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お客様は神様ではない

こんにちは!Mark(@fkj_Mark)です!
今回の記事は完全なるぼやきです・・・!悪しからず・・・。

私はジャニーズさん、特に今はSnow Manさんのファンです。
皆さんもなんらかしらの人や物を応援する「ファン」だと思います。

ところで、皆さんの思う「ファン」とは何だと思いますか?
検索すると「競技・演劇・映画、またそれらの特定の選手・俳優などに対する、熱心な愛好家」と出てきます。

私は「その人のやることを無条件で応援して、より活躍することを願って伴走すること」だと思っています。

この事を考える上で、キングコングの西野さんのラジオがすごく参考になったので、内容を簡単にご紹介させていただきます。(いいのかな?勝手に・・・ダメだったらすみません!!)

このラジオの中では、「ファン」と「クレーマー」を見抜く必要があると紹介されています。(加えて「株主」の存在も紹介されていましたが、ここでは割愛します。)
ファンは一般的には自分の活動を応援してくれる人を差しますが、西野さんはもう少し具体的に以下のように定義しています。
ファンとは「現在の価値の延長線上にあるもっとよい未来の価値に期待してともに歩んでくれる存在」であると。

一方、過去の姿にとどまらせようとしている人はファンではなく、あなたが死ぬ気で築いた場所を自分のもののように扱う「クレーマー」であるとも言っています。
クレーマーは自分の居心地がよくなるようにあなたの労働力をつかって変えさせようとする。
ファンという大義名分を武器にして、ファン辞めます!なんて言葉をかざして脅す。
昔のままで、今のままの状態のままで食いっぱぐれたときに責任はとってくれない。

この意見に関しては本当にそうだと思いました。
何かコンテンツやサービスを提供する立場であれば、お客さんの意見を聞く必要はありますが、それだけが全てではない。
どう進むかを決めるのはあくまで「提供する側」です。
あくまでサービスをどうするかは「提供する側」の人生・進退・ストーリーなんですよね。
なので私は、ファンが出来るのは「意見をする」のではなく「伴走する」ことが最大限だと思っています。

そのサービスを受ける側は、それぞれ意見があるのは当然だし、不満を覚える人もいるかもしれない。
でも、自分たちの理想のために気に食わないって伝えてることは、どういう目的ですか?
それって自分たちが思い描く姿に縛りつけてませんか?

何でこんな説教じみたことを書いているかと言うと、先日Twitterで「アイドルが出ている番組の内容が気に食わなかったから、直接制作側に意見した」というツイートを多く見かけたことがきっかけです。

この行為は「アイドルの”ファン”であるが故」なんだとは思います。
そんなの自分的に面白くないから見たくない、番組による過剰な演出はそのアイドルが可哀想だなど。
内容についてどう思うかは自由ですので、一度置いておきます。

今回気になったのは、「それって制作側に意見するのって本当に正しいんだっけ?」ということです。
すごくシンプルな話で、その行為で喜ぶのって自分だけじゃないですか?人は傷つけてませんか?ということなんですよね。

仮に自分が制作側やアイドルだったとして、
せっかく練った企画を面白くないって言われたら皆さんならどう思いますか?
全力で頑張って臨んだ番組を面白くないって言われたら皆さんならどう思いますか?
今回の内容より、こうした方が面白くなりますよと否定されるようなことを言われたとしたら?

私がその立場だったら落ち込むし、凹むし、自信をなくします。
番組を辞めたいとさえ思うかもしれません。
そのコンテンツが無くなる可能性だってあるんですよね。

あと、その意見が必ずしも番組を飛躍させるかは考えたほうがいい。
それは制作側にしかわからないはずです。その番組は「ファンだけの番組」ではないんです。
番組が仮に無くなったら、そのアイドルは活躍の場所をなくしますよ。

って考えると、これって本当に「ファン」がしたほうがいいことなのでしょうか?
ァンを騙って意見をすることで、回り回ってアイドルへダメージを与える可能性があることも、少し立ち止まって考えてもいいかもしれません。
番組がなくなるのは、そのアイドルにとっても、制作さんにとっても、なによりファンにとっても嫌なことなはずだから。

ちなみにこれはアイドルだけでなくサービスや人間関係など幅広く当てはまると思います。
例えば友達関係であれば、違うコミュニティの人と付き合わないように防御してくる友達っていませんか?
友達といいつつ、自由を奪っている。

なにか直接的な被害を受けたときは別として、意見をするということは本来はその人の未来への責任が伴うと私は思うんですよね。
生きている以上、永遠に今が続くことはありません。絶対未来がきます。
だったら好きな人が「より良い未来に向かう」ほうが良いのではないでしょうか?

お分かりだとは思うのでこれを書くのは大変恐縮ですが、「ファン」だからすべて許されるってわけではない。
本当に応援している人・モノのためなのかってことは考えたいですね。

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