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noteで企業の情報発信をする皆さまへ

採用やブランディングなどにnoteを活用したい、企業さん向け入門ガイド。こんなことするとよいですよー、というメモ。

SNSマーケティングというと、注目を浴び、ウケをとるためだけに、冷蔵庫に入ったり、裸踊りをするようなものも多くあります。とにかく注目を集めればよい、という考え方です。ですが私は、そのような行為を推奨していません。


学生時代を思い出そう

自分の学生時代を思い出してみてください。極端な言動で注目を浴びようとした人が、それだけで人望を集めたケースはなかったはずです。

僕の学生時代に、全裸でサリーちゃんを歌いながら廊下を疾走していたヤツがいました。

あるいは、「カイザード アルザード キ・スク・ハンセ グロス・シルク! 灰燼と化せ 冥界の賢者 七つの鍵を持て 開け地獄の門! 七鍵守護神」という呪文詠唱を、毎朝クラスの黒板に書き込んでいたヤツもいました。

体力測定にて、握力数百kgで幅跳び40メートルといった超人的な嘘データを偽名(バッジオ)で記入し、全国1位となったヤツもいました。彼は、文部省から表彰されかけ、体育教師と一緒に謝罪をしに行った…とききます。(全国一位になると、保健体育の教科書の裏表紙にデータがのるので、大問題になるのだそうです)。

あとは、生徒会選挙の演説で「南京大虐殺はなかった!」と演説をぶち、世界史のテストで全問題を元号で答えるという、気合入った極右ガイもいたのですが、残念ながら選挙に落ちました。

彼らは前田慶次もビックリの、まごうことなき傾奇者でありロックスターではありましたが… その行為をもって、周囲の信頼を得たかといえば、まったくそんなことはありませんでした…


企業キャラ立てというのは、そのような行為をもってして、行うべきではないと思うのです。そういった行為は、短期的には注目を集めるかもしれませんが、長期的にはクレイジーなやつというポジションを得るだけです。

男子校であれば、それで成り上がることもできるかもしれません。認知だけで勝負できる業界なら、機能する可能性もあります。ですが、パブリック空間において、そのような行為はリスクを積み上げることにしかなりません。

かぶくの上級者むけとわりきって、まずは以下のようなところからはじめてみましょう。基本的には、インターネットをよくすること。体験やエピソードベースの知を共有することが、もっともオススメです。


noteが推奨する情報発信
・インターネットをよい方向に進める情報を出そう
・業界に一目おかれる知識やノウハウを出そう
・業界の新人が成長する情報を出そう
・新卒や転職者が知りたい情報を出そう
・思想や大義を知ってもらおう


こういうことを赤裸々に書くと、競合他社のみなさんも同じようなことを言い始めるのですが… 僕らは気にしません! だって、そのほうがインターネットがよい方向に進むから。

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いただいたサポートは、コロナでオフィスいけてないので、コロナあけにnoteチームにピザおごったり、サービス設計の参考書籍代にします。