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マンション購入体験記その2/賃貸で全然見つからなかった話

前回の記事

前回の要約
妻の妊娠発覚をきっかけに職場に近い水天宮・清澄白河・住吉エリアで賃貸マンションを探し始めました。

賃貸で良い物件が皆無

そんなこんなで賃貸マンションを探し始めたのですが、これがもう見つからなかったのです。そもそも妻の職場は東京都中央区。中央区って言ったら港区、千代田区と並んで都心3区ですよね。そんな場所に住めるはずもないのでちょっとずらしてギリ自転車圏内で探したわけなんですが、それでも家賃相場が非常に高かったのです。

ちなみに三鷹市では駅徒歩5分2LDK60平米15万円の賃貸マンションに住んでいました。2人だったらそれくらいの広さで全然良かったで同条件くらいで探していました。

具体的な条件としては

  • 2LDK以上

  • 2階以上

  • 風呂トイレ別

  • 追い焚き機能

  • ウォッシュレット

  • 家賃18万以下

とかなんですが、この条件で探すと検索結果0件です。
まーないんですよね。やっと見つけた1、2件を内覧すると築40年駅徒歩15分でボロボロみたいな感じで18万円出してこれはないな・・という感じでした。

それでも今だけないのかもしれないと思い2、3ヶ月ほど毎日SUUMOをチェックしていました。けど、全然ないんですよね。本当にないんです。その後、住んでみて分かったのは特に清澄白河エリアはファミリー向け賃貸物件がほぼ存在してないんですよね。分譲賃貸だといいものもありますが25万円くらいが相場です。20万以下ではほぼ不可能なのです。

いっそのこと買ったほうがいいのでは?

となると、買ったほうがいいのかもしれないと一応分譲マンションも見始めます。今もそうですけど、時代は超低金利時代。4000万円のマンションなら月々の支払いは管理費修繕積立金入れても12万程度で済みます。

オリンピックが終わったらマンション価格下がるかもしれないけど、徐々に下がり始めたとして、それが2025年だとする。今から7年後、家賃15万なら1260万を家賃として支払い続けることになる。そこで7年後に買ったとしたら1200万も物件価格は下がっているだろうか?

マンション価格が下がるきっかけは金利上昇かもしれないけど、そもそも金利が上がるとローン支払いも増えるわけで、それなら総支払額考えたら金利上昇を待つ意味はないな・・・。

それに賃貸用マンションと分譲マンションでは設備のレベル感が全く違います。

当時の検索条件みてもそうですけど

  • 風呂トイレ別

  • 追い焚き機能

  • ウォッシュレット

こんなの分譲マンションじゃ当たり前も当たり前じゃないですか。
いまでこそディスポーザーがーとか、リビングインはとか、口うるさくなってしまいましたが、賃貸はやはり食洗機とか付いてることがレアですし、防音、防寒、共有部の充実度などなど次元が違います。

待てば価格は下がるかもしれないけど、人生で1番大切なのはお金ではなく時間と幸せです。と考えるようになりました。

とは言え、予算も限られる

当時の23区新築マンションの平均価格が6600万円。新築マンションを買ってしまうと月々の支払いが結局20万程度になってしまいます。

主に予算的な理由から新築マンションは早々に選択肢から外しました。最近、東京でマンション買ってるリアルの知人もほぼほぼ中古マンションなので、いまはさらに平均価格も上がっていることもあり、おそらく検討の流れ全く一緒なんじゃないかと思います。

築浅の中古も高いので、築古の中古マンションをリノベ、リフォームするのが東京では、ぼくら庶民の主流になりつつあるのではないでしょうか。

そんなわけで中古マンションをターゲットに探し始めました

予算感は4500万円。今考えるとかなり厳しい予算感ではあるんですが、探し始めて3日目の夜、布団の中で見つけたことを今でも覚えています。

「あれ、この4780万円の物件、けっこーいんじゃないか?」

これが運命の出会いだったのです・・・・

つづく

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