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米大学部留学ブログ秋学期Week2

9月30日(土) Vol 9

大学が始まって2週目が終わった。
深夜2時にこのブログを書いているが、去年の授業2週目が終わった週末に比べると疲労感も少ないし、やはり全てに対して心に余裕が生まれたように感じる。去年の新学期初めの数週間は、とにかく新しい環境に慣れようと、興味のあるイベントには全て行ったり、沢山の人に声をかけて人脈を広げようとしたりして必死だったのを思い出す。

今学期から大学内でバイトを始め、今週から仕事が本格的に始まった。アメリカでは、留学生は"Work Study"という、大学内のバイトであれば働くことができる(ビザの関係で大学の外では働けない)。1年生の頃から、いつかは大学で働きたいと思っていたし、折角働くのであれば、自分のためになりそうなスキルが身に付く仕事に絶対に就きたいと思っていた。

私は、デザインセンターにある Prototyping Lab という場所で、トレーナーになった。Prototyping Labは、デザイン関連の授業などで試作品を作る学生のために開放されている作業場で、帯鋸盤やレーザーカッターといった様々な工学機械が沢山置かれている。トレーナーはその場所で、新1年生に機械の使い方を教えたり、プロのデザイナーの試作品を作るお手伝いをしたりする役割を持っている。

Prototyping Lab(夏休み中に撮ったので人が誰もいない)

まだトレーナーになって2週間しか経っていないが、この仕事をとても気に入っている。Prototyping Labに行けばいつも誰かが作業をしているし、「何を作っているの」と聞くと嬉しそうに色々と説明してくれるのでその場所にいるだけで楽しい。さらに、新しい機械の使い方を学べる時間もトレーナーのためだけに確保されており、その時間も「仕事」としてカウントできるのでものづくりが好きな私にとって天職のように感じる。

今週の土曜は、旋盤の扱い方を練習した。過去に2回使い方を教わったことがあるが、覚えることが沢山あり、毎回手順をところどころ忘れてしまう。分からないところを聞き、メモをとって同じことを何回も繰り返しながら覚える。今日は2時間練習し、割とスムーズに使えるように上達したので、今後は定期的に復習したいと思う。いつかは先輩のように、色んな工学機械を何なく使いこなせるかっこいい人になりたい。

旋盤

学期中の仕事は順調に進んでいるように思えるが、行き詰まっているのは来年の夏のインターンシップ探しである。アメリカはインターンシップの募集が始まるのがとても早い。私の友達の何人かは、すでに誰でも知っているような有名企業でインターンをすることが決まっている。そんな彼女らをみると、内心焦ってしまう。留学生である私にとって、一番の敵は「WE DO NOT ACCEPT F1 VISA」という文である。留学ビザを持っている人を雇わない会社は思っている以上に沢山あり、誰でも応募できるような会社のインターンシップを探すこと自体が大変である。先輩に聞くと、留学生は100〜200社以上に出願するらしく、気が遠くなる。パソコンの画面と睨めっこし、自分が応募できそうな仕事を探し続けると、容易に3時間超えてしまった。そんなことが毎日続く。インターンシップをアメリカで獲得するのは長期戦になりそうだ。このブログでもこれから定期的に進捗を更新したいと思う。誰か私に仕事をくれないかな。。。と切実に願う今日この頃である。



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