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シャムロックに思いをこめて

30年以上前、アイルランドへ旅行に行きました。
その時泊めてもらった修道院のことを9月に書きましたが、
今日は、アイルランドの守護聖人セントパトリックの日ということで、
また少しだけ書かせてください。

写真は、アイルランドの「ロイヤル・タラ」の
ティーカップです。
アイルランドの国の草?花?シャムロック
(三つ葉のクローバー)と、
大好きなスノーフレークを挿して。

国の花が三つ葉の白詰草というところからして好きなんです(笑)

「タラの丘」は、アイルランドの人々にとって、
古代から、非常に重要な魂のふるさとのようなところなのかもしれません。
「風と共に去りぬ」のスカーレットの父親は、
アイルランドからアメリカに移り住んだ人だったので、
自分の農場に、その思い入れの深い「タラ」と名付けたんですね。

旅行に行った20代、
まだほんとに子どもでしたけど、
あの頃、私はとても自由でした。
そして、あの時期があったから、「今・ここ」に
戻ってこられたのかもしれないと思います。
その後、自ら選んだ古い価値観の世界で、
長い時間生きてきました。難しい病にもなって、
辛い時間も味わいました。
もう充分味わいました(笑)
そろそろ、あの自由な精神を持っていた「自分」に
戻ってもいいと思う。

体は歳を取っていくけれど、残りの人生は、
妻や母や嫁である前に「私である」ことを大切にしよう、
その意識を持って生きていこうと思います。

苦労を知らなかった若い頃、
スカーレットのあの逞しさは、今ひとつ
ぴんとこなかったけれど、
今はとても憧れます。
人生の困難は、人を育ててくれますね。
苦しみを知って、はじめて本当の幸せを知るのかもしれない。

アイルランドの緑を思い出し、
本当に精霊のいそうな大自然を思い出し、

「タラがある、タラへ帰ろう」と叫んだ
スカーレットのように、
人生の困難から立ち上がり、
希望を持って生きていこう!
と今朝、白詰草を摘みながら、
改めて思いました。
今までの全てに感謝し「本当の私」へ帰ろう!

お付き合いくださってありがとうございます。

あなたにとって良い日になりますように♡










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