ちかごろ読んだ、病気系の面白かった本
ここ数年で読んで、面白かった病気系の本。
リウーを待ちながら
日本で局地的に疫病が発生し、都市封じ込めとなるサスペンス漫画。タイムリー。劇中の病原菌は、今回の件よりも超強力なやつだけど、「中国はこんな感じだったんかなぁ」という雰囲気はわかるかもしれない。
暴力と不平等の人類史
格差の是正、富の再分配にもっとも効果的なのは、戦争・革命・崩壊・疫病の4要素だった…というわけで、丸々25%使って、疫病の破壊力とそれが社会にもたらす効果を語ってる。
世にも危険な医療の世界史
大昔からの続く、医療のトンデモ歴史。中世はこんなことやってたんだ、現代でもこんなことやってたの!?という、トンデモ医療史
世にも奇妙な人体実験の歴史
チャレンジャー達の人体実験の歴史。いろんな無理ゲーに果敢にチャレンジして、だいたい死んでる。でも現在の医療や科学があるのは、彼らのおかげ。
銃・病原菌・鉄
人類史の中で、現代を形作ったファクターは何か?というお話。その三代ファクターの1つとして、家畜の飼育と引き換えに伝染病という宿業を背負った的なお話。
10万個の子宮
子宮頸がんワクチンをとりまく環境についてのルポタージュ。ワクチン打とうぜ!という気持ちになれる。
経済政策で人は死ぬか?: 公衆衛生学から見た不況対策
西内さんにオススメされて読み中。病気というか、医療統計の人からみた経済政策分析。偉い人が経済政策をミスるとどれくらい人が死ぬか…というのがわかりやすく語られてる。
などなど、他に面白い本あったら教えてくださいまし。
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