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ワンピースに学ぶ!正義感の無駄遣い!!

どうもチョイアスです。
今日のテーマはかなり現代的じゃないかな〜と個人的に思っています。
インターネットが普及して、誰でも情報を発信出来るようになりました。同時に情報を大量に受け取るようになりました。(情報との向き合い方は是非こちらを読んで頂ければいいです。)


情報を発信出来る=自分の意見を表現することが出来る。
これはインターネットの恩恵に間違いありません。こうやって私の書いた物を見てもらえるのも正に恩恵。しかし、ここに大きな大きな問題が隠れていました。

【こうでないといけない】

と言う自分の主張が絶対的な正義であるという攻撃的な主張です。
恐らく現代社会や実際に生活している中でもあると思いますが、これって意外と少なくないですか?規模にもよりますが、会社内に1人か2人いるようなイメージですよね。
しかし、これインターネット上ではたくさん沸いています。果たしてどうしてでしょうか??

これを読んでるあなたなら簡単に分かりますよね。
そうです。匿名という名の下で発信しているから好き勝手書いているのでしょう。
(まあ、盛大なブーメランを投げているイメージですが笑)
ここでお伝えしたいのは、タイトル通りで

『正義感を押しすぎていませんか?』

というお話です。
別に匿名のアカウトを批判しているわけではありません。匿名で私が正しいと一方的な主張を押し付けることに問題提起しています。

絶対的な正しさは存在しない

正しさ、つまり正義感と思っていればいいですが、物事の正しさはその都度、見る角度、立場などによって大きく変わります。もちろん、一般的なとまとめると大衆的な正しさの基準はあると思いますが、そんな分かりきっている主張を堂々とするのって、何か意味があるのでしょうか?
最近面白い本を読みまして、人間は『判断』をすると自分が優秀であるという気分になれるらしいです。
判断をすることで、人間の脳には
・こんな問題も分かってる自分すごいな〜という気持ち良さ
・判断することで自分は正しいという快感
この2つが反応するらしいです。
(この本を読んだ時、もちろん私はドキッとしましたよ笑)

そして、この判断をして気分良くなったとしても、実際の自分がいる現実世界は何も変わってないのです。(まあ、あえて言うと気分は良くなってますがね。笑)
つまり、インターネット上で芸能人の不倫や企業の不祥事について自分の正義感を振りかざした所で、気分が良くなるだけで実際の自分の生活が良くなっているわけではないと言うことです。

少し前に流行った流行病にたくさん射ってと言われたものですが、あの当時陰謀論者としてたくさんの人が『目覚めた』とか言って呟いていましたが、目覚めた結果あなたの現実は変わったでしょうか。
結局の所、正義感を振りかざしていろんな主張を広める努力をしても、実になることは実際の所はほとんどないのでしょう。それであれば、自分がコントロール出来る現実世界に集中して、自分を認知している関わりのある人たちに自分の夢や目標、そして悩んでいるなら悩みなどを正直にうちあけた方が、生きている現実世界を変えれる可能性があります。

現代人は、知らず知らずのうちに自分からバーチャルの世界で架空の幸せを追いかけているのかもしれませんね。

実際、私の元に相談に来る子育て世代で、幸せそうに家族と暮らしている人ほどSNSはやっていませんし、やっていてもアプリを開くこともほとんどないそうです。
つまり、バーチャルの住人でリアルな不満をぶちまけている人は、現実に向き合わずにバーチャルの世界に癒しを求めた結果不幸になっている可能性が高いと言うことです。

ワンピースの世界に置き換えると、、、

あの世界は非常に分かりやすいですよね。
背中に【正義】とドン!と書かれた海軍が海賊を追い詰める構図。
しかし、冷静に考えてほしいのは、ココヤシ村に始まり、アラバスタ編やドレスローザ編など、市民を守るべき海軍は何も出来ず、海賊が村や国を救うというストーリーが描かれています。(もちろん海賊が主役の漫画なので仕方ないのかもしれませんが。)
海賊だから悪というのも当然いるのでしょう。しかし、海賊だから悪ではない人物もいる。海賊という1つのイメージだけで、悪だと決めつけるように現代社会では、ある一つの正義の価値観をそれぞれの人が持ち、それを主張し合うようになると対立構造を生む選択肢しかないと思います。
ワンピースもいよいよ最終章に突入して、まとめに入っている感じがありますが、海軍がいる世界政府側(民衆が正義だと思っている所)の悪行が次々に読者には伝わっています。最終回に向けて、正義を掲げているものが本当の正義なのか、果たしてひっくりかえるか。毎週の楽しみです。
最後にちゃぶ台をひっくり返すようですが、マリンフォードの頂上決戦でドフラミンゴが言っていた
『正義は勝つって!?そりゃあそうだろ。勝者だけが正義だ!!!!』
というセリフのインパクトは絶大でした。

正義は正しいわけではない。
これぐらいの気持ちを持っていた方が人間関係は良好になると思います。
だって我我は一人一人違う価値観の人間なんですから。

あなたの明日がちょっとでも良くなりますように☆

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