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わたしの獣たち 写真本の5冊目

こんにちは。FK3(フクゾー)です。
ちょこちょこと手に入れている写真に関する本を紹介していきます。
写真本の5冊目はこちら。


在本彌生さんの写真はTRANSITやBRUTUSなどで目にしたことがあるのではないかと思います。2006年の初写真集「Magical Tradsit Days」にも元客室乗務員ということもあり世界の写真が旅の写真で構成されてます。こちらの「わたしの獣たち」も2015年の作品ですが5篇のエッセイとともに約300ページに世界各地の写真が載ってます。そしてありがたいことに、どの写真がどこで撮られたかも書いてあります。写真家の濱田英明さんの写真集DISTANT DRUMSもこのようになっていたように思います。もちろん同じ場面に出くわすことは無いですが、旅に出るきっかけにもなりますね。

帯には「世界に潜む美を探し求める旅」と。
そして巻末には「美の有り様は無自覚にして鮮烈である、獣たちのように。」と。

みんげい おくむらの奥村 忍さんが昨年出版された「中国手仕事紀行」も在本彌生さんの写真で雲南省・貴州省が写し出されています。近年の世界の変化のスピードは凄まじく、中国もどんどん変わっていってしまってます。旅の写真というのは旅に誘うだけでなく、この時はこうだったという記録の意味も強くなりそうです。

旅は自分にとっては非日常ですが、現地の人にとっては日常なことがほとんど。そう思うと非日常というのは日常の一側面。案外身近なところにも美が沢山潜んでいるのでしょう。でも旅に行きたいなぁ。

写真本の5冊目は在本彌生さんのわたしの獣たちでした。

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