昔、お花を習っていた先生のお宅に、
とっても広いお庭がありました。
お稽古が終わると、庭に面した南側のテラスで、
摘み立てのハーブで
良い香りのハーブティーをいただいたりして、
とっても贅沢な時間でした。

その時、先生がお庭のことを話してくれたことが
あります。そこは昔、
お隣さんのお家が建っていたそうなのです。
先生は、もう少しお庭が広かったらいいなあと
思っていて、もしも広かったら、
ここにこれを植えてあっちにこれを植えてと、
「楽しみながら」妄想を膨らませて、
ガーデンのデザイン画まで描いていたそうです。

そうしたら、数年後、なんと
お隣さんがお引っ越しされることになって、
土地を売ることになり、すぐに買われたそうです。

私はそれを聞いた時、とても驚きましたが、
洋服を買うのとはわけが違うし、
家一軒分の土地を買うお金があることの方に
意識がいってしまい、
もともと、恵まれた環境で育った方なので、
「先生は特別」と思って、その話は、
自分とは関係がないものと思って、
すっかり忘れていました。

ところが、昨日、noteで
他の方の記事を読んでいたら、急に記憶が
よみがえってきました。

そのお花の先生が、
たまたま私と２人きりになった時、
実にさりげなく、しかし真顔で
こうおっしゃったことがあったんです。

「楽しく想像すると（願いは）叶うわよ」

確かに先生は、
子どものようなところがあって、
無邪気でとてもかわいらしく、
ご自分の「好き」がはっきりと
見えている人でした。

そして、別の時に別の話の時に、
こう言われていたんです。

「こっそり（黙って）良いことをすると、
自分のことが好きになるわよね」

つまり陰徳を積むということですが、

人から良い人と思われたいから
良いことをするのでもなく、
また、道徳的な感じでもなく、

「自分のことが好きになる」から、
「自分の気分がよくなる」からする
という感覚が好きだなあと、
当時感じたことも思いだしました。

昨日のnoteで、
お隣さんの土地を買われた幸運な方と
先生が重なったこと、
別の方の陰徳を積むと幸せになる
という記事を続けて読んだことで、
いろいろがつながって、すっきりしました😊
noteって、こういうことがたまにありますよね。

ちなみに、陰徳を積むというのは、
難しいことではなくて、
人の幸せそうな笑顔を想像するとか、
「今、生きていることに感謝する」も、
陰徳なのだそうです。

欲しい未来は
「楽しくわくわくしながら想像する」
そしていつも自分のことを好きでいるために
「こっそり良いことをする」と、
あなたにも、
私にも、
幸運が訪れるかもしれませんね♡

それでは、今日も明日も良い日になりますように♡

読んで下さってありがとうございます。