最近、新曲を公開できるようになった理由

最近、3曲もネット上に曲をアップしました。実は前作から1年以上、曲を上げてませんでした。曲をアップロードしなかった理由と、それを打開した方法を述べていきます。


理由その1 歌詞が書けない

一つは、歌詞が書けなくなってしまったからです。元々歌詞を書くことは苦手でしたが、自分の作曲能力が上がるたびに歌詞の稚拙さが気になって、書く気が失せて放棄していました。

ですので、歌詞のない曲のストックはかなりありましたが、発表できない期間が続いてしまいました。

では、どうして再び歌詞を描くようになったのか。それは、「音楽とことば」「新しい音楽とことば」「作詞少女」この3冊を読んだことをきっかけでした。

音楽とことば あの人はどうやって歌詞を書いているのか (P‐Vine Books)

新しい音楽とことば (SPACE SHOWER BOOKs)

作詞少女~詞をなめてた私が知った8つの技術と勇気の話~

これらの本を読んで、自分は歌詞を書くときに、「誰が歌うか」「どこで歌うか」「誰に歌うか」そして、「曲の持つメッセージをどう言語化するか」「浮かんだ単語はメモりまくること」を意識するようになりました。

僕はメロディー先行で歌詞は後で考えるタイプで、適当に歌ってメロディーを決めるタイプの人間です。

適当に歌ってて、例えば「君に会いたい〜」という言葉が出てきたときに、

「君って誰?恋人?友達?家族?死んだ人?生きてる?」

「会ってどうする?どこで会う?いつ会う?会いたいけど会えないパターン?」

みたいなことをメモって膨らませる感じです。

正直、語彙力がないのでかっこいい表現や単語は出てこないのですが、思いついたことをメモるだけでだいぶ歌詞の輪郭が出てくる気がしてます。

この作業を行った結果、何とか3曲捻り出せたのでした。

作詞の本は他にも読みたいものがあり、先に上げた本も内容を忘れちゃってるところもあるので、作詞方法の研究はまだまだ続きそうです。

理由その2 ボーカル録音環境が無い

公開していなかった理由2つ目は、ボーカル録音環境が無かったからです。

私は実家住まいで、ある程度の騒音を出すことは黙認されてるのですが、そうはいっても家族に聞こえる形でボーカルを録るのは恥ずかしいし、迷惑になっちゃうな…と思ってました。

ボソボソ歌うならまだしも、結構声を張り上げるので…。

そんなとき、マレケーの即死さんが車内でボーカルを録ったという話を聴いて試してみたら、結構イケました。

田舎なので、車内で叫んでも今のところ苦情は来てませんし、苦情が来たら人気のない公園にでも移動すればいいかな、と考えてます。

座って歌うので声が出しにくいですが、まあそこまで綺麗に歌おうとは思ってないので、車内録音は結構いい感じでした。

ちなみに、2019年から作曲を始めましたが、始めたての頃はアパートに住んでおり、誰もいない時間帯を見計らってサクッと録ってました。今聴き返すと近所迷惑を気にして小さい声で歌ってる曲があり、ちょっと納得がいってないです。その頃に比べたら今のほうがのびのび声を出せていい感じです。

今後の目標

とりあえず、ストックがまだまだあるので作詞の作業を続けます。

ある程度曲が完成したら、アルバムみたいな形でサブスクで聴けるようにするのも楽しそうだなと思ってます。

そもそも、曲を作り続けてる理由は、いつかバンドを組んで演奏するためですし、ゴールはスタジオ録音です。

今ネットに上げてるのは、頭の中に浮かんだものをある程度形にしたものが、せっかく完成したならいろんな人に聴いてほしいなぁと思ったためです。メンバー募集するときに役立つかもしんないし。

テクニックは無いし、ミックスも適当だから、聴いててなんだかなぁと思う人はいるかもしれませんがね。

まあそれでも創作物を公開するだけマシなのかなぁと思うこの頃でした。

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