見出し画像

フォロワー数はパワーではない

「フォロワー数をウン倍する」といったノウハウが、ネットにはよく流れている。

多くの人は、フォロワー数を「集めるだけ強くなる成功のバロメータ」と考えているようだ。

ドラゴンボールの戦闘力のような感じだろうか。 

経験上、それは間違った考え、それもかなり危険な間違いに思える。

フォロワー数はブースター

一般的に、フォロワー数は「多ければ多いほどよい」と思われているが、それは間違いだ。なぜならフォロワー数の本質は、パワーそのものではなく、パワーを増幅するブースターだからだ。レバレッジ(てこ)と言ってもよい。

「フォロワー数はよい効果をもたらすもの」ではなく、「よい効果も悪い効果も、X倍にするもの」と考えるべきだろう。

フォロワー数は、あなたの良い行いや面白いおこないを拡散してくれる。一方で、あなたの悪い発言やスキャンダルも拡散させる。このデメリット部分を意識せず、あるいはリスクヘッジせずに、「表示上のフォロワー」を増やそうと注力する人間が多いようだ。


正しい順番でグロースさせよう

何かを育てるときには、正しい順番というのがある。

タネに農薬をかけても意味はない。
果実に肥料をやっても意味はない。

ソーシャルにおける正しいグロースは、まず価値のある能力や実績を作ることから始まる。次に、その能力をつかってよい行いをしたり、実績を裏付けとした情報発信を行うのが大事だ。

正しい順番で活動すれば、フォロワーは自然と集まってくる。フォロワー数は、あなたの行動が、誰かにとって価値があったという、可視化にすぎない。

正しいグロースのループ
・実力をつける
・世のためになることをする
・社会的信頼を得る
・その信頼をブースターにより大きなことをやる

正しいプロセスで集まったフォロワーには、単なるフォロワー数以上の価値がある。おなじ1フォロワーであっても、それが誰かによって、意味は大きく変わるからだ。

数字上の10万フォロワーよりも、あなたを応援している優秀で熱意ある100フォロワーのほうが、はるかに価値も影響力もある。


無理にフォロワーを増やす必要はない

ほとんどのユーザーにとって、フォロワー数を稼ぐ必要はない。自分が趣味を共有できる程度の規模で十分なはずだ。

無理な手段でフォロワー数を増加させても、本人の自力がともなわなければ、ブースターとして活用できないからだ。逆に、リスクの高い行動で集めたフォロワーは、炎上のリスクを増すだけかもしれない。ブースターは、よいことも悪いことも拡大することを思い出そう。


まずは、自分が本気で楽しくなれることに打ち込もう! そして、そのことに興味を持ってくれる、濃い仲間を作っていくのが大事だ。

数字を増やすために、興味のないことに首を突っ込んだり、むやみに叫んだり、冷蔵庫に入ったりする必要はまったくない。そういう行為は、むしろあなたのコアファンを減らしてしまう。

あなたが本当に集めなければいけないのは、あなたと価値観を共有してくれる仲間だ。あなたが好きなことを真面目に追求しながら、それをわかりやすく布教していこう。そうすれば、自然とフォロワーも増えていくはずだ。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

よろしければ、サポートお願いいたします! 頑張っているnoteチームのみんなに、回らないお寿司をご馳走しようと思います。

ありがとー(お返事がランダムに出せるようになりました)
987

深津 貴之 (fladdict)

piece of cake CXO。THE GUILD代表。ユーザーの行動を設計するデザイナです。 UXデザインやUIデザイン、noteのカイゼン報告などについて書いていきます。

何度も読みたい記事 vol.2

お気に入りの記事たちです。
37つ のマガジンに含まれています

コメント4件

わたしもそうだと思います。数値化はヒエラルキーを生むので好みません。

noteのフォロワーという概念は昔からあったものだと思うのですが今はあまり必要性を感じません。ビュー数イコールでもないですし。

Twitterもジャックがフォロワーについて言及していて表示が小さくなったり今後数ではなく人々がもっといい価値観をもてる新しい基準ができたらいいなぁと思っています。

ても、スキ!は嬉しいです。単純にやる気が出ます!(笑)
Note のフォロワー数が伸び悩んで、ちょっと悩んでいましたが、この考えであれば、悩む必要性はなさそうです👍
「フォロワー数を増やすにはどうするか」よりも「どうすればフォロワー候補に届くか」を考えた方が、我々凡人には有益でしょうね。
わかっちゃいるけど、見栄えがね~的な考え方がまだ抜けない。(苦笑)
まずそこから卒業しなくちゃいけませんね。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。