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自由な視点を持ち続ける

(↑昨日の公園の秋♪)

何度も書いていますが、かつての私はとにかく見ている世界が狭く非常に生きづらい人生でした。
○○はこうあるべきが、とっても多くて、言うなれば「不自由な視点」を持ち続けていました(~_~;)

美術家の篠田桃紅さんの「百歳の力」(集英社新書)の中に

「自由な視点を持ち続ける」というのがあります。
「世の中のことというのは、どのようにも考えられるんですよ。どのように考えてもいいどころじゃない。
どのようにでも考えなくてはいけない。これが鍵です。」

アンコンシャス・バイアス、ご存知の方も多いと思いますが、
いわゆる「無意識の思い込み」のことですね。
私たちの脳って、その構造維持のために、言ってみれば、常に省エネモードで動いているというか、怠け者(^^;というか、そういうところがあるそうなんです。

それで、親や学校、または過去の経験から「無意識の思い込み」をして、その判断で生きている。膨大な情報をいちいち判断していたら、パンクするので、その思い込みを利用している・・なんかそんな感じですかね?

それで、この「無意識の思い込み」って、誰もがもっているものなんだけど、自分(または他者)を苦しめているものが、多かったりすると、かなり生きづらくなっていくそうなんです。(かつての私)

なんというか、脳の機能だと考えると、客観的に自分をみることができますよね。
自分はこういう人間だと決めつけているのも、「思い込み」だったりしますよね。

私も詳しく勉強しているわけではないので、興味あったら調べてみてくださいね。もしご存知なかったら、ちょっと検索するだけでも、「なるほど~」って思って、視野が広がるかもです。

神谷美恵子の「生きがいについて」(みすず書房)の中に、「いきいきした人間」とは正反対のタイプとしてあげられている人のことが、なかなかに考えさせられるので、ご紹介します。
「することも話すこともすべて型通りで、習俗をそらで覚えているようなひと。こういう人は職場や家庭、社交の場などでやるべきことを寸分の狂いなく、いわば自動的ともいえるほどの能りつのよさで果たせるが、習俗の力では対処できないような事態に当面した時には、まったくの無力になる。」

非常事態。国家レベルでも、個人レベルでもいつおこるかわかりませんよね。
なんか考えさせられるなあと思いました。

「自由な視点」常に自分の認識の外を見続けるって、本当に大事ですね!
健康に生きるということ以上のものがあります。
なにものにもとらわれない、自由な心で、「自分の人生」を好奇心を持っていきいきと過ごしていきましょう。

それでは今日も肩甲骨まわりをほぐして、自然体であなたを生かしてくださいね。私も「自分」を楽しみます(*^-^*)

読んでくださって本当にありがとうございます。

充実した時間をお過ごしください。


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