネスクラスへ連れて行って❤️
本編は以上になります。おまけとして、アップグレードつながり、ホテル編を書きます。
この記事は、旅とサッカーを彩るWEB雑誌OWL magazineのコンテンツです。この記事単体で購読することも出来ますが、月額700円で15〜20記事が読み放題となるのでそちらの方がお得となっています。
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