100歳の生命力。
ちょうど空になったグローブの箱と、ちょうど紙切れしたトイレットペーパーの芯。
いつも手持無沙汰で他者の手拭きタオルを触っていることの多い利用者さんへ、箱に丸く穴をあけ、トイレットペーパーの芯がちょうど立てて入れられるように工作をする。
芯を出し入れをしながら少しでも手先を動かしてくれないかしら~。
期待をせずにその箱をお出しすると、結構できる。
調子に乗ってほかの利用者さんにも作業をお願いしてみる。
その中に御年100歳になられたおばあ様がいた。
おばあ様はそれは小柄なおばあ様なのだけど、あちこち動く。しゃべる、食べる。飲む。
「こんな棒握るぐらいなら、男の〇〇〇握る方がよっぽどましじゃいっ!!!!」
「みんな、自分の男の〇〇〇持ってるんだからにぎりゃーいい」
「でも旦那のは見慣れてつまらん」
生命力でしょう、これは。まぎれもなく。
三大欲の一つなんですね、、まぎれもなく。
人間の性を見せつけられた一瞬でした。
・・・・このおばあ様にはやはり作業より仕事が必要だなあ。。
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